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#44 【ムゲンエステート 事業推移】再生不動産を通じて、未来への投資を実現

今回はムゲンエステートについて取り上げます。

会社概要

中古不動産の再生販売を主力としており、子会社のフジホームを通じて戸建ての買い取りや区分所有マンション、投資用不動産の買い取りなどを行っています。買い取った物件に対して修繕工事やバリューアップを行い、販売しています。不動産仲介業者経由で買い取りを行い、フジホームに投資用不動産と固定資産物件の管理を委託することで収益力の向上と販売活動の効率化を推進しています。

業績推移

2022年12月通期の決算によると、売上は前期末に比べて8%減の312億円となりました。過去5年間のCAGRは△13.2%となっています。一方、営業利益率は9.5%となっており、業績の一部は改善されています。


コスト構造

売上原価の割合は増加傾向にあったものの、2022年12月期には77.1%まで低下しました。一方、販管費の割合は、期間が進むにつれ増加傾向にあり、2022年12月期には13.4%に達しました。


財務状況

2022年12月の自己資本比率は31.7%でした。また、有利子負債は416億円となっています。


流動資産は増加し、2015年の412億円から701億円になりました。固定資産は2018年には28億円から、2021年には83億円に増加し、2022年には72億円に減少しました。

流動負債は97億円から185億円に増加、固定負債は225億円から343億円に増加しています。純資産も増加し、2015年の110億円から、2022年には246億円に達しました。会社の総資産は、同期間中に増加し、433億円から775億円になりました。


会社の財務状況を見ていきます。

2022年12月期の総資産は774億円で、うち流動資産が702億円、固定資産が72億円となっています。現金は178億円です。

負債は528億円で、うち流動負債が185億円、固定負債が343億円です。

純資産合計は246億円で、そのうち資本金が25億円、資本剰余金が24億円、利益剰余金が200億円となっています。


キャッシュフロー

営業CFは年によって変動があるものの、2022年12月期は△115億円でした。投資CFは大きな変動はなく、財務CFは2022年12月期には118億円のプラスとなっています。


今回も最後までお読みいただき大変ありがとうございました。

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