黎明を迎えたNightOwl|夜夢夜夢祭ツアーを共に回って
言葉にするのがとても難しくて、形容しがたくて。なんなら言葉にすることは野暮なんじゃないかとさえ思った、今回の夜夢夜夢祭ツアー。
でも、記憶は忘れないようにしようとも、どうしても薄れていってしまうもので。このツアーを通して抱いた感情は自分にとってすごく特別なので、言葉から逃げずに書き記しておこうと思います。
1公演ずつレポを残していたわけではないため、断片的な記憶で書いています。また、嘉那推しとしての視点がどうしても多いかと思います。
気楽な気持ちで読んでいただけると幸いです。
解散も考えた上での決意表明
今回の「夜夢夜夢祭ツアー」開催が発表されたのは、去年の9月23日。NightOwlの4周年を冠した「OWL AROUND TOUR」の最終日、ツアーファイナル・東京公演の日に遡ります。
当時のことを思い出すと、少し胸が苦しくなります。全国からファンが集まり、全曲ライブで今までを振り返れて、すごく楽しい夜でしたが、メンバーの口から「解散を考えたこともある」という言葉が初めて出たので。その瞬間、いつか来ることはわかってはいたけど目を背けていた、NightOwlと解散というものが自分の中で初めて繋がり、現実味を帯びました。
これからも歩みを止めないためにと、決意表明として発表された全国9都市を回るツアー。ファイナル公演は過去最大規模の恵比寿リキッドルームで。メンバー自ら背伸びした目標だと語るほどのキャパです。
そしてこの日に発表された新曲『Shooting Star』は、歌詞も振付もNightOwlのこれまでが詰め込まれた特別な一曲。満員のリキッドルームで聴けたらどれだけ幸せかと、そしてこの曲を最終回にしたくないと、そのとき強く思いました。
あの夜以降のライブは、やっぱりしんどいほうが多かった。メンバーもファンも思い悩みもがきながら、夜明けを信じて突き進んできたと感じます。
手探りの状態で始まった全国ツアー|大阪公演
年が明け、2024年1月17日。ついに夜夢夜夢祭ツアーが始まりました。
持病の関係でしばらく休養していた憧ちゃんは、前日のライブから復帰。ある意味ツアー初日がみんなにとって直接「おかえり」と言える日でもありました。4人で開幕を迎えられて本当によかった。
この日から新SE『梟楽』がお披露目され、サプライズ的な始まりにフロアは既に高まり、続くロンリー・ナイトパレードで多幸感溢れるツアーの幕開けとなりました。このツアーはみんなで作るツアーだと。この一曲目も、ツアーに向けてメンバーが行っていたスペース配信で、ファンの投票によって決まったものでした。
この日印象に残っていたのが『Shining Ray』。
凛音ちゃんの「歌えますよね?」の呼びかけから、フロアの一人ひとりが負けじと大熱唱。平日の夜とは思えないぐらいの熱気で、これだけステージとフロアが境界線なく共に歌って盛り上がれるのは、NightOwlならではの空気感。彼女たちが今まで大事にしてきた「目線を合わせること」がゆえだと感じました。もう何もどうでもよくなるぐらい、あの瞬間が楽しかったです。
初日を語る上で外せないのが『16進数の海辺』、『七日間戦争』、『グッドバイバイ』、『Beyond the Night』という4曲の流れ。
すれ違って、傷つけ合って溝ができて、でもそんな自分たちにさよならして、夜を越えようともがいていく。そんな心境の変化を体現するようなメッセージ性を感じました。でも、まだこの段階では現実になっていなくて、そうなればいい、そうなりたいと理想を描いているような感覚で。
そして、順番が前後しますが『incubate』と『Dear, Night』からこのツアーを4人揃って回ることの意味、その大切さを受け取りました。『incubate』の4人で円陣を組むシーンがみんな笑顔で、帰ってきた憧ちゃんへの愛に溢れていて。
『Dear, Night』では「ここまで来れたね」の歌詞で気持ちが溢れた憧ちゃんの顔が忘れられません。身体の痛みを抱えながら全国を回るということ。きっと誰よりも不安を抱えて迎えた始まりだったと思います。でも絶対に自分は欠けないんだと、涙には弱さより強さを感じていました。
