★隧道天国房総半島★素晴らしきトンネル8選(後篇)
こんにちは、えぬびーです。
前回からの続きです。
5.月崎トンネル(天窓トンネル)
こちらのトンネルは8つのトンネルの中で最も秘境度が高い場所に位置しており、プチ冒険感が味わえると思います。そこまでアクセスが厳しいわけでもなく簡単に来れるところなのですが、あたり一帯は深い森で覆われており人工的な要素が一切見受けられません。密林感あります。
トンネルの中間地点に天窓の様に穴が開いている部分があり、そこから差し込む光、壁に生える苔、垂れ下がる植物が非常に美しい様子を見せてくれます。
ここは濃溝の滝に次ぐ秘境系インスタ映えスポットとして人気でるんじゃないか?と数年前から思っていたのですが、特にそんなことには一切なりませんでしたね。
まあ車停めるところも基本ないし、ここへ至る道も幅車一台分の細い道なので、もし人気が出たら交通的にえげつないことになるのでこのままが良いでしょう。
6.芋原トンネル(ウキウキアメーバトンネル)
名前どゆこと?と思われるかもしれませんが、こちらのトンネルは「ウキウキ」と「アメーバ」の両性質を持ち合わせた風変わりトンネルになります。
まず、とてものどかなところにあります。千葉県内でヤギがその辺にいるのを見ることになろうとは。
こちらがトンネル外観になるわけなのですが、わかりますでしょうか。この不安定なグネグネ感!日々の僕の精神状態を如実に表しているかのようです!
まるでアメーバのような形状だということで、「アメーバトンネル」と呼ばせていただくことにします。
ではウキウキとは?
そう、ウキウキは中にいたのです。壁のいたるところにウキウキと書かれております。通るだけで気持ちがどんどん楽しくなりそうですよね。
ウキ…ウキ…
このウキウキの正体とは何なのでしょう。
このトンネルは素掘りされた後モルタルが吹き付けられているのですが、老朽化によってモルタル背面に空洞が発生しているようです。なので背面空洞がある場所に「ウキ」と書かれているようですね。(ほっとくと落盤事故などにつながる)
全然ウキウキしない事実でした ~完~
ウキのほかにカケもあったのですが、こちらは調べてもよくわかりませんでした。わかる方いらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。
7.デーモントンネル(ジーパン股シワトンネル)
こちらも台風被害で大ダメージを負ったようです。道が土砂崩れにより崩壊しておりとても進めるような感じではありません。
多分このまま廃道になりそうな予感です。
そしてこの先に目的のデーモントンネルがあります。
はわわ・・・美しい・・・ちなみになぜデーモントンネルと名付けたかといいますと、トンネル入り口の地層のシワのようになっている部分が
遊戯王カード「デーモンの召喚」のあばら骨に似てるなぁ~と直感的に思ったからです。
しかし、その後ほかの人のブログで情報をあさっていたら
「シワ入ってるジーパンの股部分に見える」と書いてあるのを発見し、
「確かにジーパンに見えてきたな…デーモンとは…?」と思ったのでこれからはジーパン股シワトンネルと呼んでいきたいと思います(どうでもいいことにかなり行数割いた)
そんなジーパン股シワトンネルですが、内部も結構いい地層のラインが刻まれています。まるで木星の表面のような色合いがグッド。内部を歩いているとこの地層のラインが視界の大半を占領してきて、実に不思議な感覚に身を包まれます。ありがとう、木星ジーパン股シワトンネル。
8.神社裏オバQトンネル
次なるトンネルは睦沢町の諏訪神社にあります。
この神社はちょっとした高台に位置しており、周辺は田園風景が広がっております。ノスタルジーを呼び起こさせる雰囲気の良い場所です。
社殿の裏に大きな穴が開いています。
どうでしょうか、この形状がなかなか珍しくて面白いと思います。完全にオバケのQ太郎の口のような穴です。
写真を撮ってウロウロしていたら、たまたま神社に来ていたこの地区の区長さんに話しかけられました。最近はこの穴を撮影しに来る人が多いとのことで、観光整備を整えようと町の人たちとも話しているらしく、どんなふうにすればいいと思うか意見を求められました。
僭越ながら何点か意見を述べさせていただきましたが、なるほどな~!と感心していただけたように思いますので、まあ多少なりともお役に立てていれば幸いです。
若い女性たちもよく来るらしい。どこから情報を仕入れているんだろう…。
おまけ
以上、8つのトンネルを見てきましたが、残念ながら落選したトンネルたちもあります。
のっぽトンネル。不必要に縦長。車6~7台は積み上げられそう。
木星トンネル。上記で紹介した「7.デーモントンネル(ジーパン股シワトンネル」より更に木星に近いクオリティのマーブル模様が特徴ではあるのだが、あの圧倒的ジーパン姿の外観インパクトには勝てず落選。
たけのこみたいな形です。
以上、終わりです。
↓前篇はこちらより
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