ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のその後…
おはようございます。
実家の母親から『茹でたホウレン草』が届いたキングコング西野です。
#ホウレン草って茹でた状態で送るっけ ?
#よし子LOVE
さて。
今日は「ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のその後…」というテーマでお話ししたいと思います。
ものすごく地味で、つまらない話ですが、とっても大事な根回しの話です。
ものすごくイイ作品なのでキチンと売る
現在、キングコング西野は、いろんな仕事を止めて、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の制作にドップリと浸かっています。
「毎日、13時~20時(※ときどき21時)はミュージカルの稽古場にいる」というスケジュールです。
「キングコング西野のギャラ、めちゃくちゃ高いよ?」とプロデューサーを脅していますが、いろいろ勉強になるし、シンプルに楽しいので、ギャラは要りません。
#いいヤツ
そんな勢いで制作活動と向き合っているので、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のクオリティーが、今、とんでもねーことになっています。
開始五分で、地球人全員が確実に「まいりました」と言う内容になっております。
昨日は、演出助手を含む多くのスタッフが、クライマックスシーンで涙を流していました。
#むふふ
さて。
大傑作のオーラを放ち始めたファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』ですが、踏み込んだ話をすると、こちらの作品は『CHIMNEYTOWN USA 』の持ち物となります。
僕が働いている『CHIMNEY TOWN』ではなく、『CHIMNEY TOWN』から独立した「瀬戸口」が生意気にも代表を務めるニューヨークの会社です。
【瀬戸口のサロン↓(※面白いです)】
なもんで、「ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』を、その後(公演終了後)、どう取り扱っていくか?」は、『CHIMNEY TOWN USA』の判断になってきます。
ブロードウェイに持っていくことを一つの目標にしていますが、べつに「ブロードウェイでやっている作品を、他の国でやっちゃいけない」というルールはないわけで、『映画 えんとつ町のプペル』のように、いろんな国で上演されるといいなぁと思っております。
もちろん日本でも。
その時の運用方法は2つあります。
①『自分達で運用していく』
②『権利を売って、運用してもらう』
です。
①であろうと、②であろうと、キチンとクオリティーコントロールをしておけば、「他人に運用を任せたから、品質が落ちた」みたいなことはありません。
『映画 えんとつ町のプペル』の英語版が良い例で、僕が現場に入っていない、「英語版」の評判はベラボーに良いです。
なので、クオリティー面の心配はしていないのですが、それとは別の話で、「②の可能性を残しておく」ということと向き合わなきゃいけません。
②は、降って湧いてくる話ではなくて、やっぱりキチンと仕掛けていかなきゃいけないんですね。
その時、「関係者に、今回の日本公演を観に来てもらう(※購入の検討をしてもらう)」というのがメチャクチャ重要になってくるのですが、こればっかりは「人脈」がモノを言う部分で、「頑張り」だけではどうにもならない部分なのです。
つまり、若干23歳の若造には、まだまだ難しかったりもします。
なので、舞台の演出もしながら、そちらの作業(※関係者に声をかける)も同時にやらなきゃいけなくて、最近は、仕事で御一緒させていただいた関係者さんに「観に来てね」とお声がけさせてもろてます。
僕には、舞台を作っている友達もたくさんいるのですが(※そもそも僕の師匠にあたる人が舞台人です)、多くの舞台作品が「消費」されるように、一度きりで終わってしまいます。
決して再演を望んでないわけではないのに(なんなら「また、やりたいよねー」とか言ってるのに)、“初演の時点”で、再演に向けて仕掛けていない作品(チーム)がほとんどです。
ブロードウェイの作品になってくると、「数年かけて初期費用を回収する」が当たり前なのですが、日本の作品は、再演や長期上演が前提に作られていないことがほとんど。
先ほども申し上げましたが、そういった流れは降って湧いてくるものではなく、自ら仕掛けていかないと生まれないので、ここには自覚的でありたいと思います。
そんなこんなで、今回のファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のVIP席には、関係者がズラリと並んでいます。
ショールーム的な意味も持つ大切な公演になります。
今日は、地味な話で、ごめんね。
はやく、皆さんにお見せしたいです。
【※オンライン配信チケットはこちら↓】
それでは稽古に行ってきます!
現場からは以上でーす。
【追伸】
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