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モバイルバッテリーのレンタルを「楽しく」! シェアリングエコノミーの実現を推進する ―enXross 2nd協賛企業インタビュー・INFORICH
皆さん、こんにちは。
enXross事務局です。
日本最大級のエンターテインメントシティ・東京ドームシティを舞台に、デジタル技術を活用した経済圏創出や、お客さまの感動体験アップデートの実現を目指すプロジェクトenXross(エンクロス)。
今年はXR(クロスリアリティ)をテーマに、2024年7月4日にトークセッションや企業展示などのイベントが行われます。
今回は、enXrossゴールドポンサーである株式会社INFORICH執行役員Officerの梶桃郎さんに、INFORICHが提供するエネルギーインフラのシェアリングサービス「ChargeSPOT®」についてお聞きしました。
※ ChargeSPOT®は株式会社INFORICHの登録商標です。
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国内外で設置拡大中の「ChargeSPOT®」、充電インフラとしてだけでなく、平時・災害時の情報提供拠点にも
― お世話になっている方も多いと思いますが、INFORICHさんはモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を提供されています。日本だけでなく世界に展開されていますね。
梶さん INFORICHは「Bridging Beyond Borders 〜垣根を越えて、世界をつなぐ」をミッションに掲げています。組織として多様性を重視しており、日本国内でも外国籍の社員が4割弱在籍、社内では日本語以外に、中国語、英語、インドネシア語、フランス語など8つの言語での対応が可能になっています。また、管理職の女性比率の向上にも取り組んでいるところです。
私は主に海外事業を担当しているのですが、日本のみならず香港や中国、フランチャイズ先様を入れると、台湾、タイ、シンガポール、ベトナムに加えオーストラリアまで展開が加速しています。グループの関連会社まで入れると、海外の人材が多く活躍しています。
― 海外展開も加速しているんですね。ここまで展開を広げられた理由・強みはどこにあるのでしょうか。
梶さん 我々のようなインフラ事業は、Winner takes all(勝者総取り)という面があり、どれだけ早く・確実に市場を形にできるかという点が重要です。当社がサービスを立ち上げたとき、モバイルバッテリーのレンタルで複数社が日本に存在していましたが、我々は常にユーザーさんの目線に立って、「借りる場所と返せる場所の安心感」を重視して展開を進めてきました。そのおかげもあって、事業の早い段階から8割以上のマーケットシェアをキープしています。
昨年12月以降は、ミニストップ様やセイコーマート様といったコンビニや、サンマルクカフェ様やすかいらーく様などのカフェ・飲食店、また熱海や瀬戸内エリアなど、観光地などでも設置強化が進み、今年3月時点で国内では43,000台、海外も含めると51,000台展開しています。
― コロナ禍が落ち着き、インバウンドなど外出も増えたことで需要が拡大しているのですね。
梶さん そうですね。設置の要望も多くいただいており、設置済みのエリアでも数を増やしたいというお話をいただいています。
ChargeSPOTにはサイネージが付いているので、単なる充電スポットというだけでなく、広告などの情報発信もできます。平常時はもちろん、災害時にも重要な情報提供ツールになります。今後は、例えばサイネージのところでQRコードをかざすと希望の言語で情報が表示される、といった仕組みもつくっていけるかなと思っています。
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― 充電サービスだけでなく、情報発信・提供の拠点としても使えるわけですね。
梶さん はい。中国では人口500〜1,000人あたりに1台、バッテリースタンドがあることが適正とされており、そういった観点で考えると、日本国内はもちろん、海外にもChargeSPOTを増やしていく余地、ニーズはあると考えています。
また、現時点でもChargeSPOTは国内外で多くのお客様に活用いただいており、さまざまな場所にサイネージを備えたスポットを展開しています。スポットにはレンタル時と返却時に2回お客様が立ち寄ってくださるという特徴があるので、このアセットを生かしたマーケティングソリューションの展開を考えています。
XRの「楽しさ」を活用し、シェアリングエコノミー・サーキュラーエコノミーを加速する
