【6月5本目】警察庁生活安全局保安課・小堀龍一郎課長の〝真意〟|全日遊連第30回総会
小堀課長の挨拶が情報島に出ていましたので、解説を試みたいと思います。
情報島はほんと助かる。今までLINEグループ等で寄せられた情報は外に出せませんでしたけど、情報島ならば引用する形で解説できますから。
令和3年6月14日
全日本遊技事業協同組合連合会
第30回通常総会における保安課長挨拶
全日本遊技事業協同組合連合会の第30回通常総会が執り行われましたことを心からお慶び申し上げますとともに、皆様方におかれましては、平素から警察行政の各般にわたり、深い御理解と御協力をいただいておりますことに対しまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
一般的な挨拶です。ここに変化が現れることはまずありません。あったらヤバい。
皆様方には、新型コロナウイルス感染症対策に関し、日々細心の注意を払いながら努力を重ねてこられていることに対しまして、心から敬意を表する次第であります。
これは本音でしょう。クラスターを発生させていないパチンコ業界に対し、敬意と安堵を抱いてる。
本年4月に再び緊急事態宣言が発令されましたが、ウイルスの変異などに伴い、今後も講ずべき対策が変わることが想定されます。引き続き、政府や各都道府県からの最新の情報、要請や働きかけの内容等を十分に踏まえつつ、感染防止対策に万全を期していただき、従業員と遊技客、その御家族の方々の健康・命を守って頂きたいと思います。
これまた本音。今後も対策を続けてねということ。
と同時に、3回目の緊急事態宣言においてほぼ全てのホールが休業しなかった点について〝問題ない〟ということでもあります。
警察は世論に敏感ですから、1回目の緊急事態宣言時のように世論が沸騰すれば、クラスターの有無にかかわらず、業界へ休業を求めざるを得ません。いたずらに世論を刺激せぬようにしましょう。
本日は、旧規則機の撤去にテーマを絞りお話させていただきます。
一般的に、警察はテーマを絞りません。自家買いから依存対策まで総花的に語るのが常なのに、絞った。つまり「耳の穴をかっぽじってよく聞け」ということです。
昨年5月に国家公安委員会規則を改正し、旧規則機の撤去に係る経過措留期間を1年間延長しました。その趣旨はこれまで累次申し上げているとおり、業界団体の要望を受け、
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