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今日は3つの質問に答えます【キンコン西野】

このnoteは2024年10月1日の『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。


 
 

同じミスを繰り返す…どうすればいい?

 
【Q】
 
同じミスを繰り返してしまいます。
 
どうすればいいですか?
 
【A】
 
そもそも名前の付け方が間違っているのかもしれません。
 
1回目のミスは「ミス」という名前でいいと思うのですが、ミスを繰り返すということは、ミスを繰り返すことが分かった上で、その対策を練っていないわけだから、2回目以降のミスは「ミス」と名付けてはいけなくて、「サボり」という名前にした方がいいと思います。
 
なので、悩みとしては「サボり続けてしまうのですが、どうすればいいですか?」というところになるかな、と。
 
そして、それに関して勘がられるのは「職場選びが間違っている」というのが一つ。
 
だって、ゲームにハマったことあります? その時は、ゲームをサボろうとか思わなかったでしょ? そんな感じ。
 
そして、もう一つは仕事なんて上手くいかないと面白くないので、最初にまとめて努力して、ある程度のところに乗せてから、走らせた方がラクです。
 
よく言いますが、マラソンは先頭集団を走っている時の方がラク説です。
 
沿道の応援があるから。
 
このあたりを探ってみてください。
 
 

業務委託のスタッフさんの逮捕、一番面倒だったのは?

 
【Q】
 
業務委託していたスタッフさんが逮捕された件で一番面倒だったのは何ですか?
 
【A】
 
まず、事実であれば、面倒より何より被害者の方の心に寄り添うことが最優先で、だから先日、このニュースをダシに自分の商品を宣伝した行為は看過できませんでした。
 
とにかく、まずは被害者の方の気持ちに寄り添うことが大切だと考えています。
 
その上で、たぶん聞きたいのは、こんな模範回答ではなくて、「ぶっちゃけ、西野さんは何にムカつきました?」というところだと思います。
 
そうですよね?
 
今、僕はニューヨークに来ていて、朝から晩までミーティングが入っていて、その間に映画祭が2件入っているので、シンプルにメチャクチャ忙しいです。
 
おおよそこんなスケジュールを僕が送っていることは、僕のことを応援してご存知だと思うので、「クソ忙しい時に、こんな対応させんなよ」と僕が怒っていると思われれているかもしれませんが、それは全然なくて、外部委託とはいえ、マネージメントやサポートをお願いしていたスタッフさんで、もしかしたら皆さんも一度や二度は名前を聞いたことがあるスタッフさんなので、そこは説明責任があると思って、知っていることは全てお話ししようと思いました。
 
そりゃ、そのことで時間が奪われましたが、人と仕事をする以上、自分の名前を前に出す以上は、そこの説明責任も込み込みだと思うので意外とここに対してはストレスは無かったんです。
 
ストレスがあったのは、そのあとで、何というか「それ、お前がオナニーで作った前提だろ?」という問題があって‥
 
たとえば、昔、岡田斗司夫さんやネットニュースが「西野のサロンに入っても、西野亮廣にはなれませんから。サロンに入っても無駄です」みたいなネガキャンをしたことがありました。
 
サロンメンバーはそんなこと誰も思っていないし、僕も、「西野みたいになれますよ〜」という案内は過去に一度も言ったことがない。
 
てめえが作った前提を、テメエで論破して、「論破してやったぜ」みたいな。
 
「西野は『1+1=3』と言ってるけど、皆さん、『1+1=2』ですから。騙されないでくださいね〜」みたいな。
 
「いや、俺、ただの一度も「1+1=3」なんて言ってねーよ」という(笑)。
 
何や、そのハメ技。
 
今回、一番面倒だったのは「西野は外部委託のスタッフと一切関係ないって言ってるけど、関係してるじゃねーか!」みたいな。
 
「一切関係ない」なんて一言も言ってない。
 
「業務を委託していた!」と最初から言っています。
 
「今回の犯罪にはウチの社内の人間は一人も関与していない」と言っているのに、どういうわけか、脳内変換して前提を変えてしまう。
 
週刊誌の場合はもう少し悪質で(コチラは確信犯で)「西野の業務委託スタッフは、実は、マネージメントの人間だということが発覚!」みたいな記事を出したわけだけど、僕、最初から言ってるんです。
 
「マネージメントしてくださっているスタッフさんは、映画やミュージカルやアレやコレやごとにいて、今回のスタッフは、主にテレビのお仕事の橋渡し役をお願いしていた人です」って最初からキチンと生配信でハッキリとお伝えしているんです。
 
ですが、「実は、マネージメントのスタッフだった!」みたいな記事になっていて、「発覚!」みたいな感じにされ、また、ほとんどの人は一次情報なんて見ないから、「西野は隠していた!」みたいな受け取り方をしちゃう。
 
コレは面倒臭かったです。
 
ていうか、これ(前提を自分で作って、自分で作った前提を論破する芸)に関しては今回に限らず、毎回面倒臭いです。
 
 

舞台制作をしています。正直、前には進んでいません…

 
【Q】
 
舞台制作をしている人間です。
 
毎年、同じようなことをしていて、正直、前には進んでいません。
 
観に来てくださるお客さんもいつも一緒で、それどころか、互いの劇団の舞台を観に行き合っている感じです。
 
どうすればいいですか?
 
【A】
 
まず、コレは自戒を込めて、お伝えしますが、自分一人の力で、自分が変われるとは思わないでください。
 
自分を変えてくれるのは、絶対に「環境」で、何年も変われていないのであれば、罪は自分ではなくて、「何年も変われない環境に身を置いている自分」にあると思います。
 
ウチの学生インターンでニワ君という子がいるのですが、彼は武蔵美か多摩美で、それは本当に素晴らしい環境だと思うのですが、「せっかく、西野が近くにいるのだから、西野がバキバキにクリエイティブをしている現場を観に来なさい」と言って、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の合宿所に来させたことがあるんです。
 
そこでは朝から晩までトップクリエイター達が議論をしていて、そしてキチンと、ショービジネス(夢と金)の話も本気でしているんです。
 
それを浴びると、もう翌日から全ての景色が変わって、今自分のやってることの何が正解で、何が不正解なのかが分かる。
 
なので、環境だと思います。
 
 

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