筆者が過去に出会った目押しの神たちの話【パチスロ】【ディスクアップ2】

ちょいと過去話をしよう

ディスク2を打ち始めた去年の6月、筆者の主戦場は池袋楽園であった。

何故ならアホほどディスクの設置台数があったから

当時都内で仕事をしていた筆者は、暇さえあればここに通っていた。

筆者は大抵開店凸だったのだが、池袋楽園といえども平日朝ではディスク2なんてガラガラだ。

しかし、そんな中で毎日必ず通路側の角台を抑えていたスーツ姿のおじさんがいた。

年齢は恐らく40代半ばから後半くらいだったが、異常な程目押しが上手かった。

その人はプラクティスモードを毎回やっていて、目押しの速さと正確さは当時の筆者からしたら考えられない程だった。

その目押しを間近で見たくて隣の席に何度か座ったが、プラクティスの点数は頻繁に3万点を超えていた。押し方も綺麗で、「なんて凄えおっちゃんなんや...」と当時プラクティスで2万点すら出せない小僧の目は輝いていた。

あのおっちゃんが何者なのかはいまだに分からないが、こんな目押しが上手い奴が都内にはいるんだと興奮した記憶があるのだ。

自分より目押しが上手い人間

筆者は謙遜せずに言うと目押しは上手い。しかしそれはトップ層を抜いた上で、大半の人よりも上手いという話だ。

なので、ホールでディスクを打っていても自分より目押しが上手い人間に出会う事はまず無い。

しかしそんな中、過去に三人だけ自分より明らかに目押しが上手い人間に会った事がある。この人らとのエピソードを今回は語りたいと思う。

1人目 池袋楽園ディスク角台占拠リーマン

これは冒頭で書いたリーマンだ。まあ多分、リーマンではなくディスクで生活してる人だとは思うが、スーツ姿だったのでリーマンとしておく。

あのリーマンは恐らくビタ精度97%↑の人間だと思う。超人の域だ。(ちなみに語弊が無いように付け加えておくが、筆者は普段隣の台を絶対に見ない。めちゃくちゃ目押しが上手い人が来た時だけ申し訳ないけどめっちゃ見る)

本当に綺麗な目押しだった。親指で添えるように静かに押していた。思い出すだけでカッケェ...

通常時から狙いが渋かった。様々な狙い箇所をローテで回す、適当な一打がまるでなく、毎ゲームビタビタで押していた。

今思うとその隣にわざわざ座ってプラクティス2万点以下のプレイをする筆者は狂気的な気もするが、まあ今となっては良い思い出なので良しとしよう。

2人目 川越パラッツォスキンヘッドマッピーおじさん

二人目は筆者もよく行っている埼玉県川越パラッツォにいたスキンヘッドの眼鏡を掛けたおっちゃんだ。

そのおっちゃんとの出会いは、筆者がピンパンを打っている日の事だった。当時は筆者がディスク以外の技術介入機に手を出し始めた頃で、2022年の9月頃だったと思う。

その日、にこにこしながらビタミスを繰り返していた小僧の隣に、そのおっちゃんはやってきた。

ピンパンの隣の台がマッピーとなっていて、それぞれ各1台の設置だ。初めの内は何も気にしていなかったが、少し経った頃、「このおっちゃんリスリを毎Gビタ押してるやんけ」と筆者は気づいたのだ。

バー上段ビタはあってもリスリビタは通常あり得ない。何故ならマッピーのリスリ狙いは目押しが1コマ早かったらチェリーを溢すからだ。しかしおっちゃんは確実にリスリを狙っていた。

手つきも明らかに直視の人間の押し方だ。色押しのボタンを弾く押し方ではなく、目の動きが主で手は添えるだけ。ボタンをポンっと柔らかく押す感じだ。

筆者はごくり、と唾を飲んだ。「これはバトルになる...」とおっちゃんのビッグ中の目押しを見る前から臨戦体制を取ったのである。

そしてさらに別の日には筆者が座っていたディスクの隣にそのおっちゃんはやって来た。

惚れ惚れする綺麗な目押しだった。プラクティスもやっていて、初めの一回を見た瞬間に、「この人絶対にベストスコア4万点台だ」と確信した。

その一回が何点出ていたのかは分からないが真技術介入は一周押し、左右もバカほど速かった。

そうしてそのおっちゃんはマッピーの時もそうだったが、2〜3時間だけディスクを打ってどこかに消えていった。

そのおっちゃんを見たのはその2回だけなのだが、何が凄いってそのおっちゃんのビタミスを一度も見た事が無いことだ。

マッピーの青中段も菱形もディスクの真も極も一回のミスすら見なかった。これが神かと思った。あのおっちゃんにまた会いたいものである。

3人目 川越パラッツォディスク青枠上リーマン

この方が一番最近会った人なので、最も鮮明な記憶として残っている。

2022年の12月頃だったろうか、筆者がディスクを打っていると夜にそのおっちゃんは現れた。

そのおっちゃんが打ち始めて数分で「あ、この人めっちゃ目押し上手い」と気づいた。

通常時の狙いが毎G青枠上ビタというニッチなポイント、それにボタンを押す手つきも上述した2人とまったく同じように、ポンっと触れる感じの直視特有の押し方だ。

当たり前のようにプラクティスをやり始めたが、いわゆる4万点プレイというやつだった。真は一周押し、左右の速度も精度も素晴らしかった。

2人で通常時を回している時に、筆者の台でトリスタが鳴って、それにその方も気づいてリアクションを取ってくれた時に話しかけるべきだったかと未だに後悔している。

Twitterとかやってるなら知りたかった、ああいう人と並んで打つディスクはめちゃくちゃ楽しいだろうなとぼっちの筆者は常々思うのだ。

目押し上手い人は通常時から上手い

これだ。例えばディスクのバー上段ビタであっても、上手い人が見ると「あ、この人バー上段ビタで押してる」ってすぐに分かるのだ。

通常時の何気ない一打が明らかに違う。そういう人を見るとテンションも上がるのだ。(※とはいえ人の台を頻繁にチラ見したりするのはマジで迷惑行為なので絶対にやめよう)

とまあ今回はその過去に出会った3人に触れてきた訳だが、最近はそもそもプラクティスをやっている人にすらあまり出会っていないのである。

埼玉のプラクティス上位勢はどこに生息してるんだと疑問なのだが、まあまたどこかで出逢えることを願って筆者も精進したいと思う。

それでは今回の記事もここまで!10月はディスク10万G回す計画進行中で、その経過を日々Xに上げているのでよければそちらもフォローお願いします!(@enuri27)

それではまた次回!

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