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日本人大学生が茶道を学びにパリへ

2020年の東京オリンピックの開催に伴い、多くの人が国際交流を求めています。東京都がオリンピックのために言語サポートのボランティアを募集したところ・・・ なんと、人数が集まりすぎて倍率が約10倍だったそうです!
また、オンライン英会話サイトのレアジョブの上場などでますます国際交流へのニーズが高まってきていることがわかります!

このように最近の日本人は海外への憧れが大きく国際交流をしたい人が増えています!

・・・しかし、多くの国際交流を求めている人はこのような疑問や壁にぶつかり、中々行動に写せない人がたくさんいると思います。
   

①どうやって外国人の友達を作るの?
② どこに信用にできる外国人が集まるの?
③英語が完璧じゃないから恥ずかしい

などなど、国際交流とは不安が付き物です。

そんな不安を綺麗に取り除き、素敵な外国人とたくさん交流を深められるスキルがあります。
それは・・・『日本文化』です。

20歳の私は、今まで日本文化に興味を持ったことはありませんでした。しかし、海外旅行に行った際に日本人の私より外国人の方が日本の文化についての知識があることに驚きました。日本文化の中にどんな魅力があるのかを知りたい!と思い、フランス人の茶道の先生にアポイントメントを取り、茶道を学ぶためにフランスに行きました。

そこでの経験から日本文化と国際交流の関係性を紹介して行きます!

1.外国人から見る日本人

 多くの外国人は日本人のことを真面目で勤勉であるとイメージしています。海外旅行などで、日本のパスポートを見せればめんどくさい審査なども他の国の人と比べると早く済んだ経験などもあると思います。しかし、それと同時にシャイな印象も強いです。その印象は間違っていません。ガンガン外国人に声をかけれる人は多くはないですよね、私もそのシャイな日本人の一人でした。

また、海外旅行に行っても現地の外国人から話しかけられることなんてないですよね...

ただ、そんな外国人の興味を引く方法があります。それは、日本のアイデンティティを身に付けることで相手の印象を変えることができます。

僕の経験では、作務衣をきてパリの街を歩くだけで多くの外国人に声をかけられました、さらにはfacebookの友達になり今でもmessengerでやり取りをしています。彼が日本に来るときに案内してほしいとのこと!

ただ、作務衣をきて街を歩くだけで外国人の友達を作れるのは世界中で日本人だけです!
旅行をチャンスに変えることができますね!

2.日本文化を学ぶ外国人

私は、パリで茶道を学ぶと同時に10ヶ国以上の日本文化を学ぶ外国人の方と会いたくさん話しました。
年齢も様々で、70歳〜16歳の人や、職業もお医者さんや大学教授、有名なシェフやデザイナーなど色々な業界の方がそこにはいました。

なぜ彼らのような人が日本文化に興味を持つのか、そこにいる人全員が言ったことは、日本の文化の中にある精神の一つ「和敬清寂」が全てのことに通じているから。

和敬清寂と現代の仕事との繋がりはまた別の記事に書きますね!

本題に戻ります、ということは日本の文化を学んでいる外国人の方は向上心や相手をリスペクトする心で溢れています。彼らは、日本人なのに日本のことを全く知らない、英語も完璧には話せない私に対しても親身に相談に乗ってくれたり、彼らの経験からアドバイスをくれたり、僕の考えなどをしっかり聞いてくれるなど本当に優しい方しかいませんでした。

日本文化を学んでいる外国人、また興味のある外国人は日本人にとってかけがえのない友達になる可能性を秘めています!

3.まとめ

日本文化のイメージは、「年寄りの趣味」や「一昔前の花嫁修行」などの印象があると思います。僕もそのうちの一人でした。
しかし、日本文化の精神を外国人から学び、現代と通じる部分に惹かれていくうちに気がついたら私のfacebookのmessengerの画面には外国人しかいませんでした。確実に、東京オリンピックのボランティアに応募するよりも、国際交流ができます。さらに一生付き合うことができる外国人の友達も作れると思います。

現代のSNSでは、簡単に外国人の方と繋がることができます。是非、日本のアイデンティティを持ち、日本人にしか出来ない国際交流の輪を広げていってください!



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