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『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の構造について
おはようございます。
タレントさんがバトル・ロワイアルみたいに減っていく時代を生きているキングコング西野です。
さて。
昨日は、サロンメンバーさんのリアクションをそこそこ無視して(無視すな!)、物語を作る際の「キャラクター(制限)」と「シチュエーション(問題)」の話をさせていただいたところ、これが意外と好評でした。
しかし、まぁ、考えてみりゃ、ファンタジーの世界は「社会の縮図」で、そこに出てくるアレやコレやは「社会のメタファー(隠喩)」なので、心当たりがあって当然か。
『えんとつ町のプペル(1)』という物語は、ルビッチとプペルという二人の「起業家」が、
ブルーノという「メンター」の教えに習い、
スコップという「投資家」に投資してもらって、大衆に星を見せる…という構造になっています。
これは、現実世界で(起業家の身の回りで)普通に起きていることです。
#起業家あるある
『えんとつ町のプペル』が子供だけじゃなくて、大人にも(経営者にも)刺さっている理由は、そういった「心当たりがある」という部分なのかもしれません。
そんなこんなで、今朝、3日間の脚本合宿が終わりました。
この3日間の結果としては「結構進んだ」といったところ。
この「結構進んだ」というのは、「文字数」ではなく、「構造」のことで、このあたりの話が少し面白いと思うので、今日は、そんなことを書いていこうと思います。
※長いです。覚悟しろよ!
「目的」と「インセンティブ(取り分)」
さて。
この3日間、練りに練った『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』ですが、物語の下地となっているのは、絵本『チックタック ~約束の時計台~』です。
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