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【アカデミー賞ノミネート発表直前SP】「今年は日本勢が頑張ってるゾ」【キンコン西野】
このnoteは2025年1月22日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。
いよいよ明日『第97回アカデミー賞』ノミネート作品の発表!
映画業界どころかエンターテイメント業界最大の祭典『第97回アカデミー賞』のノミネート作品の発表が、いよいよ明日に迫りました。
発表は日本時間の1月23日22時半から。
西野亮廣チャンネル(YouTube)でも、22時20分から発表の瞬間を生配信しますので、是非、ご参加ください。
※コチラから↓
共に戦う日本作品をピックアップしてご紹介
さて。
そんな『第97回アカデミー賞』ですが、実は日本作品が非常に頑張っておりますので、共に戦う仲間として、何本かピックアップしてご紹介させていただきたいと思います。
まず、ノミネートの有力候補とされているのが『長編ドキュメンタリー部門』でショートリスト(セミファイナル)入りしている伊藤詩織監督の『Black Box Diaries』です。
こちらは伊藤監督自身の性被害への捜査を題材にしたドキュメンタリー映画で、各国の映画祭で高い評価を得ています。
僕はトレーラーしか観れていないのですが、作品のテーマは勿論のこと、御自身が背負われた深い傷を御自身の手で届けるという迫力が画面からヒシヒシと伝わってきて、「それはどうなんだ?」と一部問題にもなっていましたが、酩酊(めいてい)状態の伊藤監督を抱えてホテルまで連れて行く記者の映像(防犯カメラの映像)とかも使われてるそうで、どうやらかなり踏み込んだ内容となっているみたいです。
僕のまわりでも、「今年は『Black Box Diaries』がノミネートされるんじゃないか」という声が上がっておりまして、要チェックでございます。
【短編アニメーション部門】15作品のうち3作品が日本作品
そんな中、我らが『ボトルジョージ』が参加している【短編アニメーション部門】は、なんと「15作品のうち3作品が日本作品」という感じで、日本勢がかなり頑張っているので、紹介させてください。
まずは、韓国の絵本作家のペク・ヒナさん原作で、「ドラゴンボールZ」「金田一少年の事件簿」「ふたりはプリキュア」などを手がけた西尾大介監督によるフルCG短編アニメ『あめだま(Magic Candies)』です。
YouTubeに予告編が上がっているので是非ご覧いただきたいのですが、最初に観た時に「コマ撮りアニメ」かと思ったぐらい手触り感と体温が宿った素晴らしい映像です。
こちらは「東映アニメーション」さんの作品なのですが、僕らが知っている東映アニメーション作品とは明らかに一線を画していて、その守備範囲の広さにも凄みを感じました。
ノミネートの期待がかかる1本でございます。
そしてもう1本は、「学生アカデミー賞」のアニメーション部門で銀賞を受賞された金森慧監督の『Origami』です。
こちらは折紙の巫女さんが、正方形の紙を使って、世界を創造していくCGアニメーションで、もう、とにかく美しい!
見終わった時の僕の一言目は「監督!まいりました!」です(笑)
ちょっと調べてみたところ、映像作品では、折り紙の表現は技術的にかなり難しいそうで、実際の紙で作ることができない形状を使用したり、折る前と折った後の形状をすり替えて折っているかのように見せるたりして、誤魔化し誤魔化して描写されることがほとんどだったそうです。
そんな中、金森監督の『Origami』は紙の厚みや内側の構造に至るまで忠実に再現して、画面に映るものすべてが実際の正方形の紙から折ることができるそうです。
また金森監督がまだ「学生」というのも最高で、この世代がガンガン世界に出ていく姿はとても頼もしいし、勝手に誇らしい気持ちになっています。
YouTubeに作品がアップされているので、是非一度ご覧ください。
こちらもノミネートの期待がかかる一本です。
いかがでしょうか。
今年のアカデミー賞には、日本から世界へ挑む作品たちが数多く名を連ねており、それぞれが観る者の心を揺さぶる物語や映像美を届けてくれています。
どうか、この特別な瞬間を皆さんと一緒に分かち合い、日本勢の健闘を全力で応援しましょう。
未来のエンターテイメントを切り拓く仲間たちの勇姿を、ぜひ見届けてください!
いつも応援ありがとうございます!
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