【 「ホタテの粉」、どうよ 】
※一般名として「ホタテの粉」とします。
ここ2日、立て続けに、農薬落としの「ホタテの粉」
について訊ねられました。
商品名「ホタテパウダーママの友 」宣伝文句、楽天から
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無農薬をコンセプトにしているお店以外の、
一般のスーパー、八百屋さんなどの店頭に
並んでいる野菜や果物は、平均的な数値として、
農薬50回以上、殺虫剤55回以上、
加えて、ワックスその他の添加物を
30回以上投薬されていると云われています。
皆様はこのような事実を存知でしょうか?
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農薬50回で、殺虫剤55回となると、
殺虫剤は農薬でないキンチョールのようなものを
55回も散布しているのでしょうか?
いくらホタテパウダー売りたいからといって、
これはヒドすぎです。
ここからは他の類似商品含む総論です。
一般名として「ホタテの粉」とします。
農薬が落ちたというデータをほとんど見たことがない。
Youtubeでは、浸漬した液体の表面の油のようなものを
農薬と称している例もありますが、
わかりません。
データで見たことあるのは次の通りです。
どこのメーカーか忘れた。
ある野菜を「ホタテの粉」を溶かした液体に漬けて、
その水を分析したら農薬成分検出された例が
あります。4例程度。
ただ、このデータは次の点で不十分です。
もともとどれだけ乗っていた農薬が
どれだけ落ちたのかわからない。
比較対照区として、ママレモン、重曹の液、水だけなどが
ないと「ホタテの粉」の威力がわからない。
日本での農薬は商品として4,000点以上あります。
せめて主要な野菜、果物20種類、農薬20種類
掛け算して400点くらいのデータがないと、
なんともいえません。
イチゴを浸漬したらイチゴの表面がドロドロに溶けたという
お話も聞きました。
PH12とかいう強アルカリなので、
指紋が溶けても不思議でないレベルです。
イチゴが溶けるのもうなずけます。
もともと野菜に残留している農薬は、
ppm(百万分率)レベルなので、
そのまま食べても影響ない程度です。
1立方メートルの浴槽に、
1立方センチのサイコロ1個があると1ppmです。
毎日、浴槽1杯分くらい野菜や果物食べる人は、
気にしたほうがいいかもしれません。
というわけで、「ホタテの粉」の
必要性を私は感じません。