スポーツ協会のドンがパブリックエネミー(公共の敵)となる日
カプセルホテルの共有スペースでテレビを見てると、テコンドー協会のドタバタをやっていまして。そういえば所属選手の大半は会長の横暴に耐えかねて行動を起したんだっけ? と有耶無耶な記憶を元に眺めていました。
ところが今日になってテコンドー協会の金原会長は記者会見を開いたんです。ちょっと見ただけでもう爆笑でしたわ。何これ、久し振りに見る強烈なキャラじゃないですか。選手の大量離反という危機的状況にもかかわらず、余裕綽々の半笑いで会見を行い、マスコミからの質問に対しては小馬鹿にしたような「教育的指導」を行う始末。すごい。とんでもないぞこれは。
そもそものテコンドー界隈
日本の空手を元に作られたテコンドーは1980年代以降世界中に広まり、今はオリンピックの種目にまで発展しました。韓国系掲示板では空手を源流とする説を否定するあまり「韓半島の古武術から生まれた、民族の正統武道」などと解説する人もいますが、大嘘。李氏朝鮮は武術を下に見ていましたから古武術は伝わっていない。そもそもテコンドー創始者本人が空手をベースにしたと語っています。
競技人口は世界で5000万とも7000万とも言われているものの、日本ではわずか15,000人ほど。しかもテコンドー協会とテコンドー連盟で分裂しており(世界的にも2派に分かれている)、今回問題になった日本テコンドー協会は不適正な会計処理を内閣府から何度も指摘されています。
そしてあろうことか2014年、会計処理の適正化や責任の明確化を拒否し、公益社団法人格を返上するという大技に出ました。
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