【裏経済】優秀な経営者でも引っかかる「M資金詐欺」
コロナ禍で増えているのが詐欺案件。先日はポンジスキームの話をしましたけど、あれはどちらかというと庶民向けの詐欺です。今日は金持ち向けの詐欺をご紹介します。このnoteの読者さんにはホールオーナーおよび親族が多いようなので、参考になるかと思います。
【裏経済第一弾・マルチ商法】
【裏経済第二弾・ポンジスキーム】
ロスチャイルドとイギリス王室
仕事で名古屋に来ています。ブログでもちょっと触れたんですが、伏見のスタバで原稿を書いていたところ、隣の席で香ばしい話がスタートしまして。あまりにも香ばしくて原稿が進みませんでした。概要ををまとめますので読んでみてください。
資本主義を世界で最初に成立させたのはイギリスですよね。世界中に植民地を作りまくって、これがイギリス王室の財産になりました。しかし、第二次大戦はヨーロッパがすべて火の海になり、イギリスにもナチスのV1ロケットが飛んできました。そこでイギリス王室は財産を避難させます。その相手は金融王・ロスチャイルド。
以後、イギリス王室の財産は一貫してロスチャイルド家が管理しています。資産額は現在4000兆円。世界中の植民地から収奪した富は金融資産として預けられ、利息が利息を呼んで膨れ上がったんです。
これに目を付けたのが鉄の女・マーガレットサッチャー。彼女は「利息分」を自由に活用できないかと、エリザベス女王に相談します。大英帝国の没落を嘆いていた女王はサッチャーの提案に乗りました。王室資産の利息は開放され、これが金融ビッグバンの発端となったんです。
イギリスは金融王国として蘇りました。ロンドンは世界有数の金融センターとなり、栄光を取り戻します。
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