第10期統率者神決定戦 分析記事
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はじめに
あけましておめでとうございます。
えんぞーです。
最近はナドゥ研究会ログテヴェサミットというcEDH雑談サークル(?)でまったりとcEDHを嗜みながらコーチ/アナリストごっこをして遊んでいます。
第10期統率者神決定戦、おつかれさまでした。
もう2週間以上経ってる~!!書くの遅くてごめん!
突然の禁止改定からの怒涛の2カ月でしたね…
4枚とも解禁して♡
そんな中で開催された本大会、なんと参加者140人!!!
cEDHが大変な盛り上がりを見せているようでとても嬉しいです。(何様?)
ラスト衝撃の神陥落(ネタバレ)まで、今回も様々なドラマを見せてくれた統率者神決定戦、私が大会に参加せず何をしていたのかというと…
前回に引き続き、今回もストーカー情報収集をしてきました!
実はこの作業、皆さんの想像の100倍くらいハードで、正直前回記事を書いた後「二度とやるもんか!」と思ったのですが、思ったよりも反響があったので今回も頑張ってみました。
(マジックの次に本気で頑張っているコンテンツのオンシーズンとモロ被りしてしまって本当にしんどかった…)
二度とやるもんか!
さてさて本日も集めたこのデータをもとにいろいろな分析を行っていきましょう~!
今回は前回のデータからの変遷とかにも触れていきたいところ。
前回記事もよかったら読んでみてね。
はじめに2
それでは本日もこの挨拶で始めさせていただきます。
エアプです
無名です
よろしこ
注意事項
何点か注意事項をば。
あくまで本大会にすら出ていないサンデーcEDHプレイヤーの個人的な意見であることをご了承ください。
また、記事内の情報は私が勝手に収集して集計したもので、収集ミス・集計ミスがあるかもしれません。
特に今回は晴れる屋様が出した最終戦績と明確に異なっている部分があり、そちらに関しては「私の手元にある情報が正しい」という仮定で進めさせていただきます。
こちらも合わせてご承知おきください。
新環境、どうなったの?(ざっくり)
触れないわけにはいかない話題なので、エアププレイヤーなりの解釈を。
【禁止による影響】
・全体
強い順に上から3枚持っていかれたので、キープハンドが弱くなった
浮き0~1むかつきの成功率の減少
2キルが3キルに、3キルが4キルに
・クリプト
最強クラスの初動の消失、特にバンチュエンチュ玉璽
「後手まくり」性能の低下
浮き0~1むかつきの成功率の減少
構えながらの統率者ドロップが不可能に
・ジュエロ
ジュエロ依存統率者の弱体化
構えながらの統率者ドロップが不可能に
「後手まくり」性能の低下
浮き0~1むかつきの成功率の減少
・波止場
浮き0~1むかつきの成功率の減少
ブリーチデッキと赤緑xデッキの弱体化
「後手まくり」性能の低下
ファクトバラマキの裏目の消失
受けデッキのひっくり返しの難化
・ナドゥ
デッキないなった
「バントナドゥ」デッキの「バント」化
【それによる環境の変化】
・緑が含まれる統率者の隆盛
・軽量ジェネラルの流行
・統率者依存デッキの増加
・受けデッキの崩壊
・除去の価値が上がった
・ドローの価値が下がった
・"テンポゲー"率の増加
・順当にゲームが進んで順当に終わる
・やりたいことやったもん勝ち
【否認 ~少々の除去を添えて~】
202411環境で最も大きいのは、受けデッキの崩壊だと考えています。
順当にマナを伸ばしていくゲームになった結果、「受けても勝たん」「引いても勝たん」なゲームが増えてしまい、受けデッキを成立させるのが難しくなりました。
存在する受けデッキは、我々が"負けない君"と呼んでいる、「受けるだけで(60分で)勝ちきれない」Mid~Ctrl帯のデッキのみです。統率者神ルールじゃなければラシュミとか鬼強いんだけどね…
ほとんどのデッキは、持っているなけなしの否認や除去をどこに打ってゲームをするか、を強いられています。
無駄に打たされたら負け、適切でないタイミングでも打ったら負け…
現状攻めの数に受けの数が追い付いていません。
そして私含めほとんどのプレイヤーが否認と除去を適切に打てていないのです。
上にも書きましたが、この環境が"テンポゲー"/"順当にゲームが進んで順当に終わる"/”やりたいことやったもん勝ち”などと言われがちなのはこういった理由ですね。
