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ロビーコンサート復活!新しい面々を迎えて~演奏会の振り返りインタビュー、木管五重奏編~


根岸にある、洋食の名店である「グリルビクトリヤ」

ここでアンサンブルSAKURAの演奏会でロビーコンサートに出演した面々がランチをしているようです。定期演奏会に初めて出たという団員もいるとか。演奏会の感想、裏話を聞いてみました!!

Fl:Nさん,Ob:Kさん,Cl:Oさん,Fg:W(妻)さん,Fg:W(夫)さん

先日は演奏会お疲れ様でした!

Kさん、Oさん、W(妻)さんは、定期演奏会初参加でしたね!いかがでしたか?


K:学生時代の先輩(W(妻)さん)と一緒に、演奏会に出られて本当に嬉しかったです!

今年のゴールデンウィークごろに、プーランクの室内楽を先輩と一緒に演奏したんですけど、今回のように大勢の中で一緒に演奏するのは何年ぶりですかね。吹奏楽と違って、オーケストラってダブルリード同士でアンサンブルをすることも多いんですけど、それがもう楽しくて!
後ろで吹いてらっしゃる先輩夫婦のファゴットが抜群の安定感で、安心して演奏できました!

W(妻):いいこと言うねぇ~!Kちゃん大好き!!

O:二人はいつも仲良しで楽しそうでいいね!

W(夫):うちの奥さん、Kさんに会えた日は家でもご機嫌なんです!KさんがSAKURAに入ってくれて、感謝してもしきれませんね。

O:やっぱり、本番には魔物がいますね!

2番の3楽章と4楽章はアンサンブルが崩れかけるなか、どこでどう入ろうか、入っても弦と合わせられなかったらどうしようかと、冷や汗ものでした。とにかく指揮につけて入りましたが、そこで全体が立て直したので安心しました。

N:前もって打ち合わせた訳ではないけど、クラとファゴットのメロディをみんなで聴いてそこにあわせに行ったよね。

K:木管後列の皆さんが揃って吹き始めたので、そこに合わせるしかないと思ってついていきました!

O:あとは、ロビーコンサートの練習がとにかく楽しかったですね!
遊びで吹いたジブリメドレーで、お互いの歌い方というか、手の内が分かった感じがして、それがロビーコンサートだけじゃなく、本番の演奏にも役に立ったと思います。


W(妻):えっと、先日のnoteご覧ください。

じゃなくて、まずはお疲れ様でした。

いや、疲れましたね。チャイコフスキーを二つ並べるとすごいですね。これを二人で回すのはなかなかしんどかったです。
何より練習で通らなかったので、本番通って良かったという気持ちです笑

ベテラン勢の二人はいかがでしたか??

N:えー、あのー…、アンコールの譜面を楽屋に忘れてしまって…😥皆さんにはご迷惑お掛けしてしまってごめんなさい🙏

W(妻):悲愴が終わったあとに舞台裏に急いで向かわれてたのって、そういうことだったんですね…!

N:そうなんです、楽屋に戻ったはいいものの、そもそも楽屋に楽譜があるのか確信が持てなくて…。楽譜を見つけるまで冷や汗ものでした😅

O:でも、戻ってこられて、自然に一礼して座られてたので、その後も何事もなかったかのようにアンコールに繋げられましたよね!

N:こういうのを年の功と言ってはいけないよね。ただの物忘れ。トホホ…。今後は気を付けますね。
でも、これからずっと、演奏会の度に楽譜忘れたことを言われるんだろうなぁ…。確認は大事!みんなも気を付けてね!!

一同:www

W(夫):いやもう、私はとにかく、プレッシャーから解放されてほっとしてます。

次回の演奏会は、緊張を強いられるとんでもないソロが無いので、オケの練習って楽しいんだなと、久々に実感している今日この頃です。
※詳細は先日投稿されたnoteをご覧ください。

N:ご苦労様でしたね。

W:今回の激重プログラム、いったい誰がやりたいと言い始めたのだろうかと、選曲について話題になったときのLINEを見返してみたんです。そうしたら「打楽器の編成が悲愴と同じなんで、チャイコフスキーなら交響曲第2番が経済的でいいですよ!」とか調子のええことを抜かすアホがいたんですよ。

O:え、まさか…??

