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パチンコ業界がネトウヨから攻撃されないようにする簡単な方法

次元の違う嫌韓

私は常々、日本人の嫌韓意識がパチンコ業界へ向かうことを恐れています。最近の保守派を主導しているのは、櫻井よしこ氏や百田尚樹氏、上念司氏や竹田恒泰氏です。

ただ、ネトウヨと呼ばれるネット上でイキる愛国者(私も含む)は元々、2ちゃんねるの東亜板において、10年以上前から地道に韓国関連のファクトを積み重ねていました。

櫻井女史はともかくとして、ミドル世代の保守論客は、ネラーの集めたファクトを元に韓国叩きを開始した背景があります。もちろんガセネタやヘイトも含まれていましたけどね。

最近は自民党でさえも「政策はリベラル、アイデンティティは日本」という形で弱者もネトウヨも取り込んで強い支持基盤とし、国政選挙で無敗、史上最長の「安倍総理」を作り上げました。

民主党政権時代、自民党のネット戦略を担ったのは世耕氏だったと記憶しています。2ちゃんねるで民主党叩きをする人は「チーム世耕」などと揶揄されました。彼は東亜で拾ったとしか思えない韓国ネタを党内や保守論客へ広めます。経産大臣として韓国絶対殺すマンになってる世耕氏ですけど、昨日今日で嫌韓になったわけじゃないんですよ。

そしてついに日本の世論は「韓国とは距離を置くべし」と切り替わった。これは10年20年では覆せない大転換です。

史上もっとも嫌韓意識の高まった今、在日コリアンに対して、旧来の保守論客だけでなく日本社会全体が敵に回る恐れすら出てきた。当然その意識は容易にパチンコ業界へも向けられる。

北朝鮮のミサイル、韓国の不買運動などのニュースが流れるたび、在日コリアンの多いパチンコ業界は危機に晒されるのだとお考えください


あいちトリエンナーレ問題

先日愛知県のとあるイベントで、いわゆる「慰安婦少女像」が芸術作品として展示されました。

同じく、昭和天皇の写真を燃やす動画まで「芸術」として展示され、日本中から抗議が押し寄せました。監督を務めた津田大介氏や、税金投入を決めた大村知事らに非難の矛先が向かっています。

イベントの是非はここでは問いませんけど、非難しているのは保守派だけではなく、途中でイベントを止めたことに怒るリベラルからも叩かれており、まさに四面楚歌状態。


炎上のさなか、大村知事の政治資金収支報告書の一部が晒されます。大村知事へ献金した人の名前は、金要求氏。

このツイ主はパチンコホールと勘違いしてますけど、金要求氏とは、みなさんご存知の通り、三洋物産の会長、金沢要求氏です(写真中央)

帰化していれば献金は合法ですし、そもそも要求氏は業界内でも有名な人格者です。名古屋のフジで海物語を打つ姿も目撃されたりするほど自社機を愛してもいる

ただ、

知事が認めた「昭和天皇を燃やすポスター」

知事が認めた「韓国の慰安婦像」

そんな知事に献金していたのは海物語で有名な三洋物産の会長

社長は在日コリアン

つまり?

どうです? 連想ゲームとして十分に成立するでしょう。ネットで怖いのは連想ゲームです。本人の人格や事実なんて無視され、拡散してしまう。

幸いなことにこのイベントへは麻生グループ(麻生副総理の会社=麻生氏はネトウヨに人気)も協賛していたため炎上には至りませんでしたけど、ダイコク電機やゼントも協賛しており肝を冷やしました。

この話題に触れるだけで業界から干される、少なくとも三洋からの仕事はもらえなくなる可能性は高いわけで、それでも書こうと決めた危機感をご理解いただけたらと思います・・・・・・。


ネトウヨの煽動を止める必要性

百田尚樹は今でもパチンコを蛇蝎の如く嫌っていますし、パチンコを敵視する保守系議員もいる。カジノ推進派もパチンコをスケープゴートにしています。ゆえに尾立氏を当選させたかったんですけど、とりあえず次の参院選までの3年間は保守派に大人しくしてもらわねばならない。

最近は「秋元司」の名前を出すことが、政治に詳しい人の共通行動みたいですね。時代は平沢勝栄じゃねえよ! 的な。でもね。世論が沸騰した場合に彼らが業界の味方をしてくれるわけないでしょ。

平時の今だからこそ協力してくれるわけで、大切なのは世論を起こさないことなんです

パチンコ廃絶の流れは依存団体から起こる可能性が高かったんですけど、こちらの可能性は随分と小さくなりました。警察主導ながら射幸性を抑えたという既成事実を作り上げましたし、ギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子代表が想像を超えてアレな人だったのも、ここに来てプラスへ働くようになりました。

田中氏はそもそも民主党寄り。ギャンブル依存問題で錦の御旗を握る寸前まで行ったのに、政権与党や官僚に対してアウトサイダーな抗議屋の姿勢を崩さなかったため、関係者会議にすら呼ばれませんでした。すなわち国の制度設計から外されたんです。

ちなみに参謀の宇佐美典也氏は、昭和天皇の写真を焼いたことに立腹し、津田大介を徹底的に罵倒していたのは面白いところ。結構ネトウヨなんすね。

日本人は依存に対して厳しく、「本人が悪いんだよ」で終わりがち。ましてやアルコールと違いパチンコはギャンブル。「やらない人のほうが多いのに勝手にやって損をして、助けてもらおうなんて甘いよ」という認識になる。ゆえにパチンコ依存問題を端緒とする業界即死の危機は山を越えたかなという印象です。

油断はできないけどな。


パチンコ廃絶論の保守派が黙る一手とは

今後、パチンコ廃絶の流れが起こりうるとしたら、それは現在の「嫌韓」からつながっていく。火をつけるのは保守論客、導火線はネトウヨです。ネトウヨの定義は広がり続けており、嫌韓が国民の7割近くになってしまった以上、爆発したら止められません。

そこで提言します。

社会貢献をしましょう。

え、既にやってるって?

福祉団体への寄付金、車椅子の寄付、ペットボトルキャップ等々

・・・・・・ボンペイ吉田がそんなつまらないこと言うわけないでしょ。


やるのは「神社清掃


なんでトップ絵がひぐらしなのかと思ったでしょ。ここにかかってくるんだな!(ドヤ顔


なぜそれだけでネトウヨは黙るのか

ネトウヨの語源はネット上の右翼。右翼である以上、皇室を敬愛していますし、もちろん神社も好き。特に靖国神社や伊勢神宮へ参拝した際にはSNSへ喜んでアップします。

というか私も喜んでアップしましたしね!

しかしネトウヨは有名なところしか行かないんですよ。靖国神社や官幣大社のようなフォトジェニックな場所ばかり。リベラル勢がひめゆりの塔や原爆ドームへ行く感覚に近いのかな。

政治的な人ほどイデオロギー上の意味ある場所へ行きたがります

伊勢神宮を筆頭として、北海道神宮、鹿島神宮、香取神宮、氷川神社、明治神宮、三嶋大社、諏訪大社、熱田神宮、伏見稲荷大社、熊野神社、春日大社、住吉大社、出雲大社などなど、官幣大社(=皇室・天皇を祀る神社)の写真は数多く見かける。

しかし一方で、村の奥地にひっそり佇む神社へは誰も行きません

かつて水害のあった場所、大火災のあった場所、荒ぶる神を鎮めるために建てられた祠は、小さな鳥居とともに朽ち果てていたりします。

これを掃除しましょう、という話。

うちの近所に神社なんて無いよというホールさん、ご安心ください。神社は日本中に80,000社あります。パチンコホールの8倍ですから、無いのではなく知らないだけです。

神社もホールも日本中にある。ならば社会貢献として地域貢献として成立しますよね。


ネトウヨも右派である以上、神社の清掃に異は唱えられません。仮に「売名行為だ!」と批判したところで、じゃあお前がやれよという話になる。

これまで散々やってきたパチンコ業界の寄付や清掃活動は、地元の人にしか刺さりません。ゆえにネトウヨはパチンコを簡単に批判する。だって自分とは無関係の団体へ寄付されたって感謝できないし、知らない土地の道路や海岸を清掃されたって心に響かないから。

ところが神社ならば「保守派として関係のある場所」となるため批判できなくなるんですね。


なぜ地域貢献として優秀か

都会の人には分からないかもしれませんけど、田舎の人は祭事大好きです。子供の頃から積み重ねた記憶と共に、地元の神社をとても大切に思ってる。実際、映画やアニメでも、田舎の光景として夏祭りは定番でしょ?

そして、私のようなインドア派はさっさと田舎を捨てますけど、いわゆるリア充、スクールカースト上位は田舎に残る。郊外パチンコ店の主要客を想像してみてください。アニオタじみたインドア派より、ドカタや左官、建築関係、肉体労働系の客が多いでしょ。

神社の清掃は、地方に住まう人、パチンコの主要客層の心に刺さりやすいんです。


本庁に許可をもらう

清掃に割く人員は、これまで地域の清掃活動をやっていた部分を振り分ければいい。人数を割けないホールは無理にやらなくてもいい。それこそ大手ホールの出番でしょう。めちゃくちゃ地元から愛されますよ。ダイナムなんて超好きそうだよね。

ただし、勝手に境内をいじってはいけません。全国80,000社のうち79,000社は神社本庁が管轄しています。ネーミングから役所っぽいですけど民間の宗教法人。各都道府県に「神社庁」を置いてありますので、ネットで調べて問い合わせましょう。

許可をもらえば、あとは実際の清掃。必ずビフォーアウターの撮影を行い、神社庁へ報告を行います。さらに店内へも掲示したいところですね。

慣れてきたら地方新聞やコミュニティ紙、地方TVや地元FMなどへプレスリリースを出して取材に来させましょう。地方のマスコミはネタに飢えていますから無料で宣伝してくれること請け合いです。

また、神社の由緒を学ぶことで、地元の伝承を知ることにもなり、スタッフの教育へつながります。


一石二鳥三鳥四鳥

見向きもされなかった神社の清掃。手を上げたのは地元のパチンコホールだった。これを全国でやるんです。ネトウヨが批判できるはずもない。だって彼らは靖国参拝に一生懸命で、地元の朽ち果てた神社に対しては何もしてこなかったんだから。

神社清掃のメリット
・パチンコ批判が沸騰するのを回避できる
・むしろ感心される
・地元マスコミに取り上げられる
・地元民から感謝される
・スタッフの教育になる
・現在やっている地域貢献の付け替えで済むためローコスト
・パチンコ業界の地位向上(選挙にも好影響)

というかこれ、デメリットがない。

目指すは「神社清掃といえばパチンコ業界」という看板です。明日からでもできる神社清掃。ぜひ、全日遊連、県遊協、単組、各ホール、一体となって取り組んでほしいなと思います。


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