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宮川一馬シグネチャー「八意(ヤゴコロ)」
こんばんは。
発表から長らくお待たせいたしました。
en所属、ミヤカワカズマ選手のファーストシグネチャーモデル「八意(ヤゴコロ)」いよいよ製品版を発売いたします。
2022年10月にプロトタイプが完成してからその後音沙汰の無かった本モデルですが、紆余曲折を経てようやく形になりました。
スペック
![](https://assets.st-note.com/img/1732238367-BwNW0YHK4iTdbrQov2aXGU8k.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1732238381-LiJXj6edRFvfUV4kpQs1cm2O.jpg?width=1200)
直径:56mm
幅:47.7mm
重量:71g
軸:M4 * 12mm
製品概要
ヤゴコロはミヤカワカズマ選手のメインスタイルである5Aに於いて使用されることを想定したモデルです。
インナーリムと12㎜軸の採用により堅牢性を担保。
Hプロファイルになった外周部に重心を集中させ、71gの重量からは想像できないほど素直な操作性を実現しました。
また、ボディ側に強くかかったインバースにより親指のグリップ感を安定させ、次の投げ出しにかかる力を過不足なく伝えられるようになっています。
設計意図
今回、5Aの競技特性を考慮してHプロファイルの採用となりました。
基本的に多重マウントの少ないカウンターウェイトにおいて、「糸に乗る」ことと「糸が外れない」ことの2点を最優先と考えた結果です。
糸をベアリングに1周かけて行う「ロック系」と言われるトリックジャンルもある5Aですので、尚更不用意に糸が外れてしまわないように、これほど極端な形状になっています。
また、個人的な所感ですがHプロファイルは実重量からマイナス2-3gくらいの操作感を感じており、その効果もヤゴコロにはしっかりと出ています。
上述の通り71gという重量にも関わらず、操作性は67-8gといったところであり、純粋な重量による回転力のおかげで「糸が短くなりやすい+特殊な持ち方=回転力の上限が低くなりやすい」5A部門ではとても頼もしい回転性能になっています。
ロゴ
![](https://assets.st-note.com/img/1732238337-5lb1aBA7g6mNERpYruqwTHWv.jpg?width=1200)
何気にen初のロゴ入り機種です。
ロゴデザインは私テルヤが行っており、苗字である「宮川」の文字をシンプルにしたものです。
今回ヤゴコロという機種名を刻印に含まず、シグネチャー本人の名前をデザイン元にしたことには一つ理由があります。
彼と世代の近いプレイヤーなら、一度はこの動画を見たことがあるかもしれません。
14年前当時、若手プレイヤーとしてyoutubeに技動画を投稿していたミヤカワ選手。
そのアカウント名である「miyakawa2000」から
数字の「2000」と
苗字の「宮川」とで共通して読めるデザインになるようにしました。
長らくお待たせしてしまった本機種。リリースに併せて制作した、ミヤカワカズマ選手のクリップビデオもぜひご覧ください。