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神戸大ネオニコチノイドの実験について

●検証、ネオニコ農薬

今回、小山市であったオーガニック講座では、
以前、TBSで放送されたネオニコがマウスの異常行動を
引き起こすという内容の詳細がわかった。

神戸大学の実験では、ネオニコ農薬、
クロチアニジンの無毒性量47.2mg/kgを
マウスに投与したら異常行動したというもの。
 
クロチアニジンのADI(毎日食べても影響ない量)は
0.097mg/kg/日なので、
無毒性量はその486倍となる。
 
ビールなら毎日飲んでいい量が500mlだから、
486倍は243リットルという量である。
 
塩なら6gとして、
486倍は2.9キロである。
 
こんな通常あり得ない量を投与して、
異常行動があったという実験に
どんな意味があるのだろう。
 
さらにいえば、ADIの80%以下になるように、
作物ごとに用法用量が決まっており、
実際の農薬残留量は100分の1から、1万分の1という
レベルです。
 
だから絶対安全といいたいわけではなく、
実験結果だけ見てビックリするだけでなく、
ちゃんと実験方法もチェックする必要がある。
 
※添付の画像はTBS報道特集からの切り取りで、
右がネオニコ投与により異常行動したという
マウスの行動軌跡。

#農薬
#ネオニコチノイド
#小山市
#オーガニック講座


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