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【10月3本目】いつの間にか量が減ってる実質値上げ
あれ? 小さくなった!?
プッチンプリン
ガツンと脳に響くような甘いプリンを食べたくなり3連プッチンプリンを買ってきたのですが
小さくね?
いやこれ絶対に小さいだろ。
3連だから小さいのかと思ったものの納得できず調べてみたところ、今年から76g→67gと一割以上も減らされていたのだ! 実に5年ぶりくらいに買ったプッチンプリンなれど、よくぞ違和感を感じ取ったぞ僕の腹!
ところが感じ取れなかった部分もあって、なんと2019年に190円→200円へ値上げしていたらしい。昨年は原料となる生乳価格の引き上げに伴う値上げを行い、価格の落ち着いた今年は元値へ戻さず量を減らしたと。
ちょっとひどくない?
メーカーはどういう意図なんだろうと公式ウェブを見てみると、こんな記載を見つけました。
発売48年目を迎えるにあたり、原料から徹底的に見直し、プッチンプリンならではのこだわりのおいしさを追及しました。厳選した「生乳」、深い甘味とコクの「練乳」。豊かな風味の「バター」に、餌からこだわり濃厚感とミルクのコクを引き立てる最適な「国産卵」を選び抜きブレンド。
・・・・・・これさ。
生乳、練乳、バターの品質を上げたとは書いてないんだよね。国産卵をカッコ書きで強調してるのも疑問。そもそも日本に流通する鶏卵は全量国産ですし、ぶっちゃけ嘘くせぇわ。
ドロリッチ
グリコといえば、かつて「内容量を減らす実質値上げ」でやらかしたことがあります。
それは“ドロリッチ”
ストローで飲める濃厚クリーム&コーヒーゼリーとして2007年に発売されたドロリッチは、2009年に100億円もの売上を達成します。グリコは巨大な金鉱脈を掘り当てたんだけど、それからわずか10年で生産終了となった。伝説となった“実質値上げ”、その変遷を見てみましょう。価格はすべて税抜150円です。
2007年・220g(大人のスイーツとしてデビューし翌年100億円)
2014年・200g(CMにグラビアアイドル起用。振って飲むスタイルへ)
2015年・180g(パッケージ変更)
2017年・120g(OLが仕事中に心置きなく楽しめるサイズへ変更)
2018年・180g(量をもう一度見直し「大人のおいしさ」を目指す)
2019年・生産終了
すっごーい!
本当に凄いのは2014年のCMです。
女性向け商品なのに射精をイメージさせるとかバカじゃなかろうか。
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