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皆で前に進めばいいのに、同業者の嫉妬がクソ面倒くさい【キンコン西野】
このnoteは2025年2月22日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。
今回の打ち手は「夜公演にしか来れない大人層を確実に取りにいくための作戦変更」
今日は密着ドキュメンタリー『BackStory』の振り返り&裏話を喋っていきたいと思います。
ネタバレをおおいに含みますので、まだご覧になられていない方は先に、昨夜配信されたばかりの最新話をご覧ください。
※コチラ↓
さて。
昨日の「第4弾チケットの時間変更」は、あらためて見ていただけると分かるのですが、どちらかというと「第4弾チケットを売るための作戦変更」ではなく、「第3弾チケットの夜公演分を売るための作戦変更」で、もう少し踏み込んだ話をすると、「夜公演にしか来れない大人層を確実に取りにいくための作戦変更」です。
ファーストウェーブチケットという売り方をして、第2弾チケットまで(つまり前半の日程)が完売した時点で、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の全公演(3万席)が完売することは確定していて、自分の中では「できるだけ早く大人層をとりたい」ということと、「オンライン配信チケットを売る」の二つが宿題として残っていました。
そんな中、今回の打ち手で「できるだけ早く大人層をとる」という課題の解決が少し進んだかなぁと思っています。
ちなみに、「オンライン配信チケットの売り方」はまだ分からんです(笑)
ただ、「このあたりかなぁ?」という目星はついているので、また共有させていただきます。
「嫉妬」がいつも、せっかくの実験結果をゴミ箱に捨てちゃう
ここから、もう少しテーマを大きくして、更に踏み込んだ話をしたいのですが…まず大前提として僕は「独り勝ち」には1ミリも興味がありません。
文化祭のノリが好きで、皆で一緒に前に進んで、「おお、それオモロイなぁ」「なるほど、そっちのパターンがあったかー」みたいなことを言い合うのが好きなので。
なので、自分の仮説検証実験の結果はどんどん共有したいし、共有してきました。
「ここに手を打つと、こうなるよ」とか、「こんな方法を見つけたよ」とか。
ただ、ここにいつも「嫉妬」が入るんです。
そしてその「嫉妬」がいつも、せっかくの実験結果をゴミ箱に捨てちゃうんです。
たとえば、『映画 えんとつ町のプペル』が観客動員(約)200万人を記録した時に、嫉妬に狂った人達が「あれは、サロンメンバーが何回も映画館に通ったからだ」というネガキャンを始めたんですね。
もちろん何回も映画館に足を運んでくださった方はいらっしゃったと思います。
でも、そんなことを言い出したら、全ての映画がそうで、たとえばSnow Manのメンバーが出ている映画なら、何回か映画館に足を運ぶSnow Manファンはいるハズなんです。
でも、そっちはカウントしないです。
だって、「全ての映画がそう」としてしまうと、西野やプペルの評判を落とせないから。
だけど、たとえば、お金を払ってまで応援してくださる方を「コアファン」として、そういう人は「熱心に何度も映画を観に来てくれる」とするなら、西野のコアファンは、サロンやVoicyのプレミアムリスナーやYouTubeのメンバーシップの方を合わせて、せいぜい「5万人」です。
5万人のコアファンで映画館に200万人を動員できるなら、ファンクラブ会員が300万人を超える嵐さんの映画の動員数は1億2000万人を超える計算になるわけですが、実際そうはなっていない。
このことから「ファンが多い=映画がヒットする」という計算式は成り立っていないことが明らかになっているわけで、本来であれば「じゃあ、他の要因は何なんだ?」と考えるところなのですが、嫉妬に狂ってしまって「下げること」が目的になり、本当の答えを探しにいかない。
絵本を無料公開してヒットさせた時も、嫉妬に狂った人は「炎上商法でヒットさせやがった」と言うのですが、本は「炎上」では売れません。
絵本の無料公開には、「商品の中には『利用者が買う商品』と、『寄贈者が買う商品』があって、寄贈者が買う商品の条件は『中身が全て分かっていること』で、絵本は『寄贈者が買う商品(親が子供に買うモノ)』だから、むしろ全ページ無料公開されていた方が、親は子供に買いやすいよね」というメチャクチャ分かりやすいカラクリがあり、それを包み隠さず共有させていただいたのですが…嫉妬に狂った人というのは、そういうのを全部聞かずに、「何か悪いことをして上手くいった」というストーリーを捏造し始めるから、どんどん本質から遠ざかるんです。
「集客」に苦戦してるなら、直接やり方を聞けばいいのに
昨夜、急遽、デジタルハリウッド大学に呼ばれまして、「ちょっと西野さん。海外戦の進め方を、いろいろ教えてくれない?」みたいな授業が1時間半ほどあったんです。
メチャクチャいい時間だったし、それこそ「ブロードウェイコミュニティーの入り方」なんて、どこの学校に行っても学べないんだから、ブロードウェイコミュニティーに入り込んだヤツ(西野)に直接聞けばいいじゃないですか。
話を戻します。
たとえば日本の演劇人の多くは「集客」に苦戦してるじゃないですか?
本当は作品の力だけで集客できたら嬉しいけど、それがなかなか叶わないから、どこかで折り合いをつけてインフルエンサーをキャスティングしたり、「とにかく出演者の人数を増やすだけ増やして、その知り合いに来てもらう」みたいなことをしている。
それもいいけれど、その一方で、「作品で集客します」「ハコで集客します」みたいなストロングスタイルを貫いている(貫けている)チームがいるのだから、(もう嫉妬とかマジでどうでもいいから)直接やり方を聞けばいいのに、と、昨日の『BackStory』を観て思いました。
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