〈時事問題解題〉 英、米産天然ガス輸入倍増
日経 12月7日記事を元に起案。
米国は最強である。
その根拠は、米国が「資源国」だからである。
米国はLNG輸出国である。(LNGとは液化天然ガスである。)
バイデン氏が大統領選挙を制した後、民主党系の左派的な外交をすると見ていた識者は多かった。
しかし、彼は状況に応じて実に柔軟に対応している。
今回一面に載ったLNG輸出のニュースも米国の資源外交の強さを見せつけられている思いだ。
私が米国のポテンシャルに気づいたのは、2009年ごろだ。
間違いなく巨大なマーケットに化けると確信した。流石にロシアの侵攻までは想定外だった。
しかし、世の中の流れが一気に加速した感はある。
断言する。
カーボンニュートラル社会は、絶対に来ない。
先の大戦で、資源の無い国家がどうなったか。
油を絶たれた国家は存続しえない。
まさに、油断大敵、油断国敵なのである。