北海道無料旅行・2
打った金額は低玉に1000円のみですが、旅としては初日から強烈でした。
初日に行った唯一のホール
北の狼さん推奨のホールへ行ってきました。間欠泉で有名な鹿部温泉にあるスカイホールなるパチ屋さん。もうね、最高の外観写真を撮れたの。
ぜひ見て!
見て一緒に感動を共有して!
こちらが鹿部町の!
スカイホールさんです!!
どうよ!
よかろ? よかろ?
店舗右横には謎の小窓も完備してあるぜ。
最高だろ?
ただ残念ながら稼働は私とスロ客一人。店内中にバジリスクタイムの歌が響き渡っています。こんなレトロホールで絆打つ若者もいるんだなと思ったら80くらいのお婆ちゃんで。カウンターのおばさんが目押し手伝ってる。
いや、その台、押し順さえあってればOKなんだけど、何図柄を狙ってるの?
警察は締め上げる対象を間違えてるよ
ちなみに私はこいつを打ちました。
記念に打ちましたけど、ほんとクソ台ね、これ。一周回って笑ったわ。
パチンコホール、ひいてはパチンコファンから吸い上げたお金を吉本に突っ込んだ京楽。榎本社長は何をしたかったんだろう。この台を試打して、本当に面白いと思ったんだろうか。
富豪の気持ちなんて庶民には分からないけど、パチンコを打つ人達は庶民ばかりでしょ。そこのギャップはもうどうにもならないところまで来てる。
残念、プチマーメイドは電源入ってなかった。みなし機じゃないのに、故障でしょうか・・・・・。
年末、みなし機撤去でレトロホールは壊滅的な打撃を受けるよね。商品を長く大切に使うホールを半ば強制的に廃業させる行政って、控えめに言って不健全だよ。高射幸? 依存? 客のいないこの店が何をしたっていうんだ。
イベントをやらない、アオリも入れない。バジ絆で一生懸命目押しするお婆ちゃんと、京楽の糞台よしもとを打つ太った観光客しかいないこのホールを、退場させる意味がどこにあるんだ。
木の床が涙で光っとるわ。
た島に設置してある謎のジェットカウンターを見ただけで、遠回りして来た甲斐があったなと思った。これ使ってるのかなぁ。玉流したかったなぁ。ていうかなぜその位置にジェットカウンターなんだろう。
休憩時間2時間というのもじわじわ来るw
温泉と自衛隊
1000円ほどお布施し、次の目的地スカイホールから車で1分の温泉へ行きました。
旅館のお風呂を日帰りとして開放しているパターン。
内湯はくっそ熱かった。なんだこれ開店時間直後の銭湯かよ。
耐えかねて露天風呂へ行こうとしたら、内湯の中を通って壁際のガラスから外へ出ねばならないため、強制的に熱い湯の中を行軍させられる。
露天風呂は程よい温度で気持ちよかった。空を見上げるとカモメが飛んでる。ばっさばっさ飛んでる。すぐそこはもう海だしね。なんなら空を魚群が通過しそうな勢いだ。控えめに言って最高だろ。
堪能しきって風呂を出ると、屈強な若い兄ちゃん4人組が入ってきた。引き締まった身体は格闘家のようで。なんだこれ何のグループだよと思ったら、駐車場を見て分かりました。
自衛隊だ。
ご苦労さまです。
自衛隊の人達は駐車場の端に車両を停めるよね。震災直後のサービスエリアで見て感心したけど、こんなガラガラの駐車場でも端に停めるのか・・・。
まあ、口うるさい連中がいるんだろうなぁ。朝日新聞や東京新聞あたりに投書しそうな、好戦的な平和大好きクレーマー。お前らは平和のゼロタイガーでも打ってろ。
レトロなホール、レトロな温泉。そして自衛隊。
なんだか色々と良い光景を見たよ。
ここまで使った費用は飲食を除くと温泉代の500円とパチンコの1000円のみ。6月の北海道は低い湿度と程よい気温で、心の奥底まで快を届けてくれます。
・・・・・・この時の私には、泊まるカプセルホテルでネタが待ってるとは気付く術もなかったのです。
ネタまみれのカプセルホテル(ネガティブ編)
スカイホールを後にした私は、函館駅近くのカプセルホテルに泊まりました。大浴場をリニューアル! とあったので期待したのですが・・・・・・。
まず、カプセルルームは7階、ロッカーは2階。階段は封鎖されており使えない。遅いエレベーターが一基のみなのでみんな待つ。
ロッカールームの雰囲気もホテルの経年劣化を伝えてくれます。
ロッカーが細すぎてコロコロカートは入らないので
みんな廊下に保管。
保管?
セキュリティとは。
また、廊下にある洗面所はドアすら付いていないため、手を洗う音がカプセルルーム全体に響きます。なんならウンコふんばってる声まで聞こえる。
夜中に聞こえる唸り声。
もはやホラーマンション。
みんな荷物から何やら取り出すため、ガサゴソうるさい。
普段の旅では持ち歩く耳栓を今日は忘れるという痛恨のミス。
寝不足なのに眠りは浅かったよ・・・・・・。
ちなみにホテルの公式サイトだと、上記カプセルルームはこうなります。
パネマジかよ
写真だと快適そうに見えますね。でもカプセルはいかにも旧型、明らかに中古品で、ひたすら狭い。ブラウン管テレビを収納する出っ張りが強い圧迫感をもたらします。長さは180cmサイズで換気扇もなく暑い。
ラジオには「National」という、久しぶりに見るロゴがありました。
ちなみに大浴場は家庭用湯船に毛が生えたものが一つと、ラブホのスイートにあるような大型の湯船が一つ。浴室は薄暗く、洗い場は密着。隣のオヤジのシャワーがビシバシ飛んできます。
壁や天井は水道管が露出し、リニューアルとは名ばかりのレトロテイストでした。ていうかこれ、元々はホテルじゃないだろ。強引に業態転換した感じがする。
物は試しというノリなのか、白人男性が何人か泊まってるんだけど、全員眉間にシワを寄せてた。しゃーない。令和のカプセルはもうちょっと良いから次はそういうところに当たるといいね。今回はしょっぱい日本の思い出として持ち帰ってくれや。
ネタまみれのカプセルホテル(ポジティブ編)
腐しまくりましたけど、実はこのホテル、良い部分もあります。
なんと酒が無料。
安い鏡月なれど、いろんなフレーバーを取り揃えてる。味さえ気にしなければウイスキーと日本酒、レモンサワーも飲み放題。すなわちアルコールを補給し放題です。
うまい棒とカップ麺は食べ放題。ドリンクバーまであり。100%オレンジを炭酸水で割ったら美味かった。
近所のセイコーマートで買ったカラアゲと無料のうまい棒で一人酒盛りしてるサラリーマンもいました。さらにフロントでは朝食代わりとして近所のマクドナルドで使える「朝マック200円引き券」まで貰えた。
さらに、一般的なアメニティだけでなく、個人的にポイントの高い使い捨てスリッパがある。洗濯機は無料で洗剤を用意してある。子供用のおもちゃ、体重計、血圧計、自転車、ボディマッサージャー、シャンプーバイキングまであり、頑張ってる感はんぱない。
経年劣化は酷いものの、悪臭は無い。清潔ではないものの不潔ではない。
ちなみに価格は2100円。
クーポン使ったら1800円だった。
この値段で文句を言っちゃいけません。ほとんど無料で寝た感覚でしたよ。
ただ、貴重品は枕元に置いたよね。。
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