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【9月6本目】運命を反転させよう〜Reversible DESTINY〜

養老天命反転地へ行ってきた

名古屋から福井へのレンタカー回送の道すがら、養老天命反転地(以下、反転地)なる看板を見つけました。

あ、これ知ってる。平衡感覚を狂わせる箱庭アトラクションだ。昔ズームイン朝でやってた。当初は空き時間に温泉でもと思っていたのですが、温泉は日本中どこにでもあるからと駐車場へハンドルを切ったのです。

その後に待つ地獄も知らずに。

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なめてた

気温は33度ですけど、ただの散歩なので余裕だろうと、まず高台にある駐車場から、反転地の入口へ向かい、延々と坂を下ったのでした(ここ重要)

入園料は770円。

高いな。

イメージとしては小さな野球場の中に木々やオブジェを配した感じ。周囲を高い壁で囲まれたクソバカでかい箱庭といったところ。

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正直なところ何がどう芸術なのか全く分かりません。周囲ではカップルや若い学生集団がキャッキャと騒いでいます。道が整備されてるわけじゃないので、朽ち果てた文明の跡を散策するような感じではある。そう考えると悪くはないのかな。

タラタラ歩いていたら、突然スイッチが入った。

強い不快感と発汗に襲われたのです。入場して30分、軽装ですし車内では水分も補給していたため熱中症ではない。ちゃんと歩けるのだけど、汗の量は増え、首に巻いたタオルは湿り、今すぐ外へ出たい、直ちにここから抜け出したい、1秒でも早くこの不快感から逃げたいと思ったのです。

それはもう“スイッチ”と言っていいほど明確かつ一瞬の切り替わりでした。


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