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黒リザ、ガチグマ入りボムドラパ

割引あり

こんにちは。EnzAnといいます。
シティは申し込みを忘れ、今シーズンで特段何か結果を残したわけではないですが、あまりにも面白いと感じたデッキなので、noteを書いた次第です。

●構築(デッキリスト)


デッキを説明する上で、デッキリストがないと認識相違を起こすので、とりあえず1番最初に貼ります。

ガチグマ&リザラインタッチ


●構築経緯


構築経緯としては、
カースドボムというカードが現環境の高速化の一因であり、このカードを使われる側よりも使う側に回ることが勝ちに繋がると考えたから
②ダメカン操作をできるドラパルトexが最もカースドボムのパワーを出すことができると考えたから
③高速化した環境において、最速2回の攻撃で勝てるという点が、ポケモンカード特有の出遅れの捲りになると考えたから

特に③が重要だと考えており、次の項目に記載のプラン取りの認識で簡単に説明します。

●プランの認識と現構築に至る概要


まず、従来のボムドラパの主軸となるプランは次の通りです。
①ファントムダイブ2回+カースドボム1回
現環境で単体として最も場持ちの良いポケモン(HP320で弱点なし)であるドラパルトで、ファントムダイブを2回の計520点とカースドボムの130点を加えた、650点を効率よく割り振り、オーガポンexやキチキギスex、ロトムVのような低耐久ルール持ちや、ヨマワルのような非ルールポケモンを倒しながらサイド6枚を獲得する動きです。

ただ、弱点としてドラパルトexの炎超といったエネ加速の難しさを、上述の通りドラパルトexの耐久力の高さで補っているため、ドラパルトexが1度しか攻撃できずに倒されてしまうとアタッカー不足に陥ります。
例えば、タケルライコexの350点やリザードンexの270点+カースドボム50点など高耐久と言えども意外と簡単に死にます。(はっきり言って弱点なしHP320が簡単に死ぬ現環境は異常ですが笑)

ここで、ガチグマexの採用です。
ガチグマexを採用することで、ドラパルトexを準備しなければならない回数を減らすことができます。
例えば、対タケルライコオーガポンの場合、
ドラパルトexでオーガポンexに200点、ベンチのイキリンコexに60点与えて、返しのタケルライコの350点で倒される。その後、かがやくフーディンでイキリンコexから10点をオーガポンexに移し、カースドボム130点でイキリンコexを倒し、サイド4枚獲得。残りの2枚をガチグマexで取る。
のように、ドラパルトexが1回でも攻撃できれば、ドラパルトexが倒される+カースドボム1回とは別にサイドが2枚取られていても勝てると言った局面が生まれます。

つまり、従来の構築から
②ファントムダイブ1回+カースドボム1〜2回+ブラッドムーン
というプランが取れるようになり、もちろん①のようにドラパルトexが複数回高耐久を押し付けながら殴るのがベストですが、ドラパルトexデッキとしてかなり要求の高い2体目のドラパルトexを育成するという懸念事項を構築単位で大幅に軽減することができました。
他にも、使用機会がなかったアカマツというゴミカードを構築から抜くことができました。
ただ、ブラッドムーンでは火力が不足する対面(2進化デッキ等)が少なからず存在するため、カースドボムの回数が安定するようボムライン(ヨマワル、サマヨール、ヨノワール)の枚数を3-2-2としていました。(現在はリザライン追加のため、2-1-2)

一方で②のプランが生まれた後も悩まされたのが、ドラパルトexミラーの後攻です。
1体目のドラパルトexを育成する要求から、余程のことがない限り、ロトムVを経由することが多いですが、対面もこちらと同様にカースドボムやファントムダイブを使ってくるため、盤面の崩壊+前述したサイド2枚分の余裕が一瞬でなくなります。
実際にミラーはファントムダイブでヨマワルが倒される都合上、ほぼファントムダイブを言えたもん勝ちであり、後攻側は一方的にファントムダイブ、そしてカースドボムを押し付けられます。
また、ドラパルトexでは育成のコストが重く、さらにヨノワールのカースドボムでないと対面のドラパルトexが倒せないので、「(前のターンにドラメシア2枚、ヨマワル2枚に加えて)上2枚+飴2枚+エネ」というとんでもなく高い要求を揃えない限り対面のドラパルトexに好き勝手されます。

ですが、リザードンexを採用したことによって、サマヨールのカースドボム+バーニングダーク270点でドラパルトexが倒せ、飴1枚やエネ加速が不要という、ある程度現実的な要求まで落とせるようになりました。
また、カースドボムは使えずとも、240点270点という十分なダメージを与えることで、後続のドラパルトexのダメカン60点ばら撒きによるダメージで落としやすくなりました。

他にも、煉獄支配によるエネ加速があるため初動として雑に殴りやすかったり、ガチグマ以外の2体目のアタッカーの育成難易度が下がる他、今まで触りにくかったピジョットexなどの耐久の高いポケモンにもカースドボムなしで簡単に手が届くようになりました。


●特筆すべきカード(採用&不採用&検討)


•リザードンex


上述のとおり、後攻時の捲りと先攻の雑殴りが強くなりました。ゲームを通して1回使うかどうかなので、サイド落ちは考慮せず、1-1の採用でいいと思っています。

•ガチグマex


こちらも上述のとおり、2体目のドラパルトexを育成しなくても勝てる試合が生まれるため採用しました。
このカードの有無で世界が変わるため、絶対に採用した方がいいと感じた1枚です。

•テラスタルオーブ


ペパーからハイパーボール経由でドラパルトexを持ってくる動きで、手札コストが重いと感じたため3枚目の現物の代わりに採用したところかなり感触が良かったです。
また、副産物としてリザードンexもサーチができる点も好感触でした。

•いれかえカート


ガチグマexスタートがあまりにも重いため、いれかえ札として採用しました。進化後はアタッカーであり、バトル場にいて問題ないため、ミラーでロトムVへのファントムダイブ60点+カースドボム130点を避けるために、ポケモンいれかえではなく、こちらを採用しました。

•アカマツ


マジで使わなかったため、抜きました。基本的にドラパルトexの場持ちが良いため、2回殴れることや、サイド落ちをしても最悪ジェットヘッドでいいこと、ガチグマexの採用により2体目のドラパルトexの育成が不要である対面が増えたことから不採用としました。

•マナフィ


正直使わない試合が多いですが、レジドラゴVSTAR相手にトライフロストを許すと負けるので、採用しました。

•ツツジ


ナンジャモorツツジの枠ですが、序盤から使えることとや意外とガチグマexで祈る展開も多かったため、ツツジの2枚よりナンジャモで手札を1枚にできる方が強いと感じナンジャモとしました。

•ゼロの大空洞


終盤の山の残り方から、ボールや進化ラインが残っていることが多いなという印象を受けたので、このカードをピン挿しして、ボールで圧縮したあと進化ラインを乗せれば、山が圧縮され終盤のキチキギスexの逆手に取るやドロンチの偵察指令のドローによるリーサルの確度を上げられるのではないかと考えました。

●ワザップ?


覚えておくと勝率がちょっとだけ上がるかもしれない、回してて感じたことやプランニングについてつまらないことからなにから適当に書きます。
以下、有料とさせていただきますので、もし記事の内容に満足していただけたらご購読いただけると幸いです。

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