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3ヶ月ぶりの出社~パニック発作を乗り越えて~
今日は久しぶりに電車に乗って会社へ行くことができました。
実に3ヶ月ぶりの出社です。少し前までは、電車に乗ろうとするとパニック発作が起きてしまい、とてもつらい状況でした。
激しい動悸、息苦しさ、意識が遠のくような感覚——そんな発作に襲われるたびに、「またダメか」と落ち込んでいました。
それだけに、今日こうして会社へ行けたことは、自分にとって大きな一歩でした。滞在時間は2時間ほどでしたが、新オフィスにも足を運ぶことができ、その点も嬉しく思っています。
出社を決めた理由
正直なところ、今朝は「行くべきかどうか」と迷いました。
体調が万全ではなかったこともありますし、また発作が起きたらどうしようという不安もありました。それでも、出社を決意したのにはいくつか理由があります。
1.怖がって行かない自分が嫌だった
これまで何度も「行こう」と思いながらも、発作への恐怖に負けていました。でも、このままではずっと前に進めない。少しずつでも、怖さに向き合いたかったのです。
2.社用携帯の変更手続き
仕事の関係で、新しい携帯を受け取る必要がありました。これがちょうどいいきっかけになりました。
3.新オフィスの雰囲気を知っておきたかった
会社の移転があり、オフィスの環境が変わったことも気になっていました。場所を知ることで、今後の出社に対するハードルを少しでも下げられるかもしれないと思いました。
乗り越えるためにやったこと
実際に電車に乗ると、案の定、心拍数が上がり、脈が飛び始め、胸が苦しい感覚になりました。
「また発作が来るかもしれない」という不安もよぎりました。それでも、今回はなんとか会社までたどり着くことができました。では、どうやって不安を乗り越えたのか。
1.落ち着く音楽を聴く
私の場合、手嶌葵さんの歌がとても心を落ち着かせてくれます。
柔らかいメロディと優しい歌声に耳を傾けることで、気持ちを少しずつリラックスさせることができました。
2.九九を心の中で唱える
笑われるかもしれませんが、これが意外と効果的でした。数字に意識を向けることで、不安を感じる余地を減らそうとしたのです。他にも例えば、100から7を引き算していくことも良いかもしれません。(100、93、86・・・)
3.「ここは安全な場所」と脳に語りかける
パニック発作は「危険だ!」という誤った警報が脳内で鳴ってしまうことが原因の一つです。
だからこそ、「ここは危険ではない」「私は大丈夫」と自分に言い聞かせることで、脳を落ち着かせようとしました。
でも、明日は無理かもしれない
今回の出社が成功したからといって、明日も同じように行けるかと言われると、それは難しいと感じています。
実際、帰宅後はぐったりしてしまい、心身ともに疲れ果ててしまいました。
一度成功したからといって、無理に続けるのは逆効果になることもあると思います。なので、少し間隔を空けて、また挑戦するつもりです。
焦らず、自分のペースで進んでいけたらと思っています。
回復への糸口をつかむために
パニック発作はとてもつらいものですが、不安と向き合いながら少しずつ進むことで、乗り越えていけるかもしれません。
もちろん、人によって対処法は異なると思います。
それでも、「不安から意識を逸らす」ことの大切さを改めて実感しました。
今日のこの一歩が、回復への糸口になるよう願っています。
もし、同じように苦しんでいる方がいらっしゃったら、少しでも参考になれば嬉しいです。私自身もまだ道半ばですが、自分のペースで前に進んでいこうと思います。
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