団長も大変なんですよ~演奏会の振り返りインタビュー、団長編~
先日は演奏会お疲れ様でした!!
Q1.今回の演奏会は奏者の入退場が変わったやり方(アメリカンスタイル)でしたが、何か意図があったのでしょうか?
「アメリカンスタイル」のことですよね?
今回の会場の川口リリア音楽ホールは、舞台裏含めて会場がそこまで広くなかったので、アンサンブルSAKURAとしては初めて、この入退場のスタイルを採用しました。
舞台袖の密対策も兼ねてです。その方が人が分散しますからね。
しかしまあ、今回は打楽器もコントラバスもそれなりの人数がいましたので、舞台がいつも以上に狭かった…!
当日の朝、楽器と椅子を並べ終わるまで、舞台に本当に全員乗りきるのか、冷や汗ものでした。
ただ、演奏しているときの気分だけは、この舞台が狭い感じと、響きの良さと、ホールのキレイな内装も相まって、ウィーンフィルの一員になったかのような気持ちでしたね。
Q2.久しぶりの定期演奏会でしたが、何か準備を進める上で難しいと感じることはありましたか?
今回はとにかくイレギュラーの連続でしたね。
3年前の10月の演奏会が台風で中止になってからというもの、様々なことが起こりました。
まず、コロナウイルスの流行。SAKURAって、介護や子育てをしている団員も多いので、ウイルスの流行によって、練習に来るのが難しくなった団員もいました。
練習場所の確保も難しかったですよね。ワクチン接種会場になったり、ここぞとばかりに施設の改修工事が入って練習場所が使えなくなったり…。緊急事態宣言中は練習の中止を余儀なくされました。
また、毎回定期演奏会の会場として利用していた上野学園の石橋メモリアル・ホールが、所有する学園の経営問題で利用できなくなりました。これも痛手でしたね。毎度会場探し、抽選を行わないといけなくなった。
SAKURAとして、あのオルガンを使ったプログラムをやりたかったのですが…。心残りですね。
私はくじ運が無くて、会場をとるのも一苦労しました。あらゆる会場に落ちて、最後なんとか確保できたのが、川口リリアの音楽ホール。舞台の広さに少々難がありましたが、今回の演奏会はもうここでやるほか無かった。
開催にこぎ着けるのが本当に大変で、これまで経験してきたなかでもかなり印象深い演奏会になったと思います。
Q3.団の活動を続ける(うまくまとめる)上で、工夫してること、心がけてることはありますか?
うーん、何ですかね…。あまり意識したことがないなぁ…。
例えば、費用の面。団費だったり、演奏会費だったりは、出来るだけ負担が大きくならないようにしています。あまり大規模な曲をやるとお金がかかりますからね。それが負担で続けられなくなる人が出るのは、本末転倒ですよね。財布(会計)の状態は気を遣いながら曲を選ぶことは大事です。
オールチャイコフスキープログラムって、様々な組み合わせが考えられますよね?今回のように2番と6番を演奏したのは、実は使う打楽器が同じだから、というのが理由のひとつです。気づいた人いるかな?
どうせ同じお金出して打楽器を借りるなら、出来るだけ同じ楽器を使って演奏できるものを選んで、一発でも多く叩いた方がいい。
あとは、何でしょう、とくになにか特別なことはやってないかな。
とにかく、皆さんそれぞれに抱えている事情は違いますから、かくあるべしという押し付けをしないことは意識しています。
最後に、今回の演奏会の感想、団員へのメッセージなどございましたらどうぞ!
そんなそんな!わたしなんて偉そうに団員向けにメッセージを言うような人物でもなければ、そんな立場でもないですよ!
とにかく、次回はのプログラムは老若男女問わず、楽しく聴けるものだと思うので、皆さんと楽しんで演奏できればいいなと思ってます!!
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アンサンブルSAKURA第39回定期演奏会
日時:2023/3/19(日)昼公演
会場:浅草公会堂
指揮:高石治
曲目:
ビゼー/カルメン組曲
久石譲/オーケストラストーリーズ組曲「となりのトトロ」ほか
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