ギリギリな生き方をするつもりはなかったのに
皆さんこんばんわ。N氏です。
最近音楽番組を見る機会がありました。20年前に流行ったラルクやポルノやミスチルや、、、今の高校生からすればすっごく古いアーティストに聞こえるんだろうなと思いつつ懐かしいなーという感情も溢れてくる立派な中年です。
数十年前に速報歌の大辞典という番組があって、現在のオリコン順位と過去のオリコン順位を交互に発表するという異色の番組構成で、過去の年代が昭和だと古いなー嫌だなーと思ってたり、平成だと最近だから嬉しかったり、、、まあつまり20年前の歌を流すのではなく最近の歌に目を向けていこうということですね笑
と言いながら昔の歌の話をするのですが。
衝撃的だったギリギリchopという歌
皆さんは、B'zの代表曲であるギリギリchopという歌をご存知でしょうか。リアルタイムで見ていた人はさらに驚いただろうと思う点としては、コナンのOPだと思います。なんとOP中にご本人が登場してしまうという傍若無人ぶり。そもそも意味不明なタイトルと歌詞。松本さんの超絶ギターソロからの稲葉さんのシャウトと、今ままで、話題性とライブパフォーマンスへ全振りした曲だと思ってました。(B'zの中でもトップレベルに好きな曲です。)
よく聞けば冴えない中年の歌?
自分の中でそんな評価だったこの曲ですが、最近改めて聞いてみるとあれ?良い歌詞だなと思ってしまいました。昔は、好きな女性に合わせようとする情けない男性の話かと思ってたんです。でもよく聞くと、なんだか会社でうだつの上がらない中年が思い浮かぶんです。以下サビ部分抜粋。
ギリギリじゃないと僕ダメなんだよ
おねがい さむい目で見つめないでよ
自分のペースでやらせてよ
じゃないとすぐにつぶれる
ギリギリ崖の上を行くように
フラフラしたっていいじゃないかよ
それでも前に行くしかないんだから
大丈夫 僕の場合は。
ダメダメな人間でも前に進むしかないし、しょうがないじゃないみたいな?後は、フラフラしてた結果は自分で払うという意味でしょうか。最後の歌詞の「僕の場合は。」で句読点がついてるのは自分と同じ人は他にいないという意味でしょうかね。
安定した人生を歩むと思ってたのにな
私は、学校の先生みたいな公務員になりたかったんですよ。もしくはお堅い職業。何をどうしてこんな人生になってしまったのでしょうか。昇進もせずフラフラしつつ、転職を考えているような30代になるとは思いませんでした。
とは言え、お堅い仕事も今では無理だなと思うんですけどね。まあこんな人生になってしまったらしょうがないですよね。
大丈夫 僕の場合は。