VIPモデルを深掘りしてみる【2020.07.31 投稿記事】
※ この記事は2020.07.31の西野亮廣エンタメ研究所に投稿された内容の要約です。
【あいさつ文】
「○○さんと口論してください」というテレビのオファーが来て、シンプルに「なんでなん?」と思ってしまったキングコング西野こと「完全にオワコンタレント」です。
VIPモデルの有効活用について
【概要】
西野さんが絵本『えんとつ町のプペル』を「ギフト」として販売した経験から生まれた【VIPモデル】という概念について述べた記事です。
「ギフト」の形式で販売することで、一部の顧客が大量に購入することを活用したモデルです。
【要約】
キングコングの西野さんは、絵本『えんとつ町のプペル』を「ギフト」に形式を変えて販売しました。
一部の顧客が大量に購入することから、このビジネスモデルをVIPモデルと呼んでいます。
同じ商品でも、「定額で買う人」、「タダで読む人」、「高い金額を払う人」の3つのカテゴリが存在することに気づきました。
このVIPモデルを、他の領域へと拡張する試みを続けています。
例えば、映画『えんとつ町のプペル』のクラウドファンディング、そしてInstagramの広告枠の販売といった活動に活用しました。
Instagramでは、全ページを無料公開しつつ、一部の広告枠を販売することで、「無料で観る人」と「高いお金を払って観る人」が生まれると説明します。
そして、この「VIPモデル×○○」という成功パターンの横展開を探す作業には多大な可能性があると述べ、具体例として「雑誌」にもこのモデルを適用できると提案しています。
西野さんのメッセージは、成功パターンの横展開を積極的に試してみることで、新たなビジネスの可能性を見つけることができるというものでした。
【感想】
VIPモデルを使うと1人が大量に同じものを買うという現象が起きます。
例えば「寄付」「プレゼント」となると10冊の本、20セットのおもちゃのようになりますね。
誰かに贈れる商品を持つことで、自分用以外の用途での購入が発生します。
商品を作るときにプレゼントできる設計だと、販売の方法が増えます。
誰かにプレゼントしたいと思える商品を持つことが大事だと思いました。
自分の仕事だと何が該当するだろう?