画像合成技術とこれからのクリエイティブ【情報リテラシー論】
あけましておめでとうございます
今回は画像合成技術とその問題点、また音楽やグラフィックデザインなどの仕事にどう影響するのかについて考えていきたいと思います。
画像認識・合成技術の進歩
近年、画像の認識・合成技術が急速に発展しています。
少し前から、画像を合成できるopenAIが公開され注目を集めています。最近ではAIが合成した画像を使っているコンテンツも普通になりつつあるように思います。
また、チャットGPTはこれまでテキストがメインでしたが画像も学習し、画像を読み込む機能が追加されました。チャットGPTのようなタイプのAIの特徴は画像データだけを学習しているわけではなく、音声データやテキストなどと関連付けることができる点です。いろいろな情報を組み合わせて処理できるようになってくると、いよいよ人間にしかできない作業が減ってきそうです。
余談ですが、最近iphoneの写真アプリで写真を長押し→共有→保存をすると写真を切り抜けると知り驚きました。専門のソフトやアプリを使ってやっていたことがこれからは誰もが気軽にできるようになっていくんだなと強く実感しました。
問題点など
合成画像の生成がより簡単かつリアルになったため、悪用されるケースが増えているのも事実です。特に有名人を使った合成画像が「流出」したというニュースはよく見かけるようになりました。
最近ではAIが学習する画像を限定し著作権に配慮したり、元にした画像を追跡できるようにするなど、学習元の透明化の流れがあります。
AIが仕事を奪うのか
AIの登場によって仕事のあり方が大きく変わるのは避けられないでしょう。
今後、ざっくりとした案を制作するときにはAIを使い、あとは人間が詰めていくという方法が主流になっていくのではないでしょうか。
AIに取って代わられる部分もあると思いますが、それをきっかけに全く新たなものが生まれる可能性もあります。現在のやり方に縛られず、新しいものをどんどん活用していこうというポジティブな姿勢が大事になっていきそうです。
お付き合いいただきありがとうございました。
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