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新型カローラ インプレッション 500kmロングドライブ【評価★×5】
レンタカー回送
レンタカーの回送で最も多いのは、フィットやスイフト、ヤリスのようなリッターカー。次に多いのはカローラクラスのセダンです。
カローラの旧型は数少ない5ナンバーセダンだったため、多くのレンタカー会社が大量に購入しました。
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今回のカローラはたまたま新型でして。成田空港→名古屋、神戸→新大阪と、のべ500キロくらい、もっとか? 運転しましたのでレビューします。
過去のレビューはこちらのマガジンをご覧ください。
歴史
カローラの歴史は今から56年も前。日産サニーと販売競争を繰り広げ、サニーが1000ccで大ヒットしたので1100ccのエンジンを積み「プラス100ccの余裕」と銘打ちます。
するとサニーは1200ccエンジンを搭載し「隣の車が小さく見えまーす」と煽りました。
日本全体アゲアゲだったのがよく分かりますね。
高度経済成長からバブル期までのカローラは、80点主義+α、余裕ある走り、大衆車の決定版、高級コンパクトカー、クラスを超えた品質、などをテーマとして開発されました。小さい車ながら「お父さんの背伸び感」に答えようとしていた。
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「スポーティなスタイリング」かは要審議
トヨタには大衆車の「パブリカ」があって、1000ccのリッターカーとして大いに売れました。後のスターレット、ヴィッツにつながるラインで、ファミリーカーとしては狭く、非力。
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カローラは、安さを主眼に置いたパブリカとは決定的に異なるコンセプトでした。少し大きく、少し広く、少しパワフルで、かなり快適。就職し、結婚して子供が生まれた〝お父さん〟の憧れだったんです。
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