W(夫):私です。

N:それは自業自得でしたね。老いた身にはよりハードでしたよ(^_^;)

3年ぶりの定期演奏会ということで、ロビーコンサートも復活しましたが、開演前から盛況でしたね!

↑フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット×2本のちょっと変則的な木管五重奏で、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」を演奏しました↑

オリジナルの弦楽四重奏ではありませんでしたけど、どなたか編曲されたんですか?

W(夫):私です!

W(妻):いやあ、どこからか拾ってきたのを最初に合わせた時、ひどかったよね、、、。最初の一音合わせた時点でもうこの譜面はダメだなと。

W(夫):そう、こりゃアカンと思って、原曲の譜面を見ながら楽譜ソフトでポチポチと編曲しました。

K:吹きやすかったです~!最初のは音が低くてどうなるかと思いました!

N:オーボエにあんな低い音ばかり吹かせちゃダメよね。でも、改訂していくにつれてオーボエにも主旋律が加わって、とてもいいアレンジになっていきましたよねW(夫)さん👏

O:それにしても、弦楽四重奏って五重奏に直しても結構吹くところあるんだなとビックリしました。

N:確かにね!もともと休みが少ない曲も多いからね。

そういえば、前にドヴォルザークのアメリカをやったんですけど、演奏会本編の曲よりも練習が大変だったよね。音数は多いし、一定のテンポで進むわけでもない曲で、あれはもう合わせるのも一苦労😵

W(夫):その節は巻き込んですみませんでした!!
弦楽四重奏の曲って、5重奏にすればもとの曲の8割の労力で出来ると思ってたんですよね。
でも、どうしてもやりたかったんです、ドヴォルザークのアメリカ!このときは学生時代の後輩に編曲を頼みました。


W(妻):え、ちょっと、それ、安易すぎない??

W(夫):反省してます…。弦楽器の曲って、重音とか、トレモロ(※)が割とあって、5人に分けたところで演奏しなきゃいけない音の数ってそんなに減らないんです。吹いてみて初めて気付きました…。

※同じ音、あるいは隣り合わない音を、トリルのように何度も繰り返し弾くこと


W(妻):ウケる🤣ちゃんと原曲の楽譜読まないとね。

今回って、木五は木五でも、変わった編成の木五ですよね?


W(夫):二つ返事で引き受けてくれる人にお願いしたらこのメンツになりました!

一同:wwwwww

W(夫):それもそうなんですけど、原曲の空気感に少しでも近づけたかったんです。弦楽四重奏ならではの、まとまりのある響き。ホルンをファゴットに置き換えたのは、特に今回のアンダンテカンタービレに関しては正解だったなと思います。通常の木管五重奏とは異なる柔らかい響きになりました。

今回の木管五重奏は、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット×2。ホルンはいません。

W(妻):ロビーコンサートで盛大に音間違えたのが心残りです…!

W(夫):編曲してたら、やたらメロディーを寄越せと言うので、仕方なくメロディーを割り振ったら、盛大に間違えててウケるよね。笑いをこらえるの必死だったよ😃

そろそろ次の演奏会に向けて、曲選びと編曲に取りかからないとね!!

第39回定期演奏会(@浅草公会堂)もロビーコンサートを開催予定ですので、演奏会はお早めにご来場ください!
※曲目は未定

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アンサンブルSAKURA第39回定期演奏会
日時:2023/3/19(日)昼公演
会場:浅草公会堂
指揮:高石治
曲目
カルメン組曲(ビゼー)
オーケストラストーリーズ組曲「となりのトトロ」(久石譲)ほか
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