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【10月6本目】選挙速報(リアルタイム更新)

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データはNHKを参照しています。


4:00・最終更新、大勢判明

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自民党単独で絶対安定多数を確保した。公明党を加えれば290議席を超え、選挙前勢力の305議席からは若干減るものの、完勝と言っていいレベルだ。ただし、選挙の総指揮を担う幹事長・甘利明が小選挙区で落ちてしまい、喜べる状況ではない。

驚くことに「ネット世論」を調査に取り入れた朝日新聞が、最も近い数字を5日前の時点で予想していた。従来通りの電話による調査を行った他紙は首を揃えて玉砕しており、今後はSNSやまとめサイトを意識するマスコミや政治家は増えるだろう。

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↑朝日新聞の最終情勢調査。自民の議席を当てたのは朝日のみ

立憲民主党も改選議席を下回った。大幅減を想定していた自民党と違い、最大70議席増までささやかれていた中で、まさかの議席減。共産党と組んだことで連合やトヨタが離れ、右派的な支持者を飛ばし、自民党の受け皿を維新に奪われる〝大敗〟。リベラルの女王・辻元清美は比例復活すらできなかった。看板議員を失ったダメージは極めて大きい。

維新の会は驚きの4倍増。大阪府の小選挙区は驚きの〝全勝〟。候補者を立てなかった区は公明党が当選しており、自民も立憲も大阪では誰一人として当選できなかった。ここまで議席を伸ばし、大阪の地域政党から関西全体へ支持を広げつつあるため、カネもヒトも急速に集まる。今後は、来年の参院選に向けて全国の支部組織を整備するはずだ。

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維新・国民といった保守系野党は是々非々で自民に協力するため、岸田総理は極めて安定した政権運営となるだろう。

改憲勢力である自民+維新+国民に連立を組む公明を加えると341議席となり、憲法改正の発議に必要な2/3どころか3/4にまで達した。立憲の敗北というより〝リベラルの敗北〟といえる。共産も改選前議席維持が精一杯。

ただその一方で、れいわ新撰組が1→3議席へ伸ばした。リベラルである彼らはなぜ伸張したのか。この理由は比較的明瞭で、以前書いたとおり、れいわ新撰組のコア支持層は40代。人口最後のボリュームゾーンが動いている。

甘利明や野田毅といった実力者であっても落選、比例復活したものの小沢一郎や中村喜四郎といった無敗の実力者も小選挙区で落選した。ここまで明確に世代交代した選挙は珍しく、団塊世代の退場と共に、ロストジェネレーションの反乱が始まったとみる。

政府は、45歳~55歳あたりの団塊ジュニア、最後の人口ボリューム世代を無視できなくなった。今後、分配の対象となっていくはずだ。

今回の選挙は保守の勝利というより〝現実主義の勝利〟かなと思う。自民党の高齢議員を退場させ、平和といえば平和になると勘違いする共産党や、ワクチンよりPCR検査を重視する立民に敗北を突き付けた。維新が良いとは微塵も思わないが、国民は「既存の枠組み」に激しくNOを突き付けたのではないだろうか。


1:15・鈴木隼人、当選!

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