魅せるステージと共存するフロア|仙台公演
次に迎えたのは、1月21日の仙台公演。チケットは前売り券で完売し、お客さんは地元で待っていた人たちを多く見かけました。
この日の印象は、セットリストに『暁闇』や『La La Lullaby』が入ったことで、フロアからの熱よりも、ステージからの熱、魅せるという意志を強く感じて。ツアー大阪とはまた打って変わったものでした。
ペンライトを振る人、振りコピをする人、MIXやコールなど声を出す人、じっとステージを見入る人。ライブの楽しみ方が共存していて、NightOwlが作るフロアの多様性を感じた日でもありました。
個人的には『夜明け前』で始まり『Answer』で終わるセトリに一つの物語を感じていて。ツアー大阪と同様ファンの投票で決まったとはいえ、「自分たちには明るすぎる」と、一時期ステージから封印されていたこともある『夜明け前』。この日の雨を晴らすかのように、今自分たちが届けられる最大限の煌めきを笑顔で届けてくれました。
そして最後に、まだ完全な答えはわからないけど、このライブで感じたNightOwlとしての答えを『Answer』に乗せて届けてくれたように感じます。
揺れ動く情緒、歌の世界観|長崎公演(伊桜凱旋)
仙台公演から1週間ほど日にちが空き、2月3日に長崎公演が開催されました。長崎は折原伊桜の凱旋公演。出身地での初開催をお祝いすべく、チケットも早々に完売していました。
伊桜凱旋ということで、一曲目は彼女の歌声が鳴り響く『暁闇』に。元々『暁闇』スタートのライブは即座にNightOwlの世界観に取り込まれるというイメージがありましたが、この日はそれを顕著に感じて。とくに伊桜ちゃんと伊桜推しの、この日にかけた特別な思いを赤く輝く光から感じました。
ライブ折り返しでの『16進数の海辺』、『melt blue』、『七日間戦争』ブロックは、情緒を刺激されるセットリストで。伊桜ちゃんはじめ、メンバーの錯綜する複雑な心の内をとくに表情から受け取りました。
この日の『Beyond the Night』は、ツアーのなかでもすごく鮮明に記憶されています。一人ひとりに寄り添うというより、手を取り引っ張っていくんだという力強い意志がありました。とくに凛音ちゃんの、涙ぐみながらも必死に訴えかける姿が頭から離れなくて。こんなにも全身全霊でアイドルをしている人に出会えたことを、もっと噛み締めていかなきゃと感じさせられたほどです。
1人を通じて見えた4人の絆|福岡公演
長崎公演を終え、翌日の2月4日は福岡公演。
お祭りのイメージということで『ヨルウタゲ』からスタートし、『夜行迷路』、『Be the one』と序盤から会場が熱気に包まれました。その後も熱は止まず、声を出すのも踊るのも、みんなが全力で楽しんだ夜でした。
でも、ただ楽しかっただけではなく、メンバー4人の絆を感じた日でもありました。
持病の痛みからライブ中盤にステージ袖へと捌けた憧ちゃん。2週連続の九州遠征、そして連日のライブは身体への負担が相当大きかったはずです。それでも途中まで、きっと限界を超えてやり切った憧ちゃんはすごく格好よかった。
憧ちゃんからのバトンを受け取るように、その後3人で手探りしながらも支え合い、笑顔を絶やさずライブを作り上げていました。憧ちゃんの歌割りを3人で大切に歌う『ロンリー・ナイトパレード』に、フロアに光る青色から憧ちゃんもちゃんと存在していた『Shooting Star』。熱さだけじゃなく、温かさにも包まれていた公演でした。
後に憧ちゃんから舞台袖で撮っていたとのムービーが。3人の笑顔の理由には、見えない場所でもちゃんとステージの一員として支えていた、憧ちゃんの存在があったはず。
そばで歩幅を合わせた夜|埼玉公演(憧凱旋)
翌週の2月10日は、雨夜憧凱旋の埼玉公演。この日を皮切りに3日間、メンバーの凱旋公演が続きます。埼玉公演は、憧ちゃんといえばのイメージが色濃い『Daybreak』からスタート。「きっと僕がそばにいるから」の箇所に憧ちゃんの優しさと頼もしさを感じていました。
