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意味が二通り受け取れる文について【テキスト】
意味が二通り受け取れる文を書いてしまうことは、誰もがやってしまいます。
知らず知らずのうちに書いてしまうミスの一つです。
そして、意味が二通り受け取れる文は、読み手も知らず知らずのうちにどちらかの意味を受け取っています。
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誤解されてしまうと、やっかいなことになりますので注意しましょう。
◆ 悪い例文
ーー 親が嫌いな子はいない。
一見、問題なく感じるかもしれませんが、二通りの受け取りかたができます。
言いたいことはいずれかです。
◇ 手直し文
ーー 親のことを嫌いな子はいない。
ーー 子のことを嫌いな親はいない。
もう一ついってみましょう。
◆ 悪い例文
ーー リーダーをコーチから指名する。
話の流れがあれば分るかもしれませんが、この一文だけをみると、どちらの意味か分かりません。
そこで、
◇ 手直し文
ーー リーダーをコーチが指名する。
ーー リーダーをコーチの中から指名する。
これではっきりしますね。
なんとなくコツがつかめてきたんじゃないでしょうか?
もう一ついってみましょう。
◆ 悪い例文
ーー 山田さんは佐藤さんのように仕事ができない。
この文も二通りに取れますよね?
山田さんは、仕事ができるの? できないの?
なので、
◇ 手直し文
ーー 山田さんは佐藤さんと比べて仕事ができない。
ーー 山田さんは佐藤さんと同じく仕事ができない。
できるできないの問題ではなく、どのくらいできないかの問題でした(笑)
書いた人は言いたいことが分っているので確認しても気付きづらいです。
注意しましょう。
ではでは。
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エージロー