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ビジネスモデルを整理する|ミヤラジ起業塾#9

ミヤラジ起業塾は毎週土曜日20時~FMプラプラにて放送中!

今回は第9回放送のダイジェストとアーカイブ音声を公開いたします。今回は、「ビジネスモデルについて」のレクチャーです。

また、ラジオドラマの第4話も放送いたしました。レクチャーに加え、ラジオドラマ「Startup GIG(スタートアップ・ギグ)」もお楽しみください✨

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1. ビジネスモデルを整える

常川(株式会社エンターテイン代表):
ビジネスモデルとは、「何を、どうすれば、どうやってお金になるか」という循環を表すものです。

パン屋さんは材料を仕入れますよね。それを製造して、販売して、お金になります。そして、そのお金でまた材料を仕入れます。当然、そこで利益を得て、ぐるぐる循環します。だから、パン屋さんの経営者は暮らしていけるし、人がパンを食べて幸せになれるし、お金も稼げます。このように、持続可能なものがビジネスモデルです。

事業を大きくしようとなった場合は、店舗を増やすとか品数を増やすとか、拡大の方法はありますが、おおよそ事業には最初のタネがあるんです。それがビジネスモデルですね。

ビジネスプランは計画なので「売上をいくら出すか。そのためには、こうしないといけない」という事業計画書みたいなものです。

モデルは金額をあまり意識しないため、まずビジネスモデルから考えていきましょう。

Amazonの創業者、ジェフ・ベゾスは最初にビジネスモデルをレストランの紙ナプキンに描きました。Amazonは利益を全てを新しいことに投資します。最初はウェブ上で本が買えるところから始まっていますが、例えばサーバーが足りないとなったらウェブサーバーを始めるなど、利益が出た分を他の事業にも展開していくのがAmazonの凄さだと思います。

ユーザーがネットで本を注文して、それを買ってもらって、それが次の仕組みへと繋がっていくという循環がありますが、ECで本を売るという単純なモデルがあってこその循環です。

ビジネスモデルをつくっていくためには、まずは「課題があるかどうか」を考えます。そして、その課題に対する解決方法があって、その課題を解決することで価値が生まれます。さらには、前回お話したユーザーという視点が入ります。「誰の」の部分が大切ということです。「誰の」が入ってくると小さなビジネスモデルが出来上がってきます。これが3つのDと呼んでいるものです。「誰の」「どんな課題を」「どうやって解決するんですか」という部分です。この部分が考えられたら、小さなビジネスモデルは完成です。

2. どんなに大きな会社も1人のユーザーから始まる

常川:
「誰の」「どんな課題を」「どうやって」に加えて、「すでにこういう人がいます、ユーザーがいます」というのがあるとさらに強いですね。

Amazonも最初は、従業員がそのサイトのリンクをメールに貼って知り合いに送っていたんです。そして、その知り合いが本を買ってくれたというのが最初です。そのお客様は記念すべき第1号なので、Amazonはその方の名前のビルを立てました。そのくらい最初のお客様って大事なんです。だからこそ、「その1人(ユーザー)が居るのか」ということを含めて、「誰の」の部分が重要です。

どんな大きな会社も、最初は数百円の売上だったり、売上が無かったりします。しかし、売上が小さくても、会社は1人のユーザーの存在から始まっているのです。

3. 【第4回】ミヤラジ起業塾「Startup GIG(スタートアップ・ギグ) 〜inside yourself」

◇ダイジェスト◇
キッチンカーでは宝木が新しいメニューを考案中、今泉と桜が試食している時にStartupGIGのチラシを手に持つ女性が現れた。話を聞くと、父の経営した接骨院を引き継ぐことになったが、離れていく顧客もあり、事業の根幹を見直すことに。答えをひねり出そうとする今泉と桜だったが、そんな二人の様子を見て宝木は、正解は自分の中にある、と相談者の山田の体験を聞き始めるのだった。

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▼第9回の放送はこちらからご視聴できます

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