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ミュージカル『えんとつ町のプペル』のチケットが爆売れ。その理由は?【キンコン西野】

このnoteは2025年2月11日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。


 
 

一昨日発売を開始したファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(8月9日〜30日@KAAT神奈川芸術劇場)のチケットがものすごい勢いで売れています。
 
すでに【完売】となっている日も出てきているので、「行こうかな〜」と検討されている方はくれぐれも。
(「チケットぴあ」で完売していても、「チケミー」で残っている場合があるので要チェックです)
 
※ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のチケットはコチラから→https://musical.chimney.town/
 
さて。
 
そんな中、これだけの勢いでチケットが売れている理由めいたものを簡単にまとめてみました。
 
ご確認ください。
 
 

① 複数枚購入されるお客様が本当に多い

 
→親子3世代で観に行けるエンタメは強い。
 
→「エロ&グロ」が無いから親子で参加しやすい。
 
→内容が分かっているから子供を連れて行きやすい。(※新作は弱い)
 
 

② 公演時間が長すぎる(2時間オーバー)はダメ

 
→『えんとつ町のプペル』の公演時間は1時間半
 
→公演時間が長すぎると子供がグズる。(※子供を連れて行けない)
 
→公演時間が長すぎるとトイレ問題が発生する。(※高齢者が参加できない)
 
 

③ 終わり時間を前面に打ち出すことが大事

 
→「公演時間」を打ち出すことも大事だけれど、「○時に終わりますよ〜」を前面に打ち出すことで予定を立てていただくこと(一日のスケジュールを想像していただくこと)が大事。
 
→「20時半に終わるイベント」と「21時半に終わるイベント」では集客力が大きく変わってくる。
 
 

④ しつこい告知が大事

 
→集客に最も大切なのは「しつこさ」
 
→「しつこい告知が大事」ということをファンと共有しておくことも大事。
 
→「しつこい告知」を潰すのは、「しつこい告知の重要性」を知らないファン。
 
 

⑤ ファーストウェーブ・チケットが最強

 
→チケットは日程の早い順から段階に分けて順々に販売することが大事。
 
→前半の日程が埋まっていれば(前半戦の分母を大きくすれば)、その分、リピーターも評判も加速する。
 
→チケットは日程の早い順から段階に分けて順々に販売することで、売りながら、売れ行きをみて、売り方を変えられる。
 
 
…といったところです。
 
このあたりの詳しい話は『オンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所』で解説しているので、興味がある方は是非、ご参加ください。
 
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業界の問題は、こういった情報が横で共有されていないことにあります。
 
公演時間は平気で2〜3時間を超えてくるし、
 
内容はブラックボックスにしちゃうし、
 
日本だと「いつまでしがんどんねん」という誤ったツッコミを入れてしまい、今日も「新作マンセー」でやってしまっている。
 
これだと、成功に再現性がありません。
 
また関係者向けの勉強会をやろうと思いますが、少なくとも、この記事を読んでくださった方だけでも今回の内容を頭に入れておいてもらえると嬉しいです。
 
 

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