続いて『グッドナイト』では、凱旋公演ということもあり間奏のMIXを「あまやあこぉ〜」に替え歌したことで、メンバーが大爆笑。その後も笑みがこぼれる瞬間の多い幸せな夜でした。
終盤では『Dear, Night』からMCを挟み『Answer』へと繋ぎます。
この2曲にそれぞれある「歩幅合わせて」、「いつも隣には同じスピードで僕が居る」の歌詞は、NightOwlのあり方を象徴していると思っていて、個人的にもすごく好きな部分で。一人ひとりの心にそっと寄り添う、雨夜鳥としての憧ちゃんにも当てはまると思っていて。憧ちゃんに呼応するかのように青く光った憧推しによるペンライトの光景が、歌詞の意味を何十倍も濃く実感させてくれました。
真っ直ぐな愛情に包まれて|京都公演(凛音凱旋)
翌日の2月11日は、百城凛音凱旋の京都公演。
太陽みたいに眩しい凛音ちゃんの笑顔にぴったりな『Be the one』から始まり、みんなで踊り狂う夜が幕開けしました。
MCで凛音ちゃんの友達が遊びに来てくれていると明かし、プライベートも包み隠さないところが本当に凛音ちゃんらしいなと。裏がなくいつも自分に正直にいるところが、アイドルとしても一人の人としても、凛音ちゃんが愛される理由だなと改めて感じました。凛音ちゃんがステージで見せる表情は喜怒哀楽以上の豊かさがあって、見ていて飽きないし、気づけば伝播しています。
ラスト2曲は『ロンリー・ナイトパレード』と『Answer』。
ピンク色のペンライトに包まれて『Answer』の落ちサビを歌う凛音ちゃん。その光景に驚きながらも心を込めて一人ひとりに歌う姿は、彼女が今まで大切に抱いてきた愛情と、それを見つめる凛音推したちからの愛情でいっぱいでした。
みんなと、いつか胸を張って|兵庫公演(嘉那凱旋)
そして3日目の2月12日は、長谷川嘉那凱旋の兵庫公演でした。
『ロンリー・ナイトパレード』を除いたファン投票で一曲目は『Living my day』に。私が嘉那推しのため、どうしても普段から嘉那ちゃんを一番に見ているのですが、曲が始まる前から緊張しているのがよく伝わりました。かわいい。
「Living my day」という言葉は嘉那ちゃんを表現するというより、嘉那ちゃんが向かいたい道標だと思っていて。今はまだ胸を張って言えないけど、いつかは言えるように。そんな思いを汲み取りました。
『16進数の海辺』はリリースされた当時のことや、それ以外にもきっと自分のことを歌詞に重ねて、誰よりも感情を顕にしている嘉那ちゃん。時に心を削るまでして伝えてくれる思いは、見ているだけで胸が締め付けられるほど。
この日のラスト2曲は『Shooting Star』と『ロンリー・ナイトパレード』。
『Shooting Star』は、ダンスだけじゃなく歌でも届けると言い続けてきた嘉那ちゃんにとって特別で、挑戦でもある一曲。『ロンリー・ナイトパレード』は初めて歌割りを自分で掴み取り、歌うことに大事に向き合ってきた一曲。自分のためでも、みんなのためでもある曲たち。そんな嘉那ちゃんを支えるかのように、紫色の光が力いっぱい手を伸ばしていた夜でした。
垣根を越えて一つになった「仲間」|名古屋公演
そして2月24日は、ついにツアーセミファイナルの名古屋公演。
初手の『ヨルウタゲ』から畳み掛けるように、会場のボルテージが一気に上がっていきました。
ツアー中、新たな色を魅せる武器として手に入れた新曲『宵々夜』は、噛めば噛むほどクセになる曲だと思っていて。今までになかった大人っぽくも甘い歌い方に加え、要所要所にこだわりが詰め込まれたダンスに夢中になったのを覚えています。
嘉那ちゃんがNightOwlで初めて一人で振付を担当した曲ですが、妥協を許さない人なので、遠征先でも観光から抜けて振付を考えていたらしく。踊りで魅せることへの強い思い入れを感じられる、常にブラッシュアップし続ける一曲です。
中盤の『七日間戦争』では、答えはまだわからなくても、がむしゃらに目の前のことを信じて突き進んできたこのツアーの意味が、はっきりと輪郭を持って浮かび上がりました。続く『Precious Time』での「今まで過ごした日々は絶対に君を裏切らない〜」の箇所から、未来を見つめた凛音ちゃんのブレない決意を感じて。
