おな中2.0 〜機能し始めたローカルコミュニティー〜
おはようございます。
「LINEとかじゃなくて、直接会って相談したいことがあるんだけど…」と言ってくるヤツの相談は絶対にLINEで済むと思っているキングコング西野です。
さて。
今日は、いつものような仕事の話はお休みして、皆さんが生活していく上でかなり重要になってくる(けど、まだまだ甘く見積もっているであろう)地方コミュニティーについての話をしたいと思います。
予防医療みたいな話で、いざ当事者になってみないと、ピンとこないかもしれませんが、今日お話しすることは絶対に(絶対に!)押さえておいた方がいいっす!
題して、『おな中2.0 ~機能し始めたローカルコミュニティー~』です。
それでは、どうぞ!
何故、東京から新しい文化が生まれるのか?
「地方移住ブーム」と言われて久しいですが、あれはウソらしいです。
#すげえウソついてんじゃねぇぞ
2015年の数字だと、東京都からの転出数は約37万人、そして転入数が約46万人。
つまり、実際に起こっているのは「地方移住ブーム」などではなく「東京一極集中」です。
なので、ここ数年で起きていたのは厳密に言うと、「地方移住させたいブーム@行政」ですね。
若者の地方暮らしは、それだけハードルが高いのでしょう。
「暮らすのが大変」というよりも、「暮らしていけるんだけど、面白いことができない」というのが大きな理由だと思います。
仕事柄、いろんな地域に行かせていただきますが、その町の30年後を見ている高齢者はほとんどいません。
「人口が減っているのも、このまま放置していると10年後に立ち行かなくなることも分かっているけど、余生は静かに暮らしたいから、余計なことはしないで」と考えている(逃げ切り思考の)高齢者がほとんどです。
地元を盛り上げようとする若者の挑戦は、だいたい、この力によって殺されてしまいます。
#皆さんも心当たりあるでしょう
じゃあ東京には、「余生は静かに暮らしたいから、余計なことはしないで!」という圧力が無いのか?というと……あるんです。
東京にも“逃げ切り思考の高齢者”は山ほどいて、「斜陽産業だけど、新しいことには挑戦しない」が各業界で発生しています。
「失敗してゼロになるぐらいなら、何も手を打たずに、確実に落ち込む未来を選ぶ」が彼らのルーティンワークです。
そんな中、何故、東京から新しい文化が次から次へと生まれているのでしょうか?
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