創造プロセスにおける標準化の重要性
1864年に、ウィリアム・セラーズという機械工学者が、フィラデルフィアのフランクリン研究所にいる仲間の発明家たちに、ある論文を配った。
すべてのネジは、頭を平らにして、ネジ山角度は60度ちょうどにすべきだ、
と彼は提案した。
アメリカ政府は『セラーズねじ山』を採用し、鉄道もそれに続いた。
この単純な提案(工業部品の最も慎ましいものの標準化)は交換可能な部品の開発を引き起こした。彼は第二の産業革命を引き起こした。
創造プロセスにおける標準化の重要性は、強調してもしきれない。
発明家は発明したいのであって、ネジ山のことなんか心配したくないのだ。
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