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【注意】舞台制作の裏側、脚本家にクレームが届く理由とは?【キンコン西野】
このnoteは2025年2月18日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。
カオスな状況が続いておりますが、一緒に働きたい方は西野のインスタまで!
デンゼル・ワシントンとジェイク・ギレンホール主演の舞台『オセロ』がいよいよ開幕するということで、ブロードウェイチームが騒がしくなっています。
仕事の関係で僕はプレ・オープンに立ち会うことはできないのですが、来月は現地に足を運びます。
先日、スナックCandyで呑んでいたら、15席で満席のお店の中に、日本から観に行くお客さんが2人もいて(日本のお客さんに届いていることが確認できて)、引き続き宣伝の方も頑張ろうと思いました。
ちなみに、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のニューヨーク公演の準備は着々と進んでおりまして、現在は契約まわりの整理をしています。
皆さんにとってはあまり面白くない時間帯かもしれませんが、これはこれでとっても大切な作業なので、丁寧に進めたいと思います。
その一方で、日本では今年の夏に上演するファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の準備がバキバキ進んでおります。
ミーティングの比重もチケット発券まわりのアレやコレやから、グッズ開発と演出プランのミーティングが増えてまいりました。
密着ドキュメンタリー『BackStory』も、ここからはそのあたりにカメラを向ける機会が増えるので、いよいよ「いわゆる舞台のメイキング映像」をお届けすることができそうです。
(※逆によくここまでプロデュースまわりの映像だけで持たせたな)
そんなことをしながら今年の11月1日と2日に幕張メッセで開催する『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の準備も進めておりまして、なかなかカオスな状況が続いております。
ちなみに、この裏で映画『えんとつ町のプペル』の続編の制作も着々と進めておりますが、こんなブラック企業で働きたい方がいれば西野のインスタまでDMください。
ちなみにインスタを鍵垢にされている方は判断材料が何もないので、鍵垢からのDMは意味をなしません。
ていうか、余談ですが「職を探している人」は、鍵垢はオススメしません。
僕はあらゆる企業の採用担当の人間を知っていますが、僕も彼らも「やる気」を1ミリも信用していません。
「やる気だけは誰にも負けません」という言葉に千回ぐらい裏切られてきたので。
採用の際に見ているのは「価値を生み出せるかどうか?」で、「普段どういった発信をしているか?」は履歴書よりも遥かに重要視しています。
SNSは感情を吐き出す場所ではなくて、自分のポートフォリオだという認識を持っておいた方が転職の際に有利に働くと思います。
どういうわけか、僕が参加したプロジェクトは全て僕が責任者みたいに扱われる
すみません。話を戻します。
とにもかくにも、今年の夏から「プペルイヤー」がスタートするということもあって、昨日の記憶が思い出せないぐらい働いているのですが、そんな中、今年の10月に『魔法使いのパレード』という舞台を横浜の赤レンガ倉庫でおこないます。
まず、ここをハッキリさせておきたいのですが、こちらはCHIMNEY TOWNが主催する舞台ではなく、「おぶちゃ」サンという劇団が旗を振っておられて、僕は「脚本提供」という形です。
ここに関しては毎回誤解されるのですが、過去に2.5次元さんの舞台に「脚本」を提供させていただいた時も、プペルバレエに「脚本」を提供させていただいた時も、運営の不備があった時などに僕にクレームが来るんですね。
「3階席の手すりが邪魔で観にくかったです!私達にとってチケット代は決して安くありません!そのあたりの自覚を持ってくださいっ!」みたいな。
一応、ごめんなさいするけれど、そこは脚本家の管轄外なんですね。
東野圭吾さん原作のドラマの主題歌がドラマのイメージと合ってなかった場合、「あの曲はどんなですか?」というクレームは東野圭吾さんにはいかないじゃないですか?
ですが、どういうわけか、僕が参加したプロジェクトは全て僕が責任者みたいに扱われるんです。
別に責任逃れをしたいわけじゃありません。
「僕が主催じゃない公演に関して、僕にアレやコレや言われても対応できない」ということを、あらためて皆さんと共有しておきたいです。
自分の中の寮母さんみたいな人格が、頑張っている人を放っておけない
でも、そういう流れになってしまう原因も分かっているんです。
たとえば、プペルバレエの場合だと、主催者さんよりも、脚本家の西野の方が多く発信していたので、お客さんはどうしても「西野の公演だ」と思ってしまう。
つまり、僕自身が面倒を引き寄せているわけですが、でも、やっぱり自分が参加したプロジェクトは上手くいって欲しくて、「はい。ここからここまでが僕の仕事です。後は知りません」と割り切ることはできないですね。
自分の中に合宿所の寮母さんみたいな人格が住んでいて、エンタメを頑張っている人と一度出会ってしまうと放っておけなくなっちゃうんです。
「弁当持った?」「お水持った?」「折りたたみ傘、持っていき!ホッカイロ持っていき!」みたいに言っちゃうんです。
お人好しではなくて、お節介です。
自分がそんな面倒な性格だと言うことを知っているから、だからおいそれと他所様のプロジェクトに参加したくはないんです。
参加したら参加したで、何か「意見」を求められ、それに伴って責任まで背負わされるので。
「プロジェクトリーダーがスタッフで入っている西野亮廣に依存する」みたいなことがよくあるんです。(なんとなくイメージつきますよね?)
逆に言うと、それでも参加しているプロジェクトは「そういった面倒を引き受ける覚悟」がついた時でございまして、話が完全に長くなってしまいましたが、10月のおぶちゃサンの公演がまさにソレです。
先日、おぶちゃのメンバーの皆さんとお会いさせていただいたのですが、メンバーの皆さんが本当に素晴らしい人格者で、応援したくなるオーラをたくさん纏っていました。
「こういう人の挑戦が上手くいって欲しいな」と純粋に思ったし、寮母としましては「できるかぎりのサポートはしたい」と思いました。
おぶちゃ8周年記念公演『魔法使いのパレード』は10月2日〜7日まで、横浜の赤レンガ倉庫でございます。
チケットの購入方法に関しては「おぶちゃサン」の公式ホームページからご確認ください。
個人的にものすごく楽しみにしている仕事です。
インパルスの堤下君も出ます(笑)
いつも応援ありがとうございます!
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