― 今回のenXross 2ndはXR(クロスリアリティ)がテーマですが、INFORICHさんでも関連した取り組みがあるのでしょうか。
梶さん 最近では、スマホ充電以外にも自転車や傘、コワーキングスペースなどさまざまなモノ・サービスのシェアリングが行われていますが、INFORICHでは、複数のシェアリングサービスを1アカウントで使うことができる「ShereSPOT」というサービスも展開しています。
ChargeSPOTは新しいバッテリーを買わずに充電ができ、資源保護やCO2削減に貢献できるサービスで、他のシェアリングサービスも便利さを保ちつつ資源やエネルギーの無駄遣いを減らすサービスです。これらは日本が昔から大切にしてきた「もったいない」という思いの現れだと思います。
「もったいない」は、シェアリングエコノミーやサーキュラーエコノミー(循環経済)の考えとも相まって世界でも注目されていますが、こうした価値観の普及を加速させるには、プラットフォームに「楽しさ」がないといけません。
― 脱炭素や資源循環のためには、ものの使い方や生活スタイルを変える必要がありますが、我慢や努力が必要だと広まりづらいですね。
梶さん そうです。日本に古くからある「もったいない」という価値観に加え、日本のゲームコンテンツは世界に自信をもって輸出できるものですよね。
今、我々はNianticさんとともに、この2つをかけ合わせて、バッテリーをレンタルしてCO2削減に貢献するとクーポンが獲得できたり、スマホの画面上に花が咲くといった楽しみ方ができる仕組みを展開しています。
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参考リンク)ヨーロッパ最大級のテックイベント「Viva Technology 2024」に出展いたしました2024.06.05
― こういった施策は、海外はもちろん、Z世代など若い世代にも受け入れられそうですね。
梶さん そうですね。Z世代の皆さんにとって、環境にいいことをしたり、無駄なことをしていないのはクールなことで、それを自分のスタイルとして大事にしている方が多いと感じます。我々があえて語らずとも、「バッテリーを買わずに借りている」と自ら発信してくれるというのは最近の傾向としてあると感じていますね。
ですから、ただバッテリーをレンタルしているというだけでなく、ライフスタイルを支援しているという観点で皆さんに寄り添っていく必要もあると考えています。
バッテリーを借りるとChargeSPOT専用アプリで先行配信される楽曲を聴くことができたり、fragment designを主宰する音楽プロデューサーの藤原ヒロシさんとのコラボレーションなど、カルチャーの観点からもユーザーの皆さんにアプローチしています。
― インフラ企業さんの一般的なイメージと違い、プッシュ型のアプローチですね。
梶さん 新しいインフラというのは、時間の経過で徐々に皆さんが使うようになるものだと思います。
ですが、気候変動をはじめとした環境問題は待ったなしの状況です。これにいち早くコミットして人々の行動変容を促していくことは、世界に展開する企業としての責務だと思っています。
日本では昔から地域や隣近所でシェアリングエコノミーを実践してきました。これに加えて、楽しさ・笑顔がないものは持続しません。我々はできるだけ早く、そして楽しく、シェアリングエコノミーを社会に広げていきたいと思っています。
― 最後に、enXross 2ndへの期待をお聞かせください。
梶さん 昨年度、東京ドームシティ内にChargeSPOTを10カ所設置させていただき、さまざまなイベントで来場した皆さんにご活用いただきました。今回は、ドームシティにプラス5カ所・6台、ドームシティ外にも設置させていただくことになったので、より多くの方にご利用いただける態勢になりました。バッテリーを借りるついでに飲食をしたり、イベントに参加したりというきっかけをつくる仕掛けにもしていただけると思っています。
さらに、ChargeSPOTのサイネージを使っていただければ、東京ドーム発の新しいエンターテインメントの姿をアピールできますので、enXrossがその皮切りになればと思っています。
― enXrossを通じて、楽しく、快適に、脱炭素やシェアリングエコノミーが当たり前の世界をつくれるといいですね。本日はありがとうございました。
INFORICHの昨年の記事はこちらから:
モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」の普及を通じて、快適で安心な社会を支える
東京ドームシティの新プロジェクトenXrossについてはhttps://www.tokyo-dome.co.jp/enxross/をご覧ください!