そのため、
・否認が当たらないクリーチャーコンボ
・マナがかからず+バックの仕掛けがしやすい「デモコンタッサ」
・差し込み切れる"2キル"
この辺りの通りがいい環境だと思います。
アーキタイプ的には
緑クリーチャーコンボ
ディミーアX
ラクドスX
あたりではないでしょうか。
知らんけど。
統率者ピックアップ
主要統率者の戦績を。
今回は「使用者が3名以上」の統率者をピックアップしそれぞれの勝率を見ていきましょう。
調整対象だったデッキとそうでないデッキで解像度が違い過ぎるのはお許しください。
※ X-X-Xは勝ち-負け-引き分けを意味します。
※ ここでのWRは「引き分けを負けとカウントした」計算になっています。
《精霊の魂、アニマー》
使用者:4名
2-19-3
WR8.33%
一定数の愛好家が潜んでいると噂の《精霊の魂、アニマー》。
神決定戦でも毎回使用率上位に挙がってきますが、今回は前回ほど良いWRをたたき出すことができませんでした。
「勝つまでに時間がかかる統率者」が勝つためには「勝つまでに時間がかからない統率者」に妨害を吐き、自分のレンジに持っていく必要があります。
しかしこのデッキは構築デザイン上そういったカードを取りにくい印象。
マナ加速を行うことでレンジを早め擬似的に自分のレンジに持っていくことができた《波止場の恐喝者》を失ったのも大きいと考えられます。
《虎の影、百合子》
使用者:4名
2-20-2
WR8.33%
こちらもファンの多い統率者ですね。
デモコンタッサが使用できるのは高評価なのですが、こちらも色とデッキ構造上、それの遂行をサポートする札は投入しづらい印象です。スピードも出しにくい。
クリーチャーガチガチミッドレンジが増えた関係で、地上が止まりがちで殴り先の確保が難しくなった現環境は百合子の望む展開になりにくそう。
クリーチャーを積極的に寝かせるティムナデッキ、特にティムクラの数が減少したのも向かい風か。(トラティムはトラシオスがいるのでNG)
《舞台座一家の料理人、ロッコ》
使用者:3名
2-13-3
WR11.11%
予想よりWRが伸びなかった統率者の1体です。
DSKで《陽気な風船師》を貰い√に幅が出た印象。
とはいえ「勝つまでに時間がかかる統率者」かつかなり妨害を受けやすい統率者ですので、ちゃんと妨害を乗り越えなければならないのですが、そういったアプローチできちんとチューンすればかなり立ち位置の良い統率者だと思います。
実際に”統率者の國”こと岡山倉敷にはかなり勝っているロッコ使いが何名か生息しているらしい…?
やはり最も大きい要因は《波止場の恐喝者》を失ったからだと考えられます(デジャヴ)。
《眷者の神童、キナン》
使用者:9名
9-41-4
WR16.67%
前評判では「最強」「クリプトなくなっただけ」と噂されていましたが…WRは伸びませんでした。
やはりこの統率者は「悪目立ち」しすぎますね。妨害が飛んで来過ぎです。
このデッキはログサミの中で私が調整担当だったのですが、雑多な環境で想定より目の敵にされたので使用デッキ候補から外しました。(最初から候補に入ってなかったような気もする…)
本当はキナンの1起動からハマるパターンを割り切りながら卓を均しつつキナンを囲んで叩くのが定石なのですが、キナンに妨害を飛ばし過ぎてしまった人がキナンとともに脱落するゲームが多かったです。
神決定戦本番もそういうゲームが多かったのではないか、と想像しています。
《織り手のティムナ》《トリトンの英雄、トラシオス》
使用者:8名
10-26-10
WR21.74%
”青mid愛好家の墓場”こと《トラティム》。
マナクリ、対話拒否デモコンタッサ、そして必殺の《選別の儀式》が非常に強力な"King of 負けない君"ですが、《ナドゥ》を失った結果、卓を捌きながらロングゲームで否認を乗り越えて勝つことが難しくなっています。
調整段階で「デッキが強くなるレンジに持っていくことの再現性は高いが、そこから勝ち切らない」という結論になり、候補から外しました。
TOP12入りした《トラティム》はその欠点をなるべく補うようなチューニングがしてあり感動しました。
とはいえ今後もこの問題は常に付きまとうデッキであることは変わりないでしょう。
《激情の薬瓶砕き》《鋭い目の航海士、マルコム》
使用者:5名
6-20-1
WR22.22%
《マル砕き》はその色の組み合わせから、《ログサイ》との比較を余儀なくされるデッキです。
