資産にもなる「エンスー系のクルマ」とは?旧車の価値について解説します
今、古い車の人気が上昇しているのをご存じですか?
このように、色々な疑問が浮かんできますよね。
ヴィンテージカーは、旧車・ネオクラシックカーと呼ぶこともあり、製造年から30年以上経過した車を指します。
クラシックカーは、おもに1970年代以前の車を指すのに対し、少し新しい世代の車のことです。
新しいといっても、市場に簡単に出回らない希少性も持ち合わせています。どなたかが大切に保管していたからこそ、30年の時を経ても良い状態の車が意外に多いのです。
そのようなヴィンテージカーやネオクラシックカーが「高齢になり車に乗れなくなった」「長年楽しんだから、次の方へ」などの理由から、今まさにこっそりと新しい持ち主へと渡っています。
旧車の魅力を伝える仕事=ヴィンテージカーライター
あらためまして、こんにちは!
ヴィンテージカーライター(ジャーナリスト)勝山浩一です。
コピーライターとしての仕事の傍ら「エンス―の杜」にて、古い車を売りたい方のクルマのについて、モデル、状態、メンテナンスについて取材します。それだけでなく、オーナーさんの愛車への想いまでも伝えるよう心がけています。
旧車好きが高じて、エンス―の杜のライターをするようになりました。
エンス―の杜の取材ライターは、全国担当制で、私は関東近郊を担当しています。
私の旧車ヒストリー|260万円で購入したポルシェが550万円に!
エンス―の杜は、20年前からある老舗サイトです。私も、エンス―の杜を通じて自分の車を売ったことがあります。
私の旧車ストーリーは、ポルシェ911(930彼ら,1988年最終モデル)を260万で購入したのが始まりです。
1988年モデルで、発売当初は1,000万円した車です。それが製造20年経ったものを260万円で購入し、10年乗ったのちに売却しました。すると、なんと550万円で売れたんです。
これにはびっくりしました。
古い車のため、修理やメンテナンスにお金がかかりますが、実は旧車には資産価値があるのです。当時、新聞や広告のコピーライターをしていた私は、エンス―の杜に問い合わせて「ライターをさせてくれ」と交渉しました。
ちょうど東京・足立区・江東区あたりの東寄りに担当者がいなかったため、そのエリア担当として採用。それ以来、エンス―の杜でライターとして旧車売買に関わっています。
あと、余談ですが、倍の値段で売れて大喜びしたポルシェですが、その後、魅力が見直されて、今では1,000万円以上の価値がついています。
愛車を手放したい…そんな時どうしたらいい?
「大事な愛車を次に乗り継いでくれる方を探したい」「大切に乗ってくれる方を探したい」そう思っている方は、私にご連絡ください。
関東の方であれば、私が直接車の状態を確認しに伺います。遠方の方であれば、エリア責任者をご紹介します。
最初に、直接お会いして、写真を撮りながら状態を確認させてください。メンテナンス状況、エンジンの状態、今までどれくらい手を入れているかなど。ヒアリングの目安は1~2時間です。
ヒアリング後は、およその価値を査定させていただきます。その後、オーナー様の売却希望価格を確認したうえで、エンス―の杜に登録いたします。
あとは、購入したい方からの連絡を待つだけです。
ここで注意点です。
エンスーの杜は、いわゆるマッチングサイトのようなもの。登録していただき、次のオーナーさんに引き継ぐためのお手伝いをします。
ヴィンテージカーを個人売買するメリット
エンス―の杜を通して行うのは「マッチング」と「個人売買」です。基本的には個人同士の契約です。私は、お二人の間に立ち、円滑に引き継がれるようサポートいたします。
個人売買の買う側のメリットは
個人同士の売買ですから、消費税は不要です。200万円の車が消費税を含むと220万円。20万円の差は大きいですよね。
売る側としても適正価格で売れるというメリットがあります。(エンス―の杜では、オーナー様の希望価格は載せており、購入にいたる交渉は個人間でします。)
注意!一括払い&保証はつかない
ここで注意点が2つあります。
買う側のメリットは、市場より安く買えること。ただし、一括払いです。個人間のやり取りですから、金銭トラブルに発展しないよう私が立ち会います。
メーカー保証のようなものはありません。正常に走らせられるか、車検を通しているかなどは確認しますが、オーナーさんの申告に基づいて登録します。古い車かつ個人売買ですので、保証はつけられないことをご了承ください。
ヴィンテージカー好きは熱心な方が多く、遠方からもいらっしゃいます。私が担当した方で言えば、西は四国、東は青森から購入手続きに来ていただきました。
※エンスーの杜は、全国に代理店があるので、北海道から九州まで各地域の担当者が対応します。
誰でも買える?転売目的の方はお断りしています
エンス―の杜は、クルマ好きの方をおつなぎするサイトです。(仲介ではありません)
このような目的で購入しようとする方は、お断りしています。やはり、オーナー様が大切にしてきた愛着ある車です。大切に乗って欲しいので、ヴィンテージカーの価値の分かる人に渡したいと思っています。
それに、大好きな車であれば、市場価値が下がったとしても、手に入れたことは後悔しませんよね?
「憧れの車が手に入った!」の瞬間は自分のことのように嬉しい
ヴィンテージカーの仲介を始めて10年が経ちました。
商談が成立すると、買った側のお客様は、本当に嬉しそうです。
このように、とても感謝されることが多く、私まで嬉しくなってしまいます。
一方で、買った方が乗って帰るのを見送るオーナーさんのさみしそうな姿を見るのもいいですね。「本当に大切にしていたんだな」と分かり、温かい気持ちになるんです。
界隈では「ドナドナされました」なんて言って、哀愁を楽しんでいます。
また、納車日の前日に車が壊れたりするのも、よくある話です。突然スターターが回らなくなった、バッテリーが上がってしまった、修理しないと売れない…とか。
なんて話しています。
もはや単なる車ではなく、家族のような、仲間のような、それくらいの愛情を感じます。
旧車の仲介は売買ではなく「文化継承」
エンスーの杜での「おつなぎ」を10年も続けていますが、この仕事は「ただの中古車売買」ではなく「文化継承」だと思っています。
今は、消費社会ですから「3年ごとに新車に乗り換えるのがカッコいい」みたいな風潮がありますよね。そんな時代ですから、古いものの価値はさらに上がると感じています。
また、私が仲介で出会った方々は、人格的に素晴らしい方が多い印象です。古い車に愛情を注ぎ、修理しながら、維持し続けることは簡単ではありません。古い車に愛情を持ってメンテナンスしてくださった方々がいるからこそ、ヴィンテージカー(旧車・ネオクラシックカー)といったジャンルが確立しているのです。
これはもう、文化遺産といっても良いと思います!
大切にしてきたクラシックカーを手放すなら勝山までご相談ください
クラシックカーが大好きなので、将来の夢は、旧車を愛する人たちのコミュニティをつくることです。(実現に向けて着々と準備中)
リアルで集まって、気軽な飲み会から始めたいですね。
大切にしてきたヴィンテージカー。事情があって手放すこともあると思います。その場合は、大切にしてくれる次の方を見つけたいですよね。
安心して任せられる次のオーナーさんを見つけるなら、ぜひ私にご相談ください。
あなたの大切な車を乗ってくれる方、「文化遺産継承」してくれる方を見つけます!
もちろんクラシックカーを買いたい方もご連絡ください。責任を持ってお探しいたします。
お問い合わせはこちらのフォームからお願いします!
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