超簡単な優良株の探し方 - 利益をもたらす株を探す8つの条件

株式投資は、長期的に安定した利益を得るための有力な手段です。しかし、多くの初心者が最初に経験するのは、そもそもどんな銘柄を買えばいいのか分からないことです。そこで投資雑誌に載っているありきたりな銘柄を買ったり、X(旧ツイッター)上でインフルエンサーたちが煽る人気銘柄に飛びついてしまい、損失を被るという失敗をしてしまいます。実際、Xでは短期間での利益を狙う投資家が多く、特定の銘柄に集中投資することで一時的な盛り上がりに翻弄されるケースが少なくありません。

私自身も、投資初心者の頃にツイッターで話題になっていたリミックスポイントやソレイジア・ファーマに投資しました。最初は利益が出たものの、その後急落し、インフルエンサーたちの「これはただのふるい落とし。これで離脱するやつは投資家じゃない、ナンピンするぞ。空売り機関がいずれ大損して倒産してもおかしくない」という投稿に影響され、ナンピンを繰り返した結果、数百万円の損切りを経験しました。しかし、今では自分の投資基準を確立し、独自の方法で優良株を見つけ、安定した利益を得られるようになっています。

私は普段ChatGPTを使って投資を行っていますが、AIに頼らずとも安定して銘柄を見つけられる力を持つことは、投資家として必要不可欠です。この記事を読むことで、インフルエンサーに頼らず、あなた自身できちんとした銘柄を選べるようになるでしょう。

優良株の定義

まず、「優良株」という言葉の定義を明確にしておきましょう。多くの投資家は、配当が高い株や株主優待が充実している株を優良株と考えがちですが、それだけでは不十分です。単に高配当や優待を基準に株を選ぶのは、表面的な判断に過ぎません。

私が定義する優良株とは、最終的に自分に利益をもたらす株のことです。インカムゲイン(配当収入)でもキャピタルゲイン(株価の値上がり益)でも構いませんが、重要なのは実際に利益が得られるかどうかです。企業の財務状況が良くても、高配当であっても、あなたに利益をもたらさなければ、それは優良株とは言えません。

ChatGPTでの投資サポート

ChatGPTを活用して株を選んでいると聞くと、すべてをAIに任せているように思われるかもしれませんが、そうではありません。私自身がある程度絞り込んだ上で、ChatGPTに最終的な選出を手伝ってもらっています。ChatGPTはあくまでサポート的な役割を担い、銘柄の初期選定やデューデリジェンス(調査・精査)に役立てています。例えば、ChatGPTにすべて任せると、以下のような結果が返ってきます。

プロンプト:
「優良日本株3つ教えて。」

回答:

  1. トヨタ自動車(7203)
    トヨタは、日本を代表する自動車メーカーで、電動化や自動運転技術の進展に対応し、安定した収益を上げています。

  2. ソニーグループ(6758)
    ソニーは、エンターテインメント、電子機器、金融サービスなど幅広い事業を展開しており、特にゲームや半導体事業が好調です。

  3. ファナック(6954)
    ファナックは、工場の自動化やロボット技術で世界的に有名な企業で、高い技術力と収益性を持っています。

これらの銘柄は、Googleで「日本株 おすすめ」と検索すれば見つかるような、一般的に「優良株」とされる企業です。もちろん、これらの企業が優れたものであることに異論はありません。しかし、これらが本当に自分にとっての「優良株」なのでしょうか?どれも時価総額が大きく、すでに大金を持っている投資家が選ぶ、ディフェンシブな投資には適しているかもしれませんが、大きな成長を求める投資家にとっては必ずしも最適な優良株とは限りません。

ある程度キャピタルゲインを見込めつつ、ディフェンス力とオフェンス力の両方を備えた優良株を見つけるためには、以下の基準で銘柄を選んでいます。

私の優良株選びのステップ

他のNote記事でも詳しく述べていますが、私はまず自分で銘柄を選別し、その後ChatGPTを使ってデューデリジェンスを行っています。今回は、ChatGPTを使用する前に行う「優良株候補の選別ステップ」に焦点を当てて説明します。もしさらに詳しいプロセスに興味があれば、別のNoteでChatGPTの使い方についても紹介していますので、そちらもご覧ください。

優良株選びの8つの詳細条件

以下の条件にできるだけ多く当てはまる銘柄を優良株として選びます(すべての条件を満たす必要はありませんが、複数の条件を満たしていることが望ましいです)。

ここから先は

1,151字 / 2画像

¥ 3,000

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?