思わず口にしたくなるタイトルの付け方
作品のタイトルを付ける時に様々な考え方がありますが、ここでは思わず口にしたくなる。
そんな効果を狙ってタイトルを付ける方法を紹介します。
大事なのは、語呂とリズムです。
語呂がよければ、自然とリズムのある文になります。
例えば、学校に通っていたときに、歴史年号を覚えるとき、
「 いい国つくろう鎌倉幕府 」 「 鳴くよウグイス平安京 」
などのようにして覚えていたと思います。
年代によって違うかもですが……
どうしてそんなことをしたのかというと
ズバリ、覚えやすいからですよね?
CMなんか観ても、語呂のいいフレーズって頭に残ります。
有名なものですと「 セブンイレブンいい気分 」というのがあります。( 喩えが古くてごめんなさい )
一度きくと、頭の中でリピートしちゃいますよね?
当たり前のことを書きますが、タイトルに関しては文法は気にしない方がいいです。
印象が強くなるように書いてください。
セリフを強くする為の一つの方法ですが、タイトルにも使えます。
例えば、
文法的には「 君を愛している 」が正解ですが、「 愛している。君を 」と書いた方が、印象は強くなりますよね。
このように単語の位置( 構成 )も工夫します。
さらに言うと、
具体的には、七五調がいいです。
川柳のように、五七五とか、七七とか、五七でもOK。挑戦してみてください。
そういえば、先に挙げた
「 いい国つくろう鎌倉幕府 」も「 鳴くよウグイス平安京 」も七五調です。
「 いいくにつくろぅ かまくらばくふ 」は、7・7
※「 う 」はカウントしません。
「 なくよウグイス へいあんきょー 」は、7・5
※「 ょー 」もカウントしません。
「 せぶんいれぶん いいきぶん 」も、7・5 ですね。
このように七五調にすると、あなたの作品のタイトルが頭の中でリピートされやすくなり、印象にも残りやすくなります!
ではでは。
↓ タイトルに苦戦している方はこちらも読んでみて下さい。 ↓
エージロー