あと、名古屋公演を振り返る上で忘れられないのが『All Night Long』です。この日の伊桜ちゃんは喉の調子が悪く、満身創痍の状態でライブに挑んでいました。そんななか終盤に組まれたほとんどが歌唱パートのこの曲を、必死にステージに踏ん張り、気力で最後まで歌い上げていて。苦しい顔を見せてたまるかと魂を振り絞る姿に、歌を歌うことへの覚悟と責任を感じました。
でも決して一人で背負い込んでいたわけではありません。誰かが不調だったら察してすぐに手を差し伸べる。いつもステージで目を見つめ合ってきた4人の強みを感じた日です。そこには私たちの存在も確かにありました。
このツアーを通してメンバーの口から出てきた「仲間」という言葉。これまでもメンバーとファンで一緒に歩んできましたが、どうしても送り手と受け手というそれぞれの立場がありました。でも、セミファイナルまでの日々でその垣根を越えられたように思います。
そこにいる一人ひとりが仲間となって迎えた『Dear, Night』は曇りがなく、リキッドルームに繋がる夜を約束していました。
明けてく夜にどこまでも|恵比寿リキッドルーム
セミファイナルから約1ヶ月の時を経て、ついに迎えた4月6日。ファイナル公演・恵比寿リキッドルームの日がやってきました。
その日が近づくにつれ、メンバーもファンも「この日を一緒に」という思いを各々の言葉で声に出していくように。その尽力もあり、前日の時点でチケットはソールド間近になっていました。
NightOwlの集大成を見届けようと、全国各地からファンが集結。開場前に撮影した集合写真には、広角レンズじゃないと収まり切れないほどたくさんのファンが写っていました。実は、最後方にメンバーが写りにやってきたというサプライズが。
開場時間になり会場の中に入ってみると、あっという間にフロアが人でいっぱいに。段上まで開放してもなお、前から後ろまで確かに満員の景色がそこには広がっていました。
そしてついに、SEの梟楽が流れ、6th新衣装を纏ったNightOwlが登場。新章の幕開けを予感し、メンバーごとに大きな歓声が上がりました。
持病の手術の関係で1ヶ月間休養していた憧ちゃんも、この日から復帰。あの歓声は憧ちゃんのおかえりをお祝いするものでもあって。
開幕の『ヨルウタゲ』でライブは初めから勢いづき、最高の夜にするためのお祭りが始まりました。ずっと空けられていた間奏のソロダンスパートは、憧ちゃんが帰ってきたことでステージもフロアも煌めきを取り戻して。
『夜明け前』、『グッドバイバイ』とストーリー性のある曲が続き、『宵々夜』では一新された振付がメンバーの個性を妖麗に輝かせます。
また、このライブでは新曲『渡羽』もお披露目されました。今までのNightOwlになかった春のラブソング。愛らしくてキャッチーな音楽と振付に、眩しいぐらいの甘酸っぱい歌詞。ずっと夜のイメージだったNightOwlに、日の光が降り注ぐような、新しい一面を感じました。
満員のリキッドルーム、みんなで大合唱した『Shining Ray』。ひとりステージに向かって歌う人も、肩を組み合って歌う人も、心の声で歌う人も、あの場にいた人が誰も取り残されず一つになっていたと思います。
大人になってから大声で歌い合える瞬間ってどれくらいあるでしょうか。きっと、ほとんどないに等しいと思うんです。年齢も性別も職業もバラバラで、本名も知らないような人たちが、好きなアイドルの歌を通して一つになる。こんなにも尊い瞬間を忘れたくないなあと。
そして、ずっと心の中とモヤモヤと一緒に歌ってきた『七日間戦争』。それがようやくこの日に晴れたように感じました。ラストのサビでメンバー同士手を繋ぐシーンが、みんな笑顔で吹っ切れていたんです。それがすごくよかった。
この日とても印象に残っているのが『Beyond the Night』。ツアー初日にはまだ理想像だったものが、この日やっと現実になったように思えました。それが、ようやく夜を越えられたということ。暗闇があったからこそ見つけられた光の力強さ。あれは私とみんなとではなく、私と君との、一人ひとりにとって特別な歌になっていました。
ラスト4曲は、一人ひとりのMCからタイトルコールへと。それぞれの想いについてここで語るのは野暮なので、歌に感じた想いについて言葉にします。アフタームービーの第2弾にMCの一部が収録されているので、本人たちの想いは、彼女たち自身の言葉から受け取ってもらえたらと思います。
まず、『Answer』を歌う凛音ちゃんはとても清々しくて、これまでツアー中に歌ってきたものとはまったく違う印象を受けました。きっと誰よりも「アイドルであること」に対して思い悩み、自分自身と何度もぶつかって、それでも、フロアから目を背けずに届け続けてきたからこその「答え」がそこにはありました。
持病の治療を乗り越えてステージに帰ってきた憧ちゃん。心と体が何度もぐちゃぐちゃになった夜を越えてきた彼女が歌う『Dear, Night』は、ぬくもりの中に折れない強さを感じて。メンバー同士寄り添い合う姿に、憧ちゃんがいてこそNightOwlなんだと、その尊さを胸に大切に刻みました。
4人で歌うユニゾンから始まる『黎明』。あの日歌ったこの曲は、伊桜ちゃんの今を体現していました。歌唱の要としてグループを引っ張ってきた彼女は、きっと自分が誰よりも頑張らなきゃと、一人で背負い込んできた夜が多かったはず。でもやっと、メンバーに体を預けられるようになった。その表情がすごく優しかったんです。そして肩の力が抜けたことで手に入れた強さと、それでも歌で戦い抜くという新たな決意も感じて。
最後に迎えた『ロンリー・ナイトパレード』は、嘉那ちゃんの笑顔が忘れられなくて。ずっと孤独を感じてきた彼女が、自らを愛せるようにと願いを込めて歌い続けてきた大切な曲。枯れていた心に毎日みんなから少しずつ水をもらって。あの広いステージでようやく自分で自分の色を見つけ、笑顔の花を咲かせてくれました。
そして、アンコールで再度登場したメンバーの口から発表されたのが、当日券でのソールドアウト。
その瞬間に思わずみんなで抱き合いました。この目で見ていた満員の景色は紛れもない事実だったんだと。数字が全てではないけれど、数字として結果が出るぐらい、やってきたことがちゃんと報われたということ。本当に嬉しかった。ついてきてよかった。
4人が最後に歌い上げたのは『Shooting Star』。前回のツアー東京でお披露目されたときは「満員のリキッドで聴けたら」と思っていました。それがこの日、「満員のベイホールで聴けたら」へと思いが塗り替えられていて、やっぱりこの曲はまだ最終回じゃなかったんだと、次へと繋ぐ約束の曲なんだと嬉しくなりました。
互いに約束したように、光の海が溢れ、忘れられない夢のような夜になった、2024年4月6日のリキッドルーム。愛しい夜。
黎明を迎えたNightOwlが次に飛び立つ場所は、2024年11月4日・横浜ベイホール。「Flight in the Storm」と冠した史上初の1,000人キャパでのワンマンライブ。
長かった暗闇の中も、光を信じて歩みを止めず、ここまでやってきたNightOwl。この4人と一緒なら、ファンも同じ仲間と一緒ならどこまでも、夢の続きを見ていられると確信しています。
偶然だったのかもしれないけど、折原伊桜、百城凛音、雨夜憧、長谷川嘉那の4人でNightOwlになってくれてありがとう。この4人だったから、こんなにも愛しい気持ちで溢れています。
“約束をしようよ 次に会う時は また最高の笑顔で”
NightOwlワンマンライブ「Flight in the Storm」
at 横浜ベイホール
チケット受付は4月27日から!
P.S.
記事を書くにあたり、カメラマンさんやカメコさんの素敵なお写真を多数拝借いたしました。ありがとうございます。
想像以上の長い文章となり、読みづらい箇所もあったかと思います。
それでも最後まで読んでいただきありがとうございました。
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