禁止前はグリクシス"2キルくん"の選択肢として
「ミッドレンジもできる《マル砕き》」
「速度に寄せ殺しきる《ログサイ》」
を選べましたが、今はその2択で語るべきではありません。
禁止改定により所謂「ズル」が減ったことによって、グリクシスがキルスピードを担保するためには自身が「ズル」であるところの《ログ》を活用しなければいけなくなりました。
つまり、《マル砕き》は”ミッドレンジもできる2キルくん”ではなく、”2キルできるミッドレンジくん”になったのです。
もちろんこの変化が悪いことかというとそういうわけではなく、バンチュー玉璽ソルリンからの2Tマルコムのド安定√には目を見張るものがありますし、”ミッドレンジもできる2キルくん”としてのデッキパワーは健在どころか環境最上位クラスだと思います。
《浄火の戦術家、デリーヴィー》
使用者:6名
9-19-6
WR26.47%
前回ほどのWRはないですが、今回も安定した勝率を出しています。
DSKで《永劫の好奇心》を手に入れドロソの質がかなり向上したのもgood。
受けと展開のバランス・メタゲーム上の立ち位置が良いように感じます。
テンポゲーに関しては無類の強さですね!
テンポォ~!
詳しくは秋風さんの記事へどうぞ!(丸投げ)
《織り手のティムナ》《鋭い目の航海士、マルコム》
使用者:3名
5-13-0
WR27.78%
《マルティム》は「基本的には」《トラティム》とともに、”青mid愛好家の墓場”の双璧をなしています。
双璧をなしているということは…”負けない君”であるということです。
比較として、緑という安定感を失った代わりにバンチュエンチュ玉璽→ソルリンからの2Tマルコムという週刊少年ジャンプのような王道展開を持っています。
対話拒否デモコンタッサは一定の強さはありますが、「デッキが強くなるレンジに持っていくことの再現性は高いが、そこから勝ち切らない」は共通の問題点ですね。
有名プレイヤーがアグロ寄りの《マルティム》を組んでいて、そちらのアプローチもなかなか興味深いですが、そういう組み方をするとエスパーカラー故勝ち筋が細くなりがちでそこが課題感。
《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》
使用者:3名
5-13-0
WR27.78%
この統率者が使用者3名でここまでWRを残すのは意外な結果でした。
とはいえ、晴れる屋争奪ではよく見かける統率者で、意外と愛好家がいるイメージですね。
勝ち手段が太いラクドスカラー、あまり統率者情報が出回ってないというのが勝因か?と思われます。
すみません、よくわかりません。(Siri)
《ロフガフフの息子、ログラクフ》《求道の達人、サイラス・レン》
使用者:5名
10-18-1
WR34.48%
こちらのグリクシスは禁止改訂後も"2キルくん"として君臨。
マナ加速が咎められてしまったため当然爆発力は落ちましたが、「ズル」であるところの《ログ》を活用して担保しています。
やはり神決予選は"2キルくん"の通りが良いですね。
このスピードについていける統率者は現状存在しないため、今後の環境も定義していくデッキの1つではありそうです。
TOP12に残った「変身ログサイ」も"構築の妙"があり大変興味深く、統率者戦の可能性を感じる作品でした。
《ロフガフフの息子、ログラクフ》《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》
9-12-3
使用者:4名
WR37.50%
当然禁止改訂で致命的なダメージを負いましたが、「ズル」とアド源統率者のシナジーは相対的に強力になっています。
マナベースや選択カードの工夫でなんとか" 2キルくん"の形を保つことに成功しています。
詳しくはしもっちさんの記事へどうぞ!(丸投げ)
《秘密売り、ティヴィット》
8-9-1
使用者:3名
WR44.44%
禁止改訂によって完全に終わったと思われていましたが…使用者3名にもかかわらず2/3がTOP12入りし、神に辿り着いたジェネラルとなりました。
(決勝進出者1名はDQという噂。DQの内容によってはこの数値に入れること自体が怪しいのですが、真相は闇の中…)
今回Top12入りした《森の轟き、ルムラ》もそうですが、1度着地するとゲームを強引に持っていくことができる除去耐性のある重量統率者(通称"ムキムキくん")は意外と良いのかもしれません。
