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【8月5本目前編】廃棄前提おじさんとは・前編
長くなりましたので前後編に分けます。
謎のトレンドワード
一昨日、“旅館の料理”、“友人の弁護士”、“田端大学”、“廃棄前提おじさん”というワードが突然ツイッターを賑わせました。
事の発端はこれ。
Go Toでちょっと高い旅館に泊まったら、大失敗。出てきた夕食がこれ。さらに天麩羅とごはん、お吸い物。多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまり廃棄前提(としか思えないし、実際にかなりの廃棄が出ているはず)。不味くはないけど、体験価値としては…… pic.twitter.com/hw3xsCQTfM
— よりかね けいいち@子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー(noteサークル) (@k_yorikane) August 10, 2020
場所は万座温泉です。泉質は全国一好きなので、日帰りでは相変わらず通うけど(入浴だけは最高 of 最高。みんな行くべし)、もう二度と泊まらないかな。
— よりかね けいいち@子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー(noteサークル) (@k_yorikane) August 10, 2020
昔は食べきれないほどのご馳走を出すのが、勝ち方のセオリーだったのかもしれないけれど、明らかに時代遅れ。
GoToキャンペーンの割引を使い温泉旅館へ泊まったら食べ切れないほどの料理が出てきた。不味くはないし温泉も良かった。しかし数多くの料理は廃棄前提だ。二度と泊まらない。この宿を選んで大失敗だ・・・・・・
というのが寄金佳一(よりかねけいいち)氏の主張です。
画像を見る限り、少量多品種、ごく普通の会席料理に見えます。もちろん廃棄前提で提供されるはずもなく、むしろ残されたら旅館側はガッカリするでしょう。このような宿の場合、少食ならば予約時に「料理は少なめで」と伝えれば喜んで対応してくれるでしょう。
普通ならば「美味しかった!量が多かった!ちょっと残しちゃったよー」で終わるところなのに、廃棄前提で料理を出す宿と、誹謗中傷に近い批判を行ったわけですね。
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