パチンコメーカー 2024年3月期3Q決算まとめ

この記事は

パチンコメーカー各社の2024年3月期第3四半期をまとめました。株のチャートも掲載していますので、「好決算だから株価は上がる!」ってほど簡単じゃないことも、これからNISAをやろうとしている人へ伝わるといいな。

6417 SANKYO

みんな大好きSANKYO

エヴァのヒットだけでなく、エヴァを買うためのあれやこれやで業績を伸ばしました。

売上高 1705億8800万円(+33.2%)
営業益 652億6400万円(+35.9%)
経常益 658億7900万円(+35.1%)
純利益 482億4400万円(+24.8%)

決算発表翌日、株価は発表後に1,920円(分割前9,600円)まで上昇したものの、その後は下落。それでも下がりまくりのパチンコ業界株に比べれば、はるかに好調です。

赤い矢印は
決算発表後、最初の取引

ポジティブな要素

・通期業績を上方修正
・株式を1株→5株へ分割
・配当増額

P販売台数

かぐや様は告らせたい・14,200台
ゴジエヴァPREMIUM・7,800台
からくりサーカスLight・5,000台以下
シンエヴァ・61,000台

S販売台数

特になし

今後

絶好調。

配当増額はもちろんのこと、個人投資家でも買いやすくなる〝株式分割〟は素晴らしい。1単位90万円近くしていたものが、18万円で買えるようになりました。

毒島オーナー引退後はこうやっていくんだと、新経営陣の姿勢が見えてナイスです。

業績の上方修正
経常益+20%

シンエヴァはカヲル(スマパチ)こそ玉砕したものの、レイはひとまず安定稼働へ突入できたので一安心。むしろエヴァ15を撤去せぬ中でこの供給量を吸収して動いてるのはすごい。

今後は稼動に合わせて少しずつ減台していけば、両機種とも長く主役の座に居続けそうです。

SANKYOで驚かされるのはスロットですよね。炎炎やからくりサーカスの稼動は、同社の回胴開発力を世に示しました。スロ人気に合わせ、パチンコ版の増台も確認できます。

4回目の増台はすげぇ
画像引用・ジアス上大岡店のX

また、ミミズであれこれ言われたヴヴヴは増台が相次いでいます。〝増産〟は大きな利益の源泉ですから、昨年に続く増産となれば今後の業績を下支えしそうです。

31台!?

43台!?!?
画像引用・G-ONE SLOT 十川店

差玉出るしねぇ。ミミズっつったって、事実上設定1以下のパチンコを打つくらいなら何億倍もマシですし。

ジアスは月末の原稿を終えたらガチ勝負してきます。結果はnoteに書きますのでお楽しみに。勝つよ。


2767 円谷フィールズホールディングス

ウルトラマンで一発当て、中国でのビジネスにのめり込むフィールズ。

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