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第27回 「読んでない本、読みたい本、ゆっくり読もうよ。4コーナー」

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競馬けんぶんろく 第27回の内容まとめ

今回の「競馬けんぶんろく」第27回は、JRA賞授賞式の感想から始まり、パーソナリティであるダルマー競馬場が読みたい競馬本を多数紹介する回となっています。

JRA賞授賞式について

近年、受賞式の場が、受賞馬の次年度ローテーション発表の場になっていることに触れ、「ファンとしては楽しみだが、受賞の喜びが爆発するような場面も見てみたい」という感想を述べています。

ダルマー競馬場オススメの競馬本

  1. 競馬本温故知新(著者:大久保秀雄)

競馬雑誌「サラブレ」に連載されていたコラムをまとめた一冊。

古書専門店「蓑虫屋」の店主である大久保氏の視点から、競馬や馬文化について書かれている。

ダルマー競馬場は、蓑虫屋で実際に本を購入した経験があり、その品揃えに驚いたエピソードを語っています。

2.ソメサドルの挑戦 炭鉱の町から世界へ(著者:三浦綾子)

日本で唯一の馬具製造会社「ソメサドル」の歴史を描いたノンフィクション。

天皇陛下の即位の際に、宮内庁の騎馬隊へ馬具を納めたというエピソードを紹介。

60年の歴史の中で、記録を残す余裕もないほど馬具作りに打ち込んできたというソメサドルの姿勢に、ダルマー競馬場は興味を抱いています。

3.サラブレットへの手紙(著者:吉川良)

馬主や騎手など、競馬関係者の手紙のやり取りを通して、人間模様や馬の姿を描いたエッセイ集。

著者の吉川良さんは、1999年に「血と知と地」でバジ文化賞を受賞した人物。

ダルマー競馬場は、吉川さんのエッセイを読むために競馬雑誌「優駿」を購読しているほどのファンであることを明かしています。

4.レトロスペクト(制作:Photostud)

競馬専門のデザインユニット「Photostud」が制作した写真集。

写真の並び順に込められたストーリーを読み解く面白さを紹介。

ダルマー競馬場は、Photostudの写真の格好良さに魅了され、写真集を手に取りたいと思ったそうです。

5.イギリスの競馬サークル 人類学者の観察(著者:ケイト・フォックス 翻訳:山本雅男)

イギリスの人類学者ケイト・フォックスが、競馬サークルをフィールドワークした記録。

ダルマー競馬場は、翻訳を担当した山本雅男氏に注目。山本氏の著書「ダービー教のイギリス」などを通じて、競馬文化やイギリス文化に興味を持ったきっかけになった人物であると紹介。

山本氏への憧れを熱く語り、いつか会ってみたいという願望を口にしています。

その他

番組後半では、他にも読みたい本として「颶風の王」「エピタフ」「サイマー」などを挙げています。

読みたい本はたくさんあるものの、時間がないという悩みを吐露しつつも、「焦らずゆっくり読んでいきたい」と語っています。

最後に、リスナーに向けて、オススメの本や番組への感想を募集しています。

まとめ

今回の「競馬けんぶんろく」は、ダルマー競馬場の読書家としての一面が垣間見える回でした。紹介された本はどれも興味深く、競馬ファンなら読んでみたくなるものばかりです。

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