3月8日は国際女性デー。ファッションとのつながりとは?
■国際女性デーとは?
3月8日は国連が定めた国際女性デー。
女性の平等な社会参加の環境を整えていくために呼びかける日として1975年に定められ、今年で49年目を迎えます。
国際女性デーの始まりは、1908年にアメリカニューヨークで、参政権のない女性労働者が労働条件の改善を要求してデモを起こした事がきっかけといわれています。
また現代でもSDGsの5つ目の項目に「“男女平等を実現し、すべての女性と女の子の能力を伸ばし可能性を広げよう”」という内容が取り入れられ、持続可能な社会の実現に不可欠な要素です。
■国際女性デーとファッションのつながり
国際女性デーの成り立ちを紐解いていくと、110年以上前のニューヨークのブラウス縫製工場で起こった移民女性のストライキと繋がりました。
そのストライキは、1909年ニューヨークのトライアングルシャツウエスト工場で働く女性を中心とした2万人が企業に対して起こした労働ストライキです。
混雑した不衛生な施設、長い労働日、そして惨めな賃金などのひどい労働条件に対してデモを起こしました。
ストライキは1910年まで続いた後、「平和の議定書」を企業と交わし終了。労働者の要求の多くは満たされ、ストライキ参加者は仕事に戻ることができました。
ストライキは終了しましたが、工場の所有者ブランクとハリスは組合との合意を拒否し、ドアの施錠や職場での避難などの重要な安全上の懸念に対処しませんでした。
のち、1911年3月に火災事故が発生。階段の吹き抜けと出口へのドアが施錠されていたため、外にでることができなかった146人の命が奪われました。
■わたしたちの生活を支える女性たちの存在
世の中の洋服は約7,500万人もの人の手によって作られ、そのほとんどが女性です。多くの女性たちの支えによってわたしたちの当たり前の生活が成り立っています。
私たちがセレクトするブランドも
女性たちをエンパワーするために立ち上がったブランドが多数あります。
服を通じて関わる全ての方に愛と敬意を払い、
少しでもファッションで彼らの活動の支援ができたらと思います。
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