【法人用】上場パチンコメーカー倒産危険度ランキング
上場パチンコメーカーの決算について、売上高や営業利益については個人用noteでお伝えしました。
法人用では1歩踏み込んで、「倒産の危険はあるのか」について考えてみたいと思います。
僕は会計士でも税理士でもありませんので、あくまでも読み物としてお楽しみください。
自己資本比率
企業経営にはお金がかかります。金融機関の借入で賄うお金(他人資本)と、返さなくていいお金(自己資本)があります。資本金であったり、これまで貯め込んできた利益剰余金であったり、自己資本の分厚い会社は潰れにくい。総資本のうち、自己資本の割合を自己資本比率といいます。
★★★・70%以上・理想企業
★★☆・50%以上・優秀企業
★☆☆・20%以上・一般企業
☆☆☆・19%以下・がんばれ
SANKYO・89.3%
藤商事・75.8%
セガサミー・70.0%
ユニバ・60.6%
フィールズ・56.7%
平和・52.5%
オーイズミ・45.6%
流動比率
流動資産(1年以内に現金化可能な資産)と、流動負債(1年以内に支払う負債)の比率です。当り前ですけど、流動資産が豊富ならキャッシュリッチで潰れません。一方、流動負債が流動資産を上回れば何らかの資金繰りに迫られます。
高い方が安全ですけど、高すぎるのは金を余らせるだけで会社を上手く成長させていないことになります。
★★★・200%以上・理想企業(高すぎるのは問題)
★★☆・150%以上・優秀企業
★☆☆・100%以上・一般企業
☆☆☆・99%以下・やべぇ
SANKYO・1643%
セガサミー・462%
藤商事・400%
フィールズ・359%
オーイズミ・219%
平和・151%
ユニバ・104%
在庫回転日数(棚卸資産回転日数)
流動資産には在庫(製品在庫や部品等)も含みます。1年以内に現金化できりゃいいけど、パチンコメーカーの場合、不人気機種の売れ残りや古い部品など、使い道のない在庫も流動資産扱いとなります。そこで、在庫が何日で入れ替わるかを算出します。ちなみにトヨタ自動車は41日。
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