はるですね♪はるですよ♪〜子ども観を知っていく〜
おはようございます。
「春ですね。春ですよ」
ながいおはなのぞうさんが ちょうちょとおいかけっこしてました
ちょうちょは ぐるぐる はなのうえ
ぞうのはなが むすばった
はるですね はるですよ
おおきなおくちのわにさんが ぽかぽかようきにさそわれて
あーんとあくび していたら おくちがとじなくなっちゃった
はるですね はるですよ
この歌ご存知ですか??
なんとも、うっかりしている。ぞう と わに ですが、それくらい春は、穏やかで、心地よいってことですよね・・・。
子どものうたは、なんだそれ??
みたいな世界なのですが、意味なんてどうでもよくて、そこをいかに楽しめるか??みたいなところがあるような気がします。
でも、その「子どもなんて」みたいな考えも、「子どもだから」みたいな考えも、どちらも間違いじゃないんだよな。。。
子ども観を知る
幼児教育・保育の全体構造の基底にあって全体を支えているのは、保育者が子どもをどのような存在として捉えているかという「子ども観」であり、子どもの成長・発達を促すにはどのような方法が適しているかという「教育・保育観」である。
って教科書とかに書いてあるんです。
学生の頃・・・どれくらい差があるのか??を2つの園でアンケートをとり、調べたことがあるのですが・・・。
それは、まぁ全然違いました。
例えば・・・子どもが道に飛び出した。という場面。どうしますか??
皆んな答えは、言わずもがな『止める』なんですが、止め方や理由に子ども観が出てくるんです。
「言葉で止める」と「からだで止める」
そして
「危ないでしょ」と「心配したよ」
では、子ども観が違うのです。
でも。どちらにも間違いはなくて・・・その子の年齢、発達、周りの環境。
などなどその瞬間によって、子どもの世界に関わる人は、一瞬で対応を考え変えていく。
命に関わる場面ですから、『素』が出てきますね。
むちゃくちゃ怒る大人もいますし、涙を流す大人もいます。
そうそう!言いたいことは・・・
みんな子どもを心から大切だと思っている。
そこに、自分の「子ども観」と「保育観」「子育て観」が掛け算されて、子どもとの時間は成り立っています。
それって、どうやったら知ることができるのでしょうか??
これは、完璧に私の見解ですが・・・
方法は、2つあります。
①たくさんの保育や子育てに触れる
②いいと思ったものを学び続けるそして、客観視していく
すると、大事にしたいものがわかっていくんだと思います。
①たくさんの保育や子育てに触れる
たくさんの子どもと関わる世界の人にふえて、直感でこれはいいかも??これはなんか嫌かも??を信じながら、関わると。なんとなくの理由がはっきりしていきます。統一性を感じるはずです。
今の時代は、子どもへ関わる時間が、意図的に減らされてるような時代です。
なので、子どもの世界に関わり始めたら、積極的に動くのをお勧めします。
ただ、迷子になると思うのです。
それこそ、チャンスですね。
迷子になった時、「どうしたいのか??」自分に立ち戻る。そうすると、子どもへの世界の見え方にも繋がっていくと思います。
②いいと思ったものを学び続けるそして、客観視していく
そして、いいと思ったものに関わり続けるのです。首を突っ込んでみましょう。
すると、学びは、深まります。
でも、そこでも「本当はどうしたいの??」と時々問うてみる必要があります。
そして、目の前に子どもがいる場合。
子どもの反応が何よりも、答えを持っていますね。
いくら、こちらが良い!と思っても、一番大切な存在が困惑していたら、意味がないように私は思うのです。
「子ども観」「保育観」「子育て観」は、もともと持っているものですし、学びによって、もっというと環境によって、変わるものでもあります。
ただ、自分が本当に大切にしたい子どもの捉え方。そして、願い。
を知っておくと、大きくぶれたりことは減っていくように思います。
何が正解と言われれば、全部正解なのです。
ただ、せっかく子どもと関わっているのだから、心地よい循環の中でいられたらいいなって思います。
この春のおひさまように、
冒頭のちょっとおバカさんな(愛を持って)ゾウやワニ のように
のんびりまったり・・・。な空気が子どもは好きです。
どんな姿も愛おしいですね。
新しい朝は、希望の朝。
もう、春ですね。春ですよ。
いってらっしゃーい。また明日。