楽しみを諦めた話
週末はライブに行く予定だった。楽しみにしていたが、諦めた。
週初めに風邪をひいて高熱を出したせいだ。
インフルエンザやコロナではなかったし、病院の薬を飲んでとにかくたくさん寝て、熱もすっかり下がったのだが、本調子とは言えない。
一般的な人なら3日も休めば元通り元気になるのかもしれない。
しかし私はいかんせん体力が無い。平常時であっても疲れやすい。熱が下がっても体は万全とは言い難い。体が重くてすぐ疲れたな……と思ってしまう状態だ(まあいつもそんな感じなのだが)
今の状態なら感染を広める恐れは無さそうだし、行こうと思えばきっと行けただろう。
でも行って調子を崩してその後の仕事に差し支えたら?
そこにはやはり自信が無かった。
今回の風邪で既に仕事を2日休んでいるし、月末は忙しいのでさらに休んでしまうことになったら罪悪感がある。
行かない事にしよう。都会へ出かけるのは普段でさえなかなか体力を使うし疲れる。
仮に意を決して行くにしても、その日たまたま休みだった父親に説明するのがとてもダルい。割とこっちの方が大きかったりするかもしれない(小声
アラサーにもなって勝手に外出するのも難しいんか~い、というツッコミを受けそうだがそういう家なんだ、はい。
私が頑丈でないことはもちろんわかっているので、病み上がりなら止められるだろう。
うん、わかる。めちゃくちゃ丈夫な体が欲しかったな。なんで2ヶ月前にインフルエンザになったばっかりなのにすぐまた高熱なんて……
チケットはもう引取してコンビニで発券も済ませちゃったし、リセール手続きもできない。
個人的にお譲り先を探すにしても郵送は間に合わないだろうし買い手が付きそうも無かった。
そんなわけで1枚10,000円弱のチケットは役目を果たすことのない記念の品となってしまった。
こうなるとは想定していなかったので未加入だったが、チケットガードという保険サービスはこういう時のためにあるのだなぁと思った。
しかし急病が理由の場合は診断書が必要になるとかなので、どちらにしろ申請できなかったことになるが。診断書をもらう機会なんてそうそう無さそう……頼んでお金払えば書いてはくれるんだろうけども。
一見無駄な出費をしてしまったかのように思えるが、イベントへの応援になったと思えば……
そう思うしかない。空席にしてしまうのは申し訳ないが、少しでもチケットが売れてイベントが次に繋がってくれれば……オタクは微力ながらそう思うことにした。
ほんととても残念だし悔しいけどね……!
配信もあるから配信チケットを買ってお家でじっくりアーカイブを楽しもうかな、と今は考えている。
数ヶ月後にもライブの予定が控えているのだが、それにはちゃんと行けるようにしたい……でもチケット引取はギリギリにしようかなと考えてしまっているチキン。
多分私は仕事をすると具合が悪くなる。ひたすらステイホームしていた離職期間は風邪の一つも引かなかったなぁ。電車も乗らなかったしな。
結論:労働は健康に悪い
でも労働しないと娯楽も楽しめない、つらいね!!!
応援したいと思ってもらえたら、サポート頂けると励みになります。限界生活の糧にします。