とくにティヴィットは妨害もあり、「一悶着」を卓全体で捌いた後にタップアウトでジェネラルを出す動きが肯定されやすいです。そこからの差し込み性能もエスパーカラー+オリジナルコンボで◎。
前述の通り1度定着するとリキャストがしやすいこともあり、再評価の余地ありです。
前回との統率者比較
前回の第9期統率者神挑戦者決定戦に参加しており、かつ今回の第10期統率者神挑戦者決定戦にも参加したプレイヤーが75名いました。
そのうち28名のプレイヤーがデッキを変更しています。
特に《ナドゥ》《ステラ》《ティムクラ》を使用していたプレイヤーのデッキ選択は興味深いですね。
47名のプレイヤーが前回と同じ統率者を使用して参加していました。
「愛」かもしれませんね…
環境分析
全体的に雑多な環境です。
日本が誇るCFPメンバーいってつさんの記事でも語られている通り、日本のcEDH環境にはローグが多いです。
さらに、《ナドゥ》が禁止されたことにより、前環境で《ナドゥ》を使っていたプレイヤーがローグデッキに移行した("実家に帰った"と呼んでいます。案外この表現は正しいかも。)こともローグ率が上がった理由かもしれません。
ローグ率の高さは間違いなく2キルくんや太いジェネラルの勝率が良い理由の一つだと思います。
また、《ティムクラ》も減少しましたが変更したプレイヤーはメタデッキを握っているのは面白いポイント。
消えたティムクラ
使用者1名。
消えたー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう少しいるいかと思いましたが…4cグッドスタッフを使ってる奴らは非情ですね。
ここまで何度か同じ話をしていますが、禁止改訂によって
・構え/受けながらの展開ができなくなってしまった
・引いたリソースを使いきれるほどマナが伸びなくなってしまった
ことから、
「受けられない」「受けた後勝ちきれない」という環境になってしまったうえに、気軽に《クラム》を戦場に出せません。
また、"クリーチャーガチガチミッドレンジ"が増えた結果、《ティムナ》でのドロー期待値が低くなってしまったことも問題です。
こうなってしまっていることを理解していないと、前環境までの感覚で《ティムクラ》に対処を押し付けてしまったり、《ティムクラ》のアドソースドロップに過剰に妨害を投げてしまったり、最低限受けに必要なドローすら咎めてしまい、ゲームが壊れてしまいます。
今はもう《ティムクラ》に任せればいいか、と体重をかけすぎてはいけません。
ただでさえゲームが繊細になっており、「壊したもん負け」の環境でピーキーな青Midを使うのはかなり難しいですね。
ここは使い手というより、プレイヤー全体の感覚のアップデートが必要なので、復権する可能性はありますが時間はかかりそう。
大幅に弱体化したのは間違いないですが、とはいえ緑抜き4Cグッドスタッフのポテンシャル自体は未だ健在です。《ティムクラ》が王のゲームは落とさず勝ち切る印象。状況次第!
引き分け
数字から見る引き分け
22試合10%…
多すぎるー!!!!!
前回より増えとるー!!!!
まあ禁止改定によって「初動」や「まくり性能」が失われ、カードパワー的にもジェネラル的にも全体的なゲームスピードが低下しているのは間違いないのですが、引き分けない努力は全力でするべきです。
これこの前書いたよね…?
よかったら読んでね…おねがい…
敵は晴れる屋トーナメントセンター
質問来てた
「制限時間ギリギリに相手がコンボを決めてきました。ここで自分が妨害を打っても絶対に自分の勝ちにはならないのですが、妨害を打って引き分けたほうがいいですか?」
現役のMTGプレイヤーが1分で解説
結論
🌟引き分けないほうがいい🌟
こういったゲームが実際に散見されたという話を聞きました。
これに関する私の意見を述べていきます。
まず、第10期統率者神挑戦者決定戦の引き分けルールを見てみましょう。
最も重要なのはここです。
つまり、引き分けると4人の所有ポイントの7パーセントが晴れる屋トーナメントセンターに奪われ、虚空へと消えるのです。
言い換えると、これ以降のラウンドで推移するはずの総ポイントが目減りします。
「勝たない妨害」を打つプレイヤーは以下の選択肢を選べる立場にあるということです。
・引き分ける
・今勝とうとしているプレイヤーを勝ちにする
ではどっちの選択肢を取るべきなのか?
●引き分ける - 短期的戦略
引き分けにすることで、そのラウンドで勝つはずプレイヤーのスコア上昇を防ぐことができます。
●勝ちにする - 長期的戦略
勝者を生むことで、後半のゲーム勝利時の獲得ポイントを高めることにつながります。
スイスドローではなく相手の勝ち数がゲーム中にわからない統率者神ルールでは、短期的戦略を取るメリットがほとんどありません。
自分の大体の順位しかわからないですからね。
短期的戦略を取るべき場面は、最終ラウンドで自分が目ありの場合のみでしょう。
●自分が上位で、順位を守りたい場合 - 短期的戦略
最終ラウンドで自分が目ありの場合、引き分けを狙うことで、他プレイヤーのスコア上昇を防ぐ方が良いでしょう。
●自分が中位~下位で、逆転のチャンスを残したい場合 - 長期的戦略
勝者を作り、ゲーム内にポイントを集中させる方が合理的です。
一般的にほとんどの場合、引き分けを避け、ポイントをゲーム内に残す方が良いです。
引き分けによるポイント減少が積み重なると、最終ラウンドでの逆転が困難になります。
統率者神ルールでは、最終ラウンドでどれだけポイントを稼げるかがかなり重要です。
どうせ勝たなければならないのですから、対戦相手が何ポイント持っているかは関係ありません。
多くの場合、勝者を作る方が合理的です。
状況次第ですけどね。
敵はディーラー。
敵はライアーゲーム事務局。
敵は晴れる屋トーナメントセンターです。
(追記)
いろんな理由があるので必ずしも誰かを勝たせろってわけじゃないので注意!!
こういう考え方もあるよーって話です。
当然均衡な場で時間ギリギリに突っ張って勝ちに行くとかは咎めたほうがいい!
状況次第でうまく立ち回りましょう!
お情報
前回何人かの人に「お情報」って何?って言われたので解説します。
まず、お得な情報である「お得情報」がありますよね。
そのため、逆にお損な「お損情報」もあることになります。
「お得」でも「お損」でもない情報が「お情報」になるのです。
・卓順別勝率
サンプルサイズが小さすぎて有意ではない。
・TOP12の平均卓順
今回も、ほとんどのTOP12プレイヤーが期待値かそれに準ずる平均卓順を記録しています。
140名という大人数での参加の影響でボーダーがほぼ4勝だったこともり、平均卓順2.50をオーバーしながらTOP12に入るのは至難の業だったように思えます。
・メタゲームブレイクダウン改
晴れる屋様のメタゲームブレイクダウンはリスト提出者の集計なので、当日欠席者やリスト未提出?プレイヤーなどのぶんの差分が発生しています。
差分は以下の通りです。
結論
・2キルくんTUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
前環境よりも青MIDの受け性能が減少してる分やはり通りが良い
・統率者依存デッキ、きつか~
デッキの中核の動きを統率者に依存しているデッキは「暴れ」が分かりやすく、止められやすい
・でもクリーチャーコンボは良い…
少量の除去さえ乗り越えられれば否認を無視して決めにいけるクリーチャーコンボは意外と通りやすいかも
・ムキムキくん、意外と良いかも?
序盤を耐え凌ぎながらパワー系統率者を出しに行くデッキは統率者とプレイヤーにそれなりの胆力があれば勝てるのかもしれない…
以上!
おわりに
質問・記事・集計結果のミスなどありましたら、私のXアカウントまでリプライ・DMいただけると大変助かります。
おわりに2
マッチアップと戦績について快く提供してくださった皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
ご協力ありがとうございました。
実際に神決試合中こんなことがあったみたいです。
ジェネラルの写真撮るのこのまま定着してくれたらめちゃくちゃ嬉しいな。
おまけ:分析シート公開
個人情報も含まれているので流石にマッチアップを含んだすべての情報を公開することはできないのですが、今回の分析も含めた公開できる範囲での情報は公開しようと思います。
以下にスプレッドシートリンクを添付しております。
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前回設定した結果、たくさんリポスト(旧リツイート)されると気持ちいいことが分かったので設定しています。
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