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基本情報技術者試験の科目Bで満点とった人のぶっちゃけ感想的なもの

はじめに

この記事ではIPAが主催する基本情報技術者試験の科目Bで満点を取れた人間の、ぶっちゃけ感想的なものを述べていきたいと思います。
万人向けの内容、一般的な勉強方法の紹介、とはいかないかもしれませんが、嘘偽りなく1人の人間が合格できた経緯、そして正直な感想の振り返りとなりますので、何かしら1つでも参考になることがなれば幸いに思います。

なお、試験問題でこういうのが出た!といった言及についてはIPAより禁止事項として定められていることですので、それには遵守した形で、かなりふわっとした書き方になっていることをご容赦ください。
「こういう問題が出るからこういう対策を!」という内容ではなく「こういう対策したら受かった!」みないな具合の記事になります。

また、この記事の記載に起因して生じた損害に関しましては一切責任を負いませんのでご容赦ください。


自己紹介

IPAの試験はITパスポート試験、旧形式の基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、情報処理安全確保支援士試験に合格しています。
新形式の基本情報技術者試験には合格していなかったので「そろそろやるかー」と思い、受験した次第です。


科目Bの勉強方法 プログラム・アルゴリズム問題

ズバリ申し上げてしまうと、僕はテキストや問題集を購入していません。プログラム・アルゴリズム用として勉強した内容は、基本情報技術者試験の科目Bの問題の例としてIPAが公開している問題のみです。

そして、それらの解説や解答の記録として、受験者にはおなじみの「基本情報技術者試験ドットコム」を利用させていただきました。
このサイトで令和6年度、令和5年度、新制度サンプル問題として掲載されている科目Bの問題を解いた形になります。これ以外に市販の問題集に掲載されている問題、ネット上で公開されていたりする問題等は1問も解いていません。

個人的には、これらのIPAが公開している問題は、いろんな形式のいろんな題材がほどよく配分されていると思えます(個人的にはIPA側もそれを意識して問題を選んで公開しているような気がします…もちろんこれは完全な主観ですが…)。

プログラム・アルゴリズム問題の個人的な解き方というか、感触というか

この記事では解き方をお示しするつもりはないので、個人的な解き方と言うか、感触を綴ってみたいと思います。
個人的にはプログラム・アルゴリズム問題は2つに大分されると思います。すなわち、
・問題文中に具体的な数字や配列が提示されている問題
 例 array←{1,2,3,4,5}のように具体的に配列に数字が設定されている場合 [サンプル問題問2]
・一般化された問題(入力する変数が任意の場合等)
 例) サンプル問題3,5のように問題で具体的な数や配列が記載されていない場合
の2つです。

前者の場合は、プログラム・アルゴリズムの意味や目的を理解しなくとも、処理を具体的な数や配列に対して淡々と実行すれば解答に至れる印象で、個人的には稼ぎやすい問題と思えました。

後者の場合は、一見難しいことが多いのですが、もし一般的な処理の解釈に詰まったら「自分で何か入力する変数とかをテキトーに決めてやってみる」と解答を絞れる印象でした。
一般化された問題は、当然と言えば当然ですが、自分で決めたテキトーな数字や文字でも成り立たなきゃおかしいわけですから、性質の異なる数(例えば6と16と31みたいに、適当な合成数とべき数と素数、みたいな組み合わせ)とか、配列{1,2,3,4,5}を代入してみて実験してみるのは大いにありだと思えました。また、この際、プログラムやアルゴリズムを実際に辿ってみるわけですから、各行の処理の意味に対する理解も深まります。
そして、それらの処理の途中or完了した時点で、選択肢にそぐわないものがあれば、その選択肢は削れます。悪くとも、選択肢をいくつかは絞れるのではないかと思います。

アルゴリズムについて正直なところを言うと

僕はIT関係の人間ではありませんし、大学等で情報を学んだ人間でもありません。おっさんですので、学校の授業でプログラミングやアルゴリズムを学んだこともありません。

それでも、科目Bの満点をいただけたのは「RPGツクールというゲームで色々遊んでいたから」に尽きるのではないかと思います。何だよその結論!って具合ですが…w おそらく同意いただける方には「たしかにアレは勉強になるよねw」といっていただけのではないかと勝手に思っております…w

ご存じない方にこのゲームについて簡単にご紹介すると、その名の通り「RPGというジャンルのゲームを作るゲーム」です。ゲームを作るゲームというなかなかおもしろいコンセプトですよねw

僕は最近はめっきりプレイしておりませんが、このゲームに結構昔から親しんでいまして、おかげさまでこのゲームの中でだいぶ変数というものの概念、条件分岐、繰り返し処理、のようなことを学ばさせてもらいました。ごめんなさい!こんな結論で!w



セキュリティ問題

実は(?)もし機会があればこの経験を記事にしてみたいとも思っているのですが、僕は基本情報技術者試験と同日の11月23日に、同じくIPAが主催団体である情報セキュリティマネジメント試験を受験していました。すなわち、1日にこれら2試験をダブル受験したということになります…w

午前中にセキマネ試験、お昼ちょっと行くとこ行って、夕方に基本情報技術者試験、という具合でした。そして、僕の場合は情報セキュリティマネジメント試験の対策だけをして、基本情報技術者試験の科目Bのセキュリティ問題を完答できました。

では、情報セキュリティマネジメント試験の勉強として何をやったのかといえば、これも定番の勉強です。
すなわち、「情報セキュリティマネジメント試験ドットコム」さまをひたすら回しつづけた、です。具体的には、このサイトで公開されている令和6年度〜平成30年度、新制度サンプル問題をひたすら解きました。

こちらもおおむね解説がしっかり整備されているので特段述べることもないとは思いますが、個人的に特に意識したことは「一般的には正しいことを述べているけれど、その問題にそぐわない選択肢は選ばない!」です。当たり前のことといえば当たり前かもしれませんが、この意識が大切なのかな、と感じました。
ソフトウェア上の対策を講じなければならないシチュエーションで、一般的に効果のある物理的な対策を選んでしまう、とかですかね。
とにかく、問われていること以外は答えない、シチュエーションにそぐわない選択肢はその内容が正しくても切り捨てる。これが大切だと思えました。


ということで、僕の今のところの結論は
「IPAがサンプルとして公開されている全ての問題を解くが大切なのかな」
「情報セキュリティマネジメント試験を触れておくのもいいのかな」
という形になるかと思います。
いつにも増して内容が無い気がしてなりませんが、お読みいただきありがとうございました!
あと、RPGツクールはいいぞ。




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