動画時代のミュージカルのマーケティング
おはようございます。
宿泊しているホテルの近くの公園で『手漕ぎボート』を見つけて、「ちなみに一人で手漕ぎボートに乗ったらどんな気持ちになるのかな?」と思って、乗ってみたところ、大方の予想通り『寂しい気持ち』になったキングコング西野です。
#病んでるヤツだと思われたに違いない
さて。
今日は『動画時代のミュージカルのマーケティング』というテーマで、ゴッリゴリに仕事の話をしようと思います。
本題に入る前に、一つにお知らせをさせてください。
新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のチケットが発売開始したよ。
本日、新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のチケットが発売開始しました。
☆コチラ→ https://l-tike.com/order/?gLcode=36780
昨日の記事でもお伝えしましたが、一人でも多くの方に観ていただけるように宣伝をトコトン頑張ろうと思っています。
一人でも多くの方に届ける打ち手の一つとして、「子供施設への(プペル歌舞伎のチケット)ギフト」があるかなぁと思い、昨日、子供施設を運営しているサロンメンバーさんにお声がけさせていただいたのですが、「行けるかどうか分からないですが、行きたいです」という返事が多かったです。
僕らとしては、チケット(ギフト)が無駄になってしまう可能性があるところに対して動くことはできなくて、「その返事だと、話は一歩も前進しないです」というのが正直なところです。
#文章だとキツく聞こえちゃうけど
#怒ってないよ
「(子供施設に歌舞伎をプレゼントしたい人との)マッチングが成立すればギフトできます」という条件なので、なかなか難しいかとは思いますが、「○月○日に確実に行けます!」という手を挙げていただけると助かります。
#いろいろ細かく言っちゃってごめんね
とにもかくにも、歌舞伎プペルを全力で届けたいと思います。
そんなこんなで、本題です。
動画時代のミュージカルの拡げ方&マネタイズの導線設計の提案
お仕事をする上で最も大切なものの一つに「導線設計」があると思います。
牛丼屋を始める場合、「客寄せ商品(フロントエンド)」を牛丼にして、「利益を生む商品(バックエンド)」をポテトサラダにする…みたいなヤツです。
「お前のSNSでしか宣伝してないけど、どこから新規客を引っ張ってくるつもりなのさ」みたいな雑な仕事(導線0点仕事)が世の中には山ほどあって、全西野はいつも驚いています。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』にしても、運営だけが自社のSNS(およびYouTubeチャンネル)で、せっせと宣伝したところで、クリスティアーノ・ロナウドのインスタ(フォロワー数=3億人)じゃあるまいし、どこかで天井(拡散の限界)が来ます。
運営に求められるのは、「運営以外の人間に拡散してもらう仕掛け」で、ここはガン詰めした方がいいなぁと思っています。
今から5秒後に天才みたいなことを言いますが、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の拡散&マネタイズの打ち手の一つとして、「概要欄に『オンライン配信チケット』のリンクを貼ることを条件に、オリラジ藤森(仮)の歌唱シーンの映像を、オリラジ藤森君のYouTubeチャンネルに無償で提供する」は、あると思います。
#エロ詩吟
藤森君としては、タレント藤森を売り込む際の宣伝素材として使えるし、なにより、藤森君のファンが喜ぶ。
ちなみに、藤森君の歌唱シーンには共演者もいるのですが、「共演者にもオンライン配信チケットの売り上げを分配し続ける」という契約を結べば、通せない話じゃなさそうです。
これは一つの例ですが、「自分以外の人間に、自分の活動を宣伝してもらう仕組み(そして宣伝した人も得をする仕組み)」を作ることは、どのお仕事でも大切だと思います。
何かの参考になると嬉しいです。
現場からは以上でーーす。
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けてTwitter(本アカ)で呟いていただけると、西野がネコのようになついて、フォローさせていただく場合がありますので、感想よろ!
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるオンラインサロン(Facebook版)